福井お散歩トレーニング終了しました。
一転今日は雨ですね・・・。かなり強く降る小田原です。
犬への接し方、
犬ってこんな感じに触ると嫌がるよ~。
たとえば手を頭の上から降ろしていい子いい子すると、嫌がります。
って聞いてことはないですか?
平気そうな犬も、ストレスを感じているよと言うシグナル例えば耳の位置の変化やまばたきや目を細めたり舌ベラをペロッとしたり。
見逃してしまいがちなシグナルが出ているものです。
ただ、昨日もお話ししたように、程度の差ってあります。
そのようなシグナルを出す子もいれば、ガウって空噛みする犬や実際歯をあてる犬もいます。
それは犬が挑戦しているわけではなく、その様に反応する犬もいるんですね。
そこの受け取りというか、言い方が人にもいろいろだったりするので多くの繊細な犬の飼い主さんはうろたえるわけです。
プリミティブな犬種ほど、大げさなシグナルや防衛行動を取りますので、
ガウって・・・しやすいです。
犬は嫌がっているからって犬を理解している人でも、自分の犬、または自分が触ったときの相手の犬、生徒さんの犬、自分とは違うトレーニング法で頑張る人の犬がそういう行動をすると一転
「危険な犬」
って言いやすい。本音と建前が知らず知らず出てしまうくらい、犬の攻撃行動に対しての受け取りが深刻になってしまう方が多いわけです。
「そうすると嫌だと受け取る犬もいるから気をつけましょう。嫌がられたらそういう犬もいるということを受け止めましょう。それもまたその子にとっては普通と受け止めることで、成長を待ってあげましょう」
そんなことをお願いしています。
私がご相談を受ける犬の範囲はとても広くて、いわゆる犬、人間がイメージする「犬」を飼育する方にとっては、
「どうしてそこまで考えるの?そんなに勉強しなくてはダメなの?」
って思われると思うんです。そのようにおっしゃいます。
でも、難しい犬っていますので、そういう犬たちがかなりダメージを受けてやってくると、もはやトレーニングではなくリハビリです、必要なのは。
そこで思うことは、犬たちにとってまず必要なことはトレーニングと言うよりコンディショニングだよねと。
気持ち良い刺激で心を整えるところからだよね、ということを思います。
ドッグコンディショニングトレーナー
ドッグコンディショニングトレーナー - 私は社会化のドッグトレーナー
過去記事ですがよかったらどうぞ。
お散歩トレーニングと言うのは
「犬が嫌いなのに逃げられず無理をする場」
ではないです。実際ご覧になれば分かります。運営する側にとってはどうしよう!?と^^;思うくらい犬と犬が離れていて、パックウォークとは言えないのでは?と感じるかもしれないくらい、距離を取ります。距離を取らずとも良い犬もいる、ということなんですね。
その距離を取る時も、犬には匂いで自分がどこに属して誰が今日の仲間ではわかると思います。そのくらい優秀な鼻を持っていますから、それが機能できるように飼い主さんはリラックスできるように整えてあげます。
その時に必要な感情を整える方法をブログや座学で学んできます。お散歩トレーニングは実践の場なので、そこで知識や方法を学ぶのではありません。
かなり前向きに勉強してくださる方の集まりです。
叱り声も犬の悲鳴も恐れる体臭もしない場なので犬たちも人もどんどんリラックスできます。
逃げられないから無力感を抱くわけではありません。
吠える、犬を怖がる、攻撃行動をするなど、ぜひブログを参考にしていただきたいと思います。
お散歩トレーニングは見学大歓迎です。座学や犬の学校にもぜひご参加ください。