飼い主さんともフェアであれたらいいなと思う
一日雨、昼間は少しだけ小降りになりましたけど。
これから梅雨に入るとうっとおしくて大変ですよね。
犬との暮らしが長くなり、やがて食べ物を介さなくても意思の疎通ができ始めた人が
— 犬の森@チャーリー (@c_dogschool) 2022年5月12日
「おやつを使ったしつけはよくない、食べ物を使わなくても犬は理解できる。」
みたいな教えをするのは教えられる側にとってフェアではないと思う。
みんな最初の一歩を忘れやすいですよね。
こんな風につぶやいた・・・。
実は犬の世界、
おやつを使うなんて何事!?
みたいなことを言う人が結構多かったりする、のです。
おやつを適切に使うためには、食餌の管理から体重管理など、結構気を使うことも多いので、トレーニングも、それに食べ物を使うのも、社会化のために使うのも
面倒な人にとっては
食べ物は使わない
という主張の方がありがたかったりしますよね。
しかも、飼い主さんより少しだけ長く、そして多く犬に接していると
ちょっとだけ上手に犬に言うことを聞かせられたりします。
みんないずれは基本通りコツコツやって行けば、プロのように出来るようになりますが
最初に飼い主さんに無理難題ふっかけて、
使わないでやるのが一流、見たいに言うのはやめてくれ、と思います。
犬が喜ぶ方法でやれば良いんですよ。
難しく考えたり、面倒くさがったりしなければ良いんですよ。
こういう所も人の学びが大事、という所以です。
犬の森は、プロの方も多いし、スーパー飼い主さんも多いので、せっせと学んで発信しないと
( ̄▽ ̄)←のような顔で見られちゃいますからね。
真剣ですわ(笑)
この10~20年で犬は動物行動学者にモテモテ(笑)になりました。
研究の対象としてようやく光を浴びてきたのです。
だから新しい知識に更新して行かないと。
今日も応援ありがとうございます♪
ポチッとよろしくお願いしますm(_ _)m
ゆるくて大丈夫、もっと犬を信用しましょう♪
6月からカルチャーセンター小田原で、講座を受け持つことになりました。
まだチラシができていないのですが、
6月22日(水)13:30~が第1回目の開校日になります。
またチラシが出来たらお知らせさせてください。
犬の言葉(ボディランゲージ)の話
問題行動の原因や対処法、5回コースで最終日は実際にお散歩のレッスンの予定です。
飼い主さんは飼い犬のトレーナーの心意気で、犬と仲良く暮らすためのイロハをお伝え出来たらと思います。
犬の森で毎日投稿している内容のダイジェストですかね。
しっかりお伝えできるように準備しなくちゃ。
お散歩トレーニングでは3mリードを使っています。
長いリードにすると犬の落ち着きっぷりが違います。
が、どうしても怖いとか、家族がフレキシリードを使っていて~とか。
いろいろですよね。
いろいろで良いのでは?
無理は禁物。
徐々により良いところに向かって行ければいいと思います。
急ぐと詰みますもんね。
ゆるくてどうぞ。
犬は待っててくれますよ。
今日も応援ありがとうございます♪
ポチッとよろしくお願いしますm(_ _)m
ガウガウ失敗に見えてもお互い「ごめんねー」「次頑張る!」って 。未来を変えて行ければ良いと思います。
明日は横浜お散歩トレーニング。
今年からお散歩トレーニングという名の犬の森のオフ会になりました。
オフ会といえども学ぶ集団!
そしてお互いを理解し合おうとする心優しい人たちが集います。
だから犬がリラックスしますよねぇ。
私が犬なら一緒に暮らしたいって思う人ばかりだもの。
少々のことは目をつぶって^^;;;より良さを目指して歩きましょ♪
順調に社会化が進んで来た犬でも思春期はすさまじいね。
— 犬の森@チャーリー (@c_dogschool) 2022年1月21日
仲間以外の犬に吠えかかるようになる、ケースもある。
その時継続して見させてもらっていると大体の見立てができる。
取り敢えず食べてもらうしかやり過ごせないならそれでOK。
お家に帰っての散歩はそれくらいしか対処できないのであればm pic.twitter.com/qKy1vMZigU
みんなの中でその練習。
— 犬の森@チャーリー (@c_dogschool) 2022年1月21日
子ども騙しに見えるおやつを使った方法ではあるけれど、やり続ければ必ずトンネルを抜けられます。
思春期対応頑張れ!
犬が犬に吠え掛かるという場合
— 犬の森@チャーリー (@c_dogschool) 2022年1月21日
ほぼほぼ
「犬が苦手」
とか
「犬が怖い」
とか聞くけど、みんなひょっとしてそう認識してる?
え?
私が変なのかと時々思うくらい。
怖がってないし。怖がってるボディランゲージじゃないでしょ?
時々
小さな犬が大きな犬に吠えかかっていると
「あらあら怖いからね?」
っていう言葉が続くのだけれど、いやほんと、怖がってないし。
むしろ挑戦してるわ。
ただし、挑戦しているからって叱ったらダメです。
だってネガティブなものを悪化させるものはネガティブなものだと思うから。
心がささくれているときに必要なものは安寧です。
しっかり食べて寝て、そして匂って(笑)
ガウガウ失敗に見えてもお互い「ごめんねー」「次頑張る!」って
未来を変えて行ければ良いと思います。
どこまでもポジティブに。力強く歩きましょう!
ランキングに復活してます。
2021年もありがとうございました
環境エンリッチメントとしてのお散歩トレーニングで、犬たちの社会化の継続を。
リードワークはそれを実現させるために、なくてはならないものです。
もっと犬を大切に、大事に思えるしつけトレーニングが広がりますように!
2022年のお散歩トレーニングは1月6日(木)小田原から始まります。
2022年からは参加に当たって犬の森入会をお願いしています。
ご相談はお気軽にメールください。
お散歩は義務なんだけど、せっかくなので犬も人も楽しめると良いですね
Instagramも 犬の森@チャーリーに変更しました。
Facebookのページも作りました。
https://www.facebook.com/natsume3inunomori
引き続き社会化とエンリッチメント、リードワークの啓もう発信頑張ります。
少しでも、一人でも多くの人に届けられるといいな、と思ってます。
ぐるっと一周回って(かなり大回りだった)、社会化、古典的条件づけ重視に戻ってきました。
もちろん、最初よりもたくさんの知識を蓄えることができました。
お散歩が楽しめない犬や人が多いですね。
苦痛ですよね。
そもそも散歩しないことを前提に犬を迎えていたり。
シェルターでは満足な散歩もできていない、とか?
動物福祉の観点から、散歩は義務で、義務は義務でも楽しい勤めになると良いですよね。
犬の見方が変わると、犬との暮らしはきっと前向きに変わると思います。
せっかく迎えた命を輝かせて、自分自身も輝けますように。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
View this post on Instagram
サイトの体裁がだいぶ整いました「私は社会化のドッグトレーナー」の続き
ナツメグダイアリーは趣味のブログ♪なんてお気楽に考えていましたが まだまだ私には、犬の世界でやらなくてはならない仕事が山積みでした^^;;;
お散歩トレーニングと出張カウンセリング用のHPと 私は社会化のドッグトレーナーのはてなブログと 趣味用に作って放置しているアメブロと そして新しく作ったこのナツメグダイアリー。 実はもうひとつ犬の森用にWordpressがあります。これはまだお披露目前です。
2007年携帯をようやく買ったよ的なアナログの私が、 Wordpressでサイトを作れるようにまでなりました。為せば成る(笑) 便利な道具は使い倒さねばもったいないですからね!
よく家庭訪問先で飼い主さんの口から洩れる言葉・・・ 「情報が多すぎて」 「真逆な情報が溢れてて」 「何を信じて良いのかわからない」 っていう・・・。
が、チャーリードッグスクールはいま、犬の森というコミュニティで その何倍もの情報を飼い主さんに浴びてもらってます^^;;; それによって、自分自身で捨てるべきもの拾うべきものを選択できるようにしていただいています。
チャーリーやココやカレンがいた頃、懐かしいなー。 私は社会化のドッグトレーナーは、ここから始まりました。
生まれた時から普通に犬がいる、犬だけじゃなくいろんな動物が周囲にいる、田舎で生まれ育って だらだら普通に犬と暮らす犬飼いに育った私なので、 ドッググッズショップもそういう路線でやりたかったのですが、 激しくトレーニングに勤しむ人たちが、おかしなことを言っているのに気づいちゃいました。 「犬が人をなめくさってる」 みたいな・・・(・・?
それって何? から始まった、犬学への探求でした。 ムツゴロウさんが好きで目の前の犬を見て、なんとなくしつけらしいものをして。 というか、しつけというよりコミュニケーションで、ね。 引っ張ったって一緒に走ればそのうち犬は年とるから引っ張らなくなるし^^;;; それで何頭も育てて看取ってきたので、 それじゃあダメなの? なんでそんなに力強くダメっていうの?一頭飼っただけのトレーニングが趣味なあなたが。
って言っちゃったこともありました。
犬がなめくさっているからガツンとかませばリーダーの言うことを聞くものだ。 って言う人もいて、確かにその人の犬は従順な犬だったけれど。 でも、余計に手が付けられなくなるケースもあるでしょ? 処分されちゃった犬のこともたくさん教えてもらいました。
私が犬になったら、咬み犬になること間違いなく(笑)
「こいつは嫌だ」 と思ったら、何があっても尻尾は振りません^^;;;
だから、犬の気持ちを正しく擬人化して、誰が言おうと おかしいと思ったら忖度しない、そういう姿勢でずっとブログを書き続けてきました。
途中、色々炎上案件を抱えたので、閉じられた有料の場所で、今も学び続けている犬学を 直接に飼い主さんに届ける、そんな日々です。
「飼い主が勉強しないから犬がしつけられていないから」
って言われやすいこの世界ですが、そんなことはないです。 むしろしつけ頑張って、依頼して悪化してるケース多いですよ。
犬の側に立つというより、私は飼い主さんの側に立とうと思っています。 それはたぶん、犬たちの望みだと感じるから。 犬は飼い主さんのことが大好きですね。ちょっとボタンが掛け違ってしまっただけ。
情報がそうさせているのなら、情報の整理頑張る人がいなくてはね。
私は社会化のドッグトレーナーの続きはまだまだ終わりません。
からかうのはNGね
これは猫の動画だけれど。
YouTube見てると、時々小さな犬をからかって ムキムキ、ムキ顔させて 「可愛い―❤」 って喜んでいる動画が出てきたりしますね。
https://twitter.com/neko_omoshirodo/status/1350041062287540230?s=20
そこから噛みがエスカレートして、 「何もしてないのに噛む」 とか 「嫌がることをしようとすると(=お手入れとか)噛む」 とか、 なかなか人は自分勝手な生き物だなぁと思います。
ごくごく普通の優しい人でも、 立ち止まって考えないと気づかないことありますね。
犬や猫からの教えに気づけるって幸せなことだと思います。
タダでものを与える
おはようございます。 すっかり朝晩涼しくなりました。
夏の間にいろいろやっておきたいことが、大幅に遅れているというか あきらめているというか^^;;;
ぼちぼちやって行こうと思います。
kindle化できたのはよかったし(まだまだ続けて行きますよ)、トリマーさん(セラピストさん)に向けてのサロンが始められたのもよかったです。
今後(来年の2月スタート)トレーニングサロンは、トリマーさんに限らず、広くチャーリーオンラインドッグスクールとして会員募集して行きます。 1月で8月にご入会いただいた方は卒業ということで修了証をお出しする予定です。
犬の森は継続してご参加いただいている方に向けての本音トーク(若干抑え気味)で犬業界のあれこれをお話しする場です。
随時募集していますので、カウンセリングご希望の方はご入会をお願いします。
さて、昨年の大阪座学でのパワーポイントの一枚の画像を持ってきました。
チャーリードッグスクールの学びの形は
お散歩トレーニング・リードワークワークショップ・座学
ですが、遠方の方のためにオンラインサロンを用意しています。
もちろん近い方もご入会いただいていますけどね。
飼い主力をアップしよう!をテーマに、紡ぐような犬との関係を大事にしている仲間です。
犬を変えるのではなくて、人が変わる意味を大事にする仲間、ですかね。
個性的な仲間が揃っているので、てんでんばらばらな方向を向いていますが( ̄▽ ̄)犬のこととなると見てる方向が同じ。
そう、犬じゃない、自分だよね。
そうすれば、自分の犬だけではなくほかの犬のことにも対応できるもんね、
っていうことで、この10年の間にプロになった方もいます。
「プロ並み」のものを持とう
犬の学びは生涯学習なのでたとえ業としなくても「プロ並み」のものを持とうと学ぶことは意義のあることではないでしょうか。
犬に 「タダでものをあげてはいけない」 ということで、理解しづらい指示に犬を従わせようとするから 「言うことが聞けない状態」になり 不服従といわれる。
— チャーリードッグスクール CDS (@c_dogschool) 2019年9月14日
タダでものを与える 古典的条件づけを重視し 指示という刺激を分かりやすく出せる練習を飼い主がトレーニングされて そこで初めて犬の行動を形成する、って言うステップに進みたいです。 端折るからうまく行かない。
— チャーリードッグスクール CDS (@c_dogschool) 2019年9月14日
チャーリードッグスクールのtwitterアカウント
連絡用にも使えるように、スクールのtwitterアカウントを使います。
Facebookはなかなかハードル高い方もいらっしゃるので、スクールページはイベントを作るのに使いますが、連絡事項はtwitterを使って行きます。
よろしくお願いいたします。
できなくてすみません、って泣かないで、犬が見てる
健康のためには養生大事。 甘いものやアルコール、やめなさい、が正しいのだけど、 すぐにやめられないじゃない? やめられるように学んでもらうのが大事。 学びから遠ざける正論は要らない。 そこ、指導者には必要。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
SNSでは正論聞いてもらいたいから発信しても、相手の段階によってカスタマイズしたアドバイスになる。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
経験値を積むとそれができるようになる。 正論でゴリゴリ相手を責めるだけの人は、SNSだけの人。 時々迷惑な人になる。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
今すぐできないことに理解するのが優しさ。 私がその立場なら出来るか? 考えたら責められないよ。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
チャーリードッグスクールは犬も人も、飼い主もプロも一緒くたになって同じ方向を目指す学び舎です。 だから今どうであるか?は問題ではなく、どこを目指すのかが大事。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
「なぜできないの?」 「なぜそんなもの使うの?」 「なぜ言う通りできないの?」 は正の強化ですか? いろいろな選択肢を用意して、どれを選んでも同じ方向を目指せるように。 それが人に対する正の強化。スモールステップのためにできるように少しずつ。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
気づきを、相手の心に気づきと変えるための大きな波を起こすために せっせと発信したい。 おはようございます。 pic.twitter.com/i9raRgME9Q
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
実名でまた自分のお店の看板を背負って発信する、 その責任や心意気。 それがなくなったらつぶやく必要を感じない。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
満開のネモフィラ。
今年は行けた。お仕事帰りに(笑)
みんな犬育て頑張ってる。
「私がふがいなくてごめんなさい」
って飼い主さんが泣く。泣かないでー。今できなくても仕方がない、だって情報が悪いもの。おかしな情報を流す人が悪いの。って情報のせいにすればいい、今は。
泣くとあなたの横で犬が心配そうにしてるでしょう?
だから笑って力強く歩みましょう。
応援してます!
犬をもっともっと信用しても良いですよ
出張からの観光(///∇///)心の洗濯終了しました。さあ、明日からもがんばる。
ということで、朝からあっちこっち出かけてきました。 明日明後日は28日の犬との暮らし方教室の準備です。
犬の扱い方というより接し方
犬が思うように言うことを聞いてくれないのは、 犬が何をしたらいいのか正解が分からないから。
また犬があなたのことをじっと見て、 ずっと目でおったり、家の中で後追いするのは、
もっとシンプルに、もっと謙虚に、犬を見つめる目を温かくね。
犬をもっともっと信用しましょう。
犬も猫も鳥も人も。 扱い方っていうのではなく、接し方。 行動の科学をきちんと学んでほしいの。 なんで遠回りするかな。
— CharlieDogSchool なつめ (@charliemama418) 2019年4月25日
犬の体罰ありか、なしか「訓練」に賛否両論
さて、Facebookで投稿してきました。
こちらに埋め込みますね。 飼い主さんが理屈を知っても、
動物病院で理屈通りにしてもらえなかったり
トレーナーにしてもらえなかったり、
公園で理解されなかったり。
より正しい情報を持っていると、
なかなか苦しいことが多いです。
吠える犬を連れて肩身が狭いの、と・・・よく申し出があります。
「なぜ叱らないの?」
「ガツンとしないからよ」
「人がなめられているのね」
って・・・。
まだまだそういうことを言う人の方が多い現実があります。
「理屈」というのは動物行動学の科学だったり、行動の科学だったりします。
それを習うことで断然うまく行くので、 習うことも楽しくなりますので
飼い主力アップのために一緒に学びませんか?
あなたの信じることは10年後のあなたに誇れるものでしょうか?
愛しているけど犬育てがうまく行かない
2018/10/19
今日はまるッと自分のブログの過去記事を転載しようと思います。
「私は社会化のドッグトレーナー」
愛しているけど犬育てがうまく行かない場合、愛があってもうまく行かない
そういう論調になりやすいトレーニングの世界があるのかな?と思います。
愛だけではダメなのよ、ってね。
そこから、愛は要らないという極端な発想まで出やすいトレーニングの世界があります。
愛を語るのは非科学的よね?とかね。
一旦最初に戻ろう(笑)
愛があってもうまく行かないことがある、それは確かに。ならば愛を持ってうまく行く様な知識と技術を持ちつつ行えばいいのではないでしょうか。
というのが私のポリシー。
論点のすり替えみたいなことが気持ち悪くて、ね。一旦犬の世界の一歩外から眺めてみると良いのではないかなぁと思いますね。
だから問題を抱えて困っている方も、閉じてしまってよくなってからあれもしてこれも、ここへ行って、とか思わないで、問題を抱えたままでも飛び込める、悩みを打ち明けられる確かな場所が欲しいですね?と思います。
私は神奈川県の愛護推進員をもう発足当時から委嘱されてやっていますが、業としてトレーニングを行っているので、なかなかそれが足かせになっていることが多いです。
トレーナーはいくらでもいるし、あなたのトレーニング法が唯一正しいわけではない、と言われればどう物を言っても伝わらない感があります。
でも、見渡してみると、スタートのところ・・・
愛を持って厳しく叱る
ここが違っているからうまく行かないのだろう、というところが見えているので、最初のところを直そうね、と提唱する方はそんなに多くないと思うんですよね。だから暮らしのニーズに合ってない。
長くここで学ばれた方でも、どんどんトーンダウンせざるを得ない犬の世界。それだけ異端ではあると思ってます。
リードワークだって全然違う。
愛を持って厳しくリードショックすれば犬はあなたをリーダーと認めてコマンドに従う、と言われます。
そこも見直さないと。
出来上がったセオリーを見直すためにはとても大きなエネルギーが必要になります。
知への愛がないと異論を述べる人への寛容さにも欠けるでしょう。すると怒りが湧くか無視するか。
そうやっていつまでも古臭いセオリーのもと飼い主さんが愛を持って厳しく叱って追い詰められるんですね。
いつも心にとどめている言葉(「私は動物が幸せを感じるとき」から)
カナダのブリティッシュコロンビア大学の動物福祉学者デイヴ・フレイザーは問題を理解するには、最も過激な人が書いたのではない文献を読む必要があると言う。この説は正しいであろう。動物擁護団体も畜産業界の団体も、複雑な問題に取り組むときに、しばし極端に単純化した、それぞれに都合のいい情報を手に入れている。長年仕事をして分かったのだが、たいていの場合、動物の問題を解決するいちばんいい方法は、両極端の姿勢の、どちらかと言えば中間の取り組みをすること。真実は中道のどこかにある。
今日もご機嫌に「鼻活」を♪
良い訓練って何だろう?
今日はチャーリーオンラインドッグスクールの本日の記事を転載しました。
DMMに移行して会員募集中です。
登録も簡単ですのでぜひぜひ!
lounge.dmm.com
おはようございます。
生暖かいというか暖かくもないか、冬だから・・・。雨になる予報ですね。
今日で11月も終わり。今年もあと1ヶ月かぁ。早いですね。
昨日はけやきまで、生涯学習センターでNPOの部会でした。その帰りに、近くの動物病院に1月の連続講座のチラシを持って行き、貼っていただけないかお願いしました。
快く貼っていただけてルンルン気分で帰ってきました。
少ししつけのお話しなんかしたりして。
しつけの定義が色々なので、求めるしつけも違って来て、犬にどうなってほしいのかも違って来たり、どういう暮らしをしたいのかによっても求めるものが違って、本当に難しいなと思います。
おまけに
「犬のことなんかにかまけている時間は…云々」
という声が聞こえてきますから、犬を飼っている人もいない人もそう思う人の割合がきっと少なくないから、しつけを変えて行きたいという思いも難航するわけです。
プロですら、一旦学んだものだけで済ましている現状があるので、意識が高く実践したい飼い主さんのニーズには合わない現状が多いのではないでしょうか。
昨日ある相談者の方が参考にしていたというブログ記事を見ていて、その人の先生である方のセリフ
「飼い主さんが変われなんていうけれど、飼い主はみんないい人。飼い主が変わらなくても犬が変わるのが良い訓練。」
って・・・。書いてあった。
皆さんどう思いますか?
そうかも・・・。
犬を預けて変えてもらえば私は楽、なんだ。
とか。
預けるのは怖いけど、きっと直してもらったら犬は変わるんだろうな、楽かも。
という気持ち、少しでもありますか?少しでもあると、動画の説明をする必要はなくなってきます。
さくらちゃんが途中何度も見上げますよね?
その時私はニュートラルな表情でいるようにしています。なぜなら?
犬は私たちの表情からいろいろ読み取ろうとするから。
怒った顔をしていれば、余計にその場が怖くなる・・・でしょう?
犬の感情は人間と変わらないという研究結果が出てきている。それを知ったら、上記の「良い訓練」はできません。
犬の「いわゆる良い訓練」というのは、負の強化による訓練です。
たとえば唸ったりすると脱力するまでリードショックかけたり吊り上げたりする。そのシチュエーションで唸りや咬みなどの反抗的な行動がなくなるまで延々「良い訓練」のアイテムである「犬にとって嫌なこと」をして、こちらの思い通りになったらその嫌なことを引き下げて褒める。犬は人間の思いを汲んでよい行動をとるようにする。思いを汲むというのは嫌な行動を避けたいから。
良い行動をすれば嫌なことが無くなるから。
これが「いわゆる良い訓練」の中味です。
飼い主にはやり通せないので、だから預けるんですよ。
今は昭和の時代ではないので、そんな時代錯誤の訓練を「良い訓練」と言っていてはおかしいけれど、実は犬の世界は昭和を引きずったままなんですね。
飼い主さんも、こういう面倒なリードワークなんてどうでも良いから、すぐに何とかなる方法を求める方が多くて、だからしつけの勉強をしたい人は探すのが難しいくらい。
28日の投稿の
「飼い主が主観的体験に配慮する様になれば、犬の扱い方に小さな革命を起こせるのではないか」
これをもっと簡単な言葉で言い表すと
「飼い主が犬が嫌だ、怖い、やめて、うれしい、というような気持ちを配慮できれば、犬の扱いに小さな革命を起こせるのではないか」
ということなのです。
心を感情を思いやれないだろうか?ということ。犬と闘うのを良い訓練と信じている方にはなかなか届かない思いではありますね。リードを線ではなく面で扱う。背骨から壁が立ち上がっていると想像してリードを扱うことで、乱暴なリードの扱いは出来なくなります。リードワークから小さな革命を起こしたいと思ってはいますが、そこもなかなか理解者を増やすには至っていない、そんな現状です。
では今日もよろしくお願いいたします!
↑は来年1月のキャンパスおだわらの連続講座です。引き続き企画して行きたいと思っていますので周知のためにお知らせして行きます。
応援よろしくお願いいたします!