私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

教え方、方法も進歩しなくては

おはようございます。

17日は犬の学校(6月からはワンニャン心のサポート協会(=略称サポート協会)が開催する形に持っていきたいなぁと思ってます)で、雷と花火などの恐怖症についてお話ししようかなと思っていて、

って感じに積まれた参考書をざっと調べ直し。

2002年版のこちら

 

コンパニオンアニマルの問題行動とその治療 (KS農学専門書)

コンパニオンアニマルの問題行動とその治療 (KS農学専門書)

 

 の中に、冒頭の灰皿投げの根拠を発見、しましたね。

また愛情遮断の根拠もあった。

ただね・・・。

犬も人も同じ

charliemama3.hatenablog.jp

という科学の進歩による実験結果が出てきた以上、方法も変えられて然るべき、だと思います。

そう思わない、思えないということは過去に学んだことから進歩がないのだな、と思っているんですね。

教える側も学び続けなければならないのではないでしょうか。

今日もよろしくお願いいたします。

 

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犬との遊び

 

犬と遊んでますか?

って言うと、おもちゃで遊ぶとか、犬を遊ばせるとか(ドッグランで勝手に遊ばせるとか)、クリッカーゲームとか、おやつ探しさせる、とか。

そういうことしか浮かばない人が多いですね。

犬とプロレスごっこしますか?の質問に

???

だったり、

興奮させるからNGだと思っているとか。

じゃあ、犬の頭の匂いとか耳の匂いとか、肉球の匂いを嗅ぐとか

トリミングごっこ、お医者さんごっこ(笑)そんな遊びはしていますか?

そういう積み重ねがないのに、いきなり激しく遊んだりしたら犬は、そりゃあ興奮を越して怒り出すかも。プチフラストレーションためながら動けば怒りに転嫁しても不思議ではないですからね。

触れ合い。

犬の方からすり寄ってくることを良しとしない人もいる犬飼い不思議世界で、

何か大きな忘れ物をしていませんかと、大きな声で叫びたいです。

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昨日は一日風が強かったですね。

今日は穏やか~。

通常運転の方もお仕事の方もご機嫌な一日でありますように。

 

 

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楽に、緩める

おはようございます。

様々なお花の楽しい季節になりました。

乾燥肌には(笑)嬉しい湿度だったりします。一日曇り予報。

今日は新横浜でリードワークワークショップです。

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初参加のホームズ君のママが、ライチ君のママにお借りしていた3メーターリードを返してご自分のに付け替えてひと言

「長いと楽~」

って。そうなんですよね。楽なんです。

でも決して私たちの使い方は人様の邪魔になるものを「目指して」いるのではないことは、ずっと継続して学んでいる方を見ればすぐわかります。

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samiさん

束ねて片手でこんな感じ。いざとなったら右手も出します。

短いリードを使うと物理的に犬との距離は縮まりますが、お互いに引き合ってませんか?リードは張れてどちらも苦しそう。

アドレナリンが上がって楽しいリラックスした散歩には程遠いです。

毎日それが続けば身体にも不具合が出ますね。

リードの長さに余裕があれば、リードが張れた時に10センチほどスライドさせるだけで

お互いバランスよく歩けたりします。

緩めることでバランスは取り戻せます。

 

リードは短くなければならない

○○しなければならない、という一度聞いたもの、自分の中に出来上がったものをもう一度検証する作業はとても大切です。

もちろん、私自身もその繰り返しです。

では今日もよろしくお願いいたします。

 

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埼玉お散歩トレーニング終了しました

おはようございます。

この↓美味しそうな^^;桜が出番待ちの埼玉彩湖道満グリーンパーク。

埼玉お散歩トレーニング終了しました。

 

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秋ヶ瀬から始まり長い間通った埼玉。座学と散トレ終了しました。

お疲れ様でした!ありがとうございました。

charliemama3.hatenablog.jp

何度でも。

 

人間のコマンドが犬の言葉を失わせる、ことは往々にしてあります。

人間が危険と思っても犬は匂いで危険ではないと判断したり。人間がボディランゲージやシグナルを読み違えて対処して犬に混乱を与えたり。

そのカルチャーショックを最小限に抑えようよ、という意味の3メーターリードです。

多くの方がロングリードをずるずるさせて使う方法とは違うし

飼い主さんにもプロっぽい使い方をマスターしていただくので

まるで犬とダンスしているようになってくる。

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いろいろつながって犬と人とが微笑ましい様子を現します。

トレーニングで出来上がるものではなくて、やっぱりコンディショニング。

そこはきちんと、これまでと同じようにお話しし続けます。

 

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犬も猫も同じに

おはようございます。

4月。

粛々とベーシックなものの構築に励む日々です。^^;

 

 

猫にトレーニングなんてとんでもない、

犬にだってトレーニングは必要ない

そのどちらも考えたことがなくても、そうね…言いやすい

「うち子はとれーにんぐ(しつけ)できてなくって~」

っていうのも、同じかな。

そういう人にとっての「トレーニング」って何でしょう?トレーニングカテゴリーの中に、チャーリードッグスクールが大切にしている古典的条件づけベースの取り組みは、たぶん入っていない、はず。

だからまずは「古典的条件づけベースの取り組み」はどういうものかをお話ししています。

過去記事を読んでいただければ分かっていただけると思います。

が系統立てて学びたい方、また

別物と考えることで「犬」特に問題行動についてみる目が違ってきます。

否定しない人になれる。そういう人と一緒にパックウォークするから癒されるわけであって、そう思わない人と歩けばもにょり感満載になって胃が痛くなるだけ・・・。

私はそう。だからこそ学んでもらっています。

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モッコウバラも準備中。

 

養生サロンというFBのグループができて私も入っていますが、Twitterの養生予報はピタッと終わった・・・。

私もこのブログどうしようかなぁと思ったわけですが、まあこうして続けてます。

犬ともっとよく暮らしたいのだけど何だか暮らしが楽しくない、と思っている方に届きやすいようにって…そう思っているから。だからまずこのブログに来てもらって自分が整うこと必要だよね、と思ったらサロンへも。

そんな思いを抱きながらこちらもサロンも充実させていきたいです。

あ、嘘じゃないですよ(笑)エイプリルフール。

では今日もよろしくお願いいたします。

 

 

ドッグコンディショニング

コンディショニングと言うと調教っていう意味合いもあり。
自分の好みに作り上げるという感じが嫌な人もいると思いますが、
完全なその子の状態にその個体なりの完全さを取り戻させる、という
東洋医学的な発想を持ったしつけのメソッド

 

コンディショニングといっても犬にとってうれしい刺激で自発的な行動を強化させます。

好ましくない行動を、大好きな飼い主さんが繰り出すインターセプトで止めて行きます。

それは犬にとっては迷惑だったりしますが、毎日の取り組みでそんなに嫌じゃないかも、っていう関係になれるはずです。

そのように私たちは嫌なことをそんなに嫌じゃないと犬に理解できるように自分が緩衝材、エアクッションになるわけですね。

愛護の現場で活躍する人に一番必要なことでもあると思います。

 

 

charliemama3.hatenablog.jp

 

charliemama3.hatenablog.jp

春のお花が続々開花中。あ、そんなところから出てきたの?っていうところに芽が出て来たり。

楽しみが尽きません。

天気はどんより、肌寒いですしね。

明日は滋賀合同お散歩トレーニングです。天気持ってくれ~!って感じ。皆さんも願ってね。

 

では今日もよろしくお願いいたします。

 

 

犬と人との、正しい依存=愛着の形成

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おはようございます。

今日は横浜散トレ振替日その1ですが、まだ開催かどうか決まってません^^;

開催であれば出かけるまでに時間があるので、ちょっと書き込んでからと思います。

社会化不足で何が起きるかと言うと、一番の問題は

馴染まない場所、初めてであることに対する過剰反応が起きることですね。

今ハク母さんのところのももちゃんがそう。

人間が人間社会をかなり早めに教え込まないと(繁殖するものの役目なんですね)

迎え入れた人が大変なことになります。

まあ犬それぞれの性格もありますけど、のんびりした動きがゆったりした犬は大げさな動きをしませんが、心のダメージはやはり大きいかと思います。

わが家にいたラブラドールの姉妹も両極端だったので・・・。

まずは脚側位置につけることから始めた方が良い犬もいます。

それは主従関係云々ではなく、過剰反応を出させない位置だからです。

ボディランゲージを感じ取りやすいので早めに手を当ててなだめられますよね。

そういう繰り返しで、人間社会には怖いことがいっぱいあるけれどすぐに助け船が来るよ、と犬が思える。

これが人との社会化の基本になります。

正しい依存=愛着を形成するということですね。

人は様子見せず、まずは早すぎるかな?というタイミングで犬の感情をなだめる。そのためのおやつは有効ツールとして装備しましょう。

また声や、言葉や優しい手、足、身体。

その全部で「あなたを守るよ」を体で教えてあげて欲しいです。

 

ではでは、今日もよろしくお願いいたします!素敵な一日を~。

 

 

 

トレーニングというと・・・

トレーニングというと

色々な考え方があるので、必要ないとか、かわいそうとかまたはガツンととか。

パックォークを基本としたスクールなので、ということは

良い「気」を発することでまとまる、ことを重視しています。

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なので、トレーニングについても自分がどう考えているかの定義ではなく

トレーニングとはどういうものかの「本当の定義」を携えて集まっていただきます。

定義は大事です。

繰り返し練習すること。

できるようにすること、出来たら定着できるように一生涯繰り返すこと

という感じですかね。

繰り返し行う「自分」が大事。

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それぞれ自分自身取り組む人が集まるわけですね。みんなそれぞれ小さなパックでトレーニングする、その集合体です。

小さなパックがいつも行っているハズバンダリーやもの慣れの練習を違う場所でもやってみているよ、という場所がお散歩トレーニングです。

いつもお話ししていますが、あの人はどう考えているのかという腹の内を探り合わなくても良いから心地よいよね、の場所で。

犬たちはお母さんの気分に非常に左右されるので(昨日もその場面に遭遇しました。てん母さん、いつもありがとう。元気にみんなで今年も頑張りましょう!)揺れてもまた戻り必ずあなたのワンコさんを見てより良い接し方ができるようにしましょう。

トレーニングという名がついていますが私の提唱するパックウォークはコンディショニングなので犬をひっくり返したり犬が脅威を抱く方法を人間が取りません。

ここの部分=人間が脅威を与える=人間が上だと知らしめる

ことがトレーニングという誤解が多くの方にあるようです。

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たとえば、このごるごさんとシュパース君。

この形でシュパ君を「よしよし、おりこうさんだね」ってなだめています。

これを怖い声で「NO!」って…言ったら?それもなだめると=興奮が落ち着いたらなだめていると思う方が少なくないのではないでしょうか?

形は同じでもやっていることが違う、ん、違うか。理念が違うと言ったらいいのかな?

犬にとってどうか?という犬が感じるものが全然違うと思います。

トレーニングの誤解はここら辺の理解のなさから生じていないでしょうか?

それをなくしていきたいですね。

今日もよろしくお願いいたします。

お台場海浜公園の早咲きの桜、蕾がこんなに膨らんでいました。

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素敵な一日を~♪

 

 

知識の更新は大切です

おはようございます。 写真は水元公園。落ち葉も美しく四季を感じながら気持ち良くみんなでお散歩できました。 トレーニングにもいろいろ。

仲良くなるために必要のないトレーニングは要らないですね。 何が要るか要らないかは人それぞれで良い、というものではないと思います。 どうでしょうかね? 飼い主さんにとって最も必要な情報はそこではないでしょうか? トレーニングなんていらない、という言い方も違うし、今が肝心だから我慢して犬の上に立つというトレーニングも違う、そうではないですか?

こんな常識的なことが常識として存在していない犬の世界で、犬の業界の中でも手つかずですまされているのが=プロでも知識の更新が成されていない、プロというのはしつけのプロだけではないです、医療も美容の世界の方もトレーニング理論は古くないですか?手つかずにすまされていると見えるしつけやトレーニング。由々しきことではないでしょうか。 リードをそんなに引いたら体に悪いよ、しつけで体を壊したら悲しいよね?と。そういう基本常識がまったくない、ですよね? だから変えて行きましょう。

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トリマーさんにお話を聞く機会が今年はとても多くて。

咬む子が多いですね、って・・・。で彼らはどうやって対処しているかといったらなだめながらだましだまし。

でも、咬むことはプロのトレーナーさんに相談してくださいねって、お願いするそうですね。

どうしてそういうことが起きるかというと?

だましだましやったり甘やかすから咬む犬になると信じているからではないでしょうか?

学校や先生に習った、犬は人の上に立ちたくて攻撃する理論を信じる信念がゆるぎないなぁと思います。

不安で嫌だから咬むんですね。

だから最初、不安や嫌にならないように辛抱させられないから咬むのです。

言い換えると、辛抱のさせ方が下手だった、ということですね。

上下ではない、のではないでしょうか?

猫と犬は違うと言い過ぎる方が多いのも気になるところですが、猫も犬も人間も攻撃的な感情がどうやって生まれてそれが出るか辛抱するかは同じ機序だと思います。

さて明日は埼玉座学。準備頑張ります。

また新しい座学を行いますので2時間くらいのを予定していますのでぜひぜひ初めての方にも来ていただきたいと思います~。

開催依頼もお待ちしています。

人として恥ずかしくない方法で何とかしたい

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おはようございます。 季節外れの変わりだねひまわり。福井グリーンセンターたまねぎハウスの前のプランターに咲いていました。

横浜座学終了しまして、動画も少し、ホワイトボードに書くこともなく、延々話し続けるわけですが、攻撃性のお話は力が入るのですがなるべく感情を表に出さないように淡々を心掛けます。人間社会でこじれる犬の攻撃行動は 理由はなんであれ、捕食行動は冷静な興奮ですが、他はパニックです。

咬みの問題、最初犬として当然の

「やめてね」

「ちかづかないでね」

「そっとしておいてね」

が通じなかった、反射的に出た、ついつい出た

それをことさら抽出して直そうと躍起になって…こじれてしまうのだと感じています。

甘噛みの時期、歯をあてさせないように躍起になる方が大部分だと思いますが、

人間が冷静に、犬が興奮しすぎないように対処できなかったかな?

まずはそれが最初の一歩。

犬が攻撃的な行動を起こした時、うろたえず

「どうした?」

という目を持てなかったかな?

最初できなくても、学んでできるようになれなかったかな?

そうやって教われる場所が皆無ではないでしょうかね?

犬の学校ブログをこうして毎日書き綴り、お悩み相談室と書いていますが

結局、いろいろなところで相談できないこと、悪化してしまったこと、しまいそうなことが届けられます。

私たちがパニクった時、NO!って叱られたら違うって思いますよね?思える人が犬に対してそうできないから、じゃあどうする?ということで困っているわけです。

犬をひっくり返したり吊り上げたり怒鳴ったり大きな音を立てたり物を投げたり無視し続けたりが日常的にできない(=これは人として正しいです)人が、もっとより良い方法を求めてくる時に、与えられる人がどれだけいるでしょう?

だから飼い主さん自身に学んでいただきできるようにしてもらっています。

心に寄り添えるしつけ方が広がりますように。

多くの方に伝わりますように。応援よろしくお願いいたします。

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トレーニングと言うよりコンディショニング

福井お散歩トレーニング終了しました。

一転今日は雨ですね・・・。かなり強く降る小田原です。

 

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犬への接し方、

犬ってこんな感じに触ると嫌がるよ~。

たとえば手を頭の上から降ろしていい子いい子すると、嫌がります。

って聞いてことはないですか?

平気そうな犬も、ストレスを感じているよと言うシグナル例えば耳の位置の変化やまばたきや目を細めたり舌ベラをペロッとしたり。

見逃してしまいがちなシグナルが出ているものです。

ただ、昨日もお話ししたように、程度の差ってあります。

そのようなシグナルを出す子もいれば、ガウって空噛みする犬や実際歯をあてる犬もいます。

それは犬が挑戦しているわけではなく、その様に反応する犬もいるんですね。

そこの受け取りというか、言い方が人にもいろいろだったりするので多くの繊細な犬の飼い主さんはうろたえるわけです。

プリミティブな犬種ほど、大げさなシグナルや防衛行動を取りますので、

ガウって・・・しやすいです。

 

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犬は嫌がっているからって犬を理解している人でも、自分の犬、または自分が触ったときの相手の犬、生徒さんの犬、自分とは違うトレーニング法で頑張る人の犬がそういう行動をすると一転

「危険な犬」

って言いやすい。本音と建前が知らず知らず出てしまうくらい、犬の攻撃行動に対しての受け取りが深刻になってしまう方が多いわけです。

「そうすると嫌だと受け取る犬もいるから気をつけましょう。嫌がられたらそういう犬もいるということを受け止めましょう。それもまたその子にとっては普通と受け止めることで、成長を待ってあげましょう」

そんなことをお願いしています。

 

私がご相談を受ける犬の範囲はとても広くて、いわゆる犬、人間がイメージする「犬」を飼育する方にとっては、

「どうしてそこまで考えるの?そんなに勉強しなくてはダメなの?」

って思われると思うんです。そのようにおっしゃいます。

でも、難しい犬っていますので、そういう犬たちがかなりダメージを受けてやってくると、もはやトレーニングではなくリハビリです、必要なのは。

そこで思うことは、犬たちにとってまず必要なことはトレーニングと言うよりコンディショニングだよねと。

気持ち良い刺激で心を整えるところからだよね、ということを思います。

 

ドッグコンディショニングトレーナー 

ドッグコンディショニングトレーナー - 私は社会化のドッグトレーナー

過去記事ですがよかったらどうぞ。

お散歩トレーニングと言うのは

「犬が嫌いなのに逃げられず無理をする場」

ではないです。実際ご覧になれば分かります。運営する側にとってはどうしよう!?と^^;思うくらい犬と犬が離れていて、パックウォークとは言えないのでは?と感じるかもしれないくらい、距離を取ります。距離を取らずとも良い犬もいる、ということなんですね。

 

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その距離を取る時も、犬には匂いで自分がどこに属して誰が今日の仲間ではわかると思います。そのくらい優秀な鼻を持っていますから、それが機能できるように飼い主さんはリラックスできるように整えてあげます。

その時に必要な感情を整える方法をブログや座学で学んできます。お散歩トレーニングは実践の場なので、そこで知識や方法を学ぶのではありません。

 

かなり前向きに勉強してくださる方の集まりです。

叱り声も犬の悲鳴も恐れる体臭もしない場なので犬たちも人もどんどんリラックスできます。

逃げられないから無力感を抱くわけではありません。

吠える、犬を怖がる、攻撃行動をするなど、ぜひブログを参考にしていただきたいと思います。

お散歩トレーニングは見学大歓迎です。座学や犬の学校にもぜひご参加ください。

 

 

自分を整える

おはようございます。 風が強いですね。

明日も気温が低くて風が強い予報ですが・・・。

晴れ予報は晴れ予報です。水元ですね。 風にあたると私はめまいが出やすいので気をつけていますけど。

いろいろお年頃の方^^;多いですので寒さ対策は十分にお願いします。 では今日もよろしくお願いいたします♪

 

 

「しつけ教室行ったんですけど」 って・・・。開口一番、飼い主さん。 ん~、行く行かないより、行って何をしたかが知りたいです。 するよりしない方が良いことってありますので、しない方が良いことをしている教室だったありますし。 あの犬には問題ないけどうちの犬には無理、ということを人間の都合で延々続けて、犬との関係が悪くなっているということはないでしょうか? 今日はブロマガの前書きをいれました。 ブログ内容も技術ですので、多くのプロで仕事をしている方に失礼のないように有料記事で学んでいただいています。 過去記事は無料の一般公開ですが、私の方法も日々進化していますので、ぜひ一緒にチャーリードッグスクールで学んで日々のワンコさんとの暮らしに役立てていただきたいです。

 

横浜お散歩トレーニングで 名前を呼んでおやつ、

の総論というべきお話をしました。

10月、お散歩トレーニングを再開にあたってブロマガ購読を必須とさせていただきました。 それによって断然、話の伝わり方が良いよね、と感じています。

 

以前と同じように一からお話ししようと思ったとき、目があった飼い主さんの理解度に 「あ、そうかブロマガでお話ししていてもう理解していただけてる」

と・・・わかります。

10月以降、お散歩トレーニングに出られた方は7月のブロマガを読まれていない方もいるかもしれません。

http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-date-201407.html

7月はお散歩トレーニングって何でしょうか? というところについて書きましたので、二次強化子、犬にとっての距離が大切です、というお話なんです。

 

 

慣らすために慣らそうと思うものの近くにいさせ続けて唸ったり吠えかかったりを強化子がちな社会化トレーニングで 私のトレーニングはそうではありません、というとびっくりされる方が多くて、一回出てもう来ない方の中に 「せっかく犬がいるところに行ったのに慣らさせてもらえない」 と感じる方がいるようです。

 

慣らす、について人間側がしっかり学んでいないがために、

自分の考え方で犬に無理強いしている その時 「犬を犬からと遠ざけてください」 というと・・・犬を引っ張ってしまう。

 

色々理解されていない方が多くて、ブログを読む、ということでも人に寄って伝わり方が違うのだなと。 なので、もっと突っ込んで記事を書くことにした、それがブロマガです。技術料を頂くということでのご購読をお願いしています。

 

名前を呼んでおやつ・・・。

自己紹介時、輪になったとき犬同士の距離が近くて、目が合ってはガウガウする場面も 時にあります。 犬ははったりをかますことが往々にしてあり^^; でも犬同士、あまり気にしないと思います。 犬とあまり馴染んでいない犬がとても多くて、ただ、 ガウガウ言われたら、相手の犬は逃げますよね?距離を取るわけです。

人間から見たらよからぬ経験と思うかもしれないけれど、犬たちにはそれもコミュニケーションです。

匂いやその後の行動で 「あ~、あの子は怖いんだ、でも気になるからまた近づいちゃおうかなぁ~」 って・・・ 思うかもしれないのが犬です。

相性もありますよね。

そのくらいゆるく考えて、犬と付き合える余裕が飼い主さんに出てくれば 吠えかかられて帰ってきた自分の犬に 「吠えられちゃったわね~、でも頑張ったね偉いね」 って穏やかに言えば、ネガティブなものを条件づけることはないでしょう。

犬は人の数倍の観察力で人間の行動や表情を読み取り、自分の行動に条件づけしているのです。

犬の行動を何とかしようとするこちらの慌てっぷり、たとえ発する声が 「NO!」 という毅然としたものであっても、慌てっぷりを犬は採用し、犬を追い払う行動にまい進する、ように思います。

人間が整うことが大切です、とお話ししています。

ガウガウ吠えかかった犬の名前を呼ぶ時、ニュートラルに呼べますか? ニュートラルにというのは あなたが犬を迎えて犬の名前をつけましたね?その時の気持ちを込めて呼べますか?そういう感覚。

吠えかかるのをやめさせる気持ちを込めるのでもなく こっちへ戻ってきなさいの指示を込めるのでもなく アイコンタクトを求めるのでもない。

ニュートラルに呼ぶことで犬は我に帰り純粋に呼ばれたことに良い気持ちで反応するでしょう。 そうしたらかける言葉は? 「いいこね」 で。

そして次も吠えかかりそうになったらすかさず止めて 「やめなさい。それはしないよ」 で、止めていきましょう。言葉でわかるようになります。丁寧に毎日繰り返していきます。 この過程をすっ飛ばして、止める方法ばかり探していませんか? それを習いにしつけ教室に行く、ブログを読み漁る、その考え方をまず変えていきましょう。

そういう自分を立て直すためにも名前を呼んでおやつをお願いしたいと思います。 

【ブロマガ】ご褒美

DINGOさんのクリッカー塾でとっても興味深かった、というか共感したお話し。 それは…ご褒美に関すること。

二次強化子の有効性。 ビンゴゲームだったかな?DINGOさんのクリスマス会だったかな?何かのゲームで飼い主さんがせっかく獲得した 商品を置いて帰っちゃった、ってお話し。

あたるまでのワクワク感に比べたらもらったものの価値ってさほど大きくはない、というようなお話です。

これについて 「そうだよね!」 ってあなたは思います?

「ん~・・・でもね。」 って思います?

ノーズワークで見つけておやつがゲットできるのは探すことのモチベーションを上げるためで おやつをゲットさせたい、そうしなければ犬がかわいそう、だからではありません。 おやつを使った取り組みの失敗は多くの場合食べ物を前に要求吠えが酷いとか、興奮が酷い状態になることなのですが、それが悪化すると、もらえないからイライラして攻撃的になります。

そうなってくると・・・おやつを使うと云々、になってしまうのだと思います。

落ち着いた状態が犬にとっての喜びだとすると、それが究極の喜びだとすると すーっと静まった精神でいられることもご褒美になりますから、 ○○をしない状態をさせる系のトレーニングの場合はおやつを出さない方がうまく行くのですよね。

ワンクリックワントリーツは、行動を教える時に必要になってきます。 ということでクリッカートレーニングで状態を教える(特に落ち着きを教える)時はかなり上級のテクニックがいるのではないかなと思ってます。

無反応とクリックをうまく使わないと、バタバタ興奮させるように(時に食べ物を前にした時吠えやすい)なるかなと感じています。

吠えの矯正、攻撃性の矯正をオペラント条件づけだけで行うことには限界があると思います。(弱化の方法が非人道的だったりしますので)

なので、距離を取る。 自ら離れることで感情をなだめるという古典的条件づけを組み合わせて、その場合食べ物を使わないで落ち着きが報酬になる。落ち着けるように距離を取るとか、自分からカーミングシグナルを出すとか、になってくれたらいいなぁと。

今そういう取り組みをしてもらっているワンコさん多いですが、 今日のジャズ君もまあまあ良い感じになってきたかなと思いました。

まずは場所に慣れる。この場所好きかも。 知っている人がいる、その人とは犬語で会話できる、その人は私ですがそういう人もいるなじみの場所、 として小田原の城址公園と広場が条件づけられているわけで。

そして今日は二度目の散トレでした。(一回目は水元)

 

みまさやに自慢焼きを買いに行く道中です。 まったく吠えないわけではなく、吠える時は踏ん張りが必要になります。

ウィークポインとが出ると飼い主的に凹むかもしれませんが、それを直すわけですから凹む必要はありません。 凹むことがたび重なると不思議なもので人間はそれを無意識のうちに見なくしちゃうんです。

これ不思議ですが・・・。 だから問題が起きていても見えていない方は意外に多いのです。 だから問題を感じられて参加できることは素晴らしいのですよ。

意識できて初めて直す部分に照準を絞れます。

私は10年、問題行動だけに向き合ってきましたので^^;大概の犬の行動には驚きません。 また犬の問題に気づけない方が無意識で犬に正解を与えて報酬を与えて強化している様子はよく見えるようになってきましたので、むしろ意識的に無反応を返すとか、犬語を使ってリラックスすることを報酬として用意するとか そういう方法の有効性にかけています。

この写真、遠く離れたジャズ君にアポちゃんがカーミングシグナルで会話しています。 その後も何回か吠えあうことがありましたが、吠えあうのは決して失敗ではなく 彼らには彼らのコミュニケーションがあるのでしょう。

 

トレーニングセオリーを変えたい、位の意気込みでやって行きますので、皆さんも頑張って学び続けてほしいと思います。

総合的に。

【ブロマガ】人側のトレーニングですよ、とお話しする理由

飼い主というのは、犬たちにとって二次的に条件づけられて 嫌なものにも好きなものにもなる、存在であるということをお話ししました。

こう考えていくと 飼い主をなめている とか この犬は人の上に立ちたがっているから人間の指示に従わない という言い方がどれだけ真実とかけ離れているか、無茶苦茶な考えなのかが見えてきませんか?

良くも悪くもなる存在。 犬が言うことを聞かないのは、あなたのいうことを聞く必要を感じていない、か 何を必要とされているのか理解できない方法で言われている、とか ・・・ 犬側の問題ではない・・・?のでは?と思いませんか?

だから、あなたのもとで犬に何をすべきか教える=トレーニングする必要があります。

そしてそれはあなたが教えるのであなたが教え方を学ぶ必要があります。

ということで、犬のトレーニングと言っても犬だけの問題ではなく、人間のトレーニングが主体ですよ、と考えているのです。

だからトレーニングに行っても犬が良くならない という言い方自体を見直す必要がある、ということです。

飼い主というのはたくさん見直しが必要ですね。そういうことも楽しむ、動物と暮らすということはそういうことではないでしょうか。

 

*********

 

以下、FBでハズバンダリートレーニングについて投稿したのでこちらにアップさせていただきます。

親指と人差し指でおやつをつまんで後の3本の指を伸ばしておやつを与える。咬みが出やすい子に手に対して馴化するときの手の形ですけど。

この形、お手入れの時に役立つのですけど。

目薬とか。目薬見せておやつの前に目薬をする体勢までできるようにトレーニングされるといいと思います。

片手でのマズルコントロールもどきも。

ハズバンダリートレーニングですね。自分から協力する形に動いてもらう、が基本で、受動的な対提示を続けていてもなかなか次につながらないと思います。

 

 
 
 
 

犬のために良い人になりたい

横浜座学終了しまして、一日おいて(今日ですね)明日は名古屋です。 名古屋はプロの方が二名、参加されます。 横浜は、定例の座学という形になりつつある、というかすでにそういう形ですので 新しく取り組み始めた方が参加されると、かなりびっくりされてしまうのでしょうね。 「そこまで理解しないとチャーリーママの方法はできないですか?」 とストレートな、素敵な意見をいただきました。 即答 「いえ、大丈夫よ」 と私。 いずれ知りたくなる、とお話ししましたが、それも今は信じられないというか重荷かもしれませんね。 取り組み続けてある程度達成されている方は 自分が学んだこと、気持ちなどを一気にお話ししたい衝動に駆られるかもしれませんが、それも重荷になるかもしれません。 待ちの姿勢は、犬に対してだけではなく飼い主さんに対しても持ちましょう。 取り組みの途中で頓挫される方も多いですが、それでも、取り組みの姿勢を保ちながら犬と暮らしているわけです。 それぞれの、まあまあの暮らし方があればそれでいいと思います。 中には 「効果がない」 「あんなこと学ばなくても犬と暮らせる」 と言いだす人もいる。そういう人の前には、待つ姿勢は無力感を伴いますが そしてそういう方は 「その時、言ってくれないとわからない」 と言われますが。多すぎる情報は混乱の元。焦らず自分で納得できるように自分で取り組みを組立なくてはなりません。 そのお手伝いはしますが、組み立ては犬の親である飼い主がします。 そういう責任を担うということです、犬を飼う、飼い続けるということは。 相手のせいにしない、ということはこちらも、教わる側も持ち続けなくてはフェアな関係とはならないでしょう。 日本は世界に比べて、犬を飼う時、どうしても細かすぎるような気がして、 その割にしつけに関してはおざなりな方が多いような気がします。 しつけというのは、その暮らす環境に馴染ませるということ、でしょう。 だから親として、 吠えてはいけない時に周りに不愉快な思いをさせない介入で吠えをいち早く止めるとか 行かせたくない場所には行かせない、とか。 リードを握っているときは犬から目を離さず、社会に調和させるように足元にいさせるとか。 そういうしつけの上に、犬とのアクティビティを行わなければ、犬は社会から疎外されるでしょう。 そういう犬に育ててしまえば、行かれる場所も限りがあります。 私の方法はまずは叱らない、わけですが、 頓挫される方は叱らないの意味に到達していませんので、方法自体が悪者扱いされる危険性があります。 ルール無用のしつけ方、のように。 犬の欲求階層を考えることと同時進行で、犬に対してのしつけを。 しつけという言葉が嫌いな人は、他の言葉を当てはめてでも、いわゆるしつけられた犬にしてあげることが 本当の犬の幸せ(人間に受け入れられる犬として育つ)につながるはずです。

犬たちも、視覚優位で、聞いていないのではなく聞こえていないと思わせるような状況って多くないでしょうか? 特に不安を感じているとき。 人間社会、家庭の中でなぜ犬たちが大きなストレスを受けるかというと 「大丈夫」 と言いつつ、人間同士がかなり緊張した表情で暮らし続けているからではないかな、と思うことが多々あります。 良い人には私自身なれそうにはないけれど、犬たちの視覚優位の彼らの前では、その受け取る情報の大きな部分を占める表情の変化に気をつけようと思ってます。 猫よりも犬。 考え事をしているとじーっと観察している様子がたまたま目に入ると、しっかりしろ自分、って思うんですよね。 自分を整える犬に対してだけではなく、周りの事象すべてに、を目指して。 『<内側から見た自閉症> ~ウェンディ・ローソン~ 『私の障害、私の個性』』 http://members.jcom.home.ne.jp/matumoto-t/utigawajihei4.html

というように、犬をしつける人間は良く整っているか? 人と調和しようという気持ちが育っているか、そこまで私は考えています。 なので、途中で頓挫される方から何を言われようと、何も気にしない、気にしなくなったとき 私は私のまま、命に忠実に、ただただ目の前のことに必死に取り組んで今があります。 ブロマガ、お散歩トレーニングに参加していただく方には必須になりましたが、 すでにご購読の皆さんの中には、プロとしてやって行きたいという方も多く育ってきているかなと思います。 まずは良き人になりましょう。 それをお願いしたいと思います。 ほんと、私今日はとことんずるい人のことで頭を占領されて苦しかったのですが、 チャーリーが夢に出て癒してくれました。

困っていると、いつもこんな顔で 「ダメじゃん」 って言ってくれるような子でしたので(笑)この写真は3・11の震災の時、動揺隠せない私を見つめる顔です。 だから・・・まだまだ、頑張らねばと思います。 しつけなんてしなくていいよ、とか、しつけはストレスだと。 ゆるゆるトレーニングをしている人の中に、そう考える方も少なくない・・・と私は感じています。 そうじゃない、そうじゃないんだよ、というところは押さえていただいて、なおかつ叱らない(人もね)しつけ法を行える方に育っていただきたいと思ってます。

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