私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

正しい情報が好き、であるために学びます

おはようございます。 2013年もいよいよ今日で終わりですね。 今年新しくわんこさんを迎えた方もたくさんいらっしゃいますね。 わんこさんとの暮らしはいかがですか?思い通りにいかないですか?

自分の「思い」を変えることで、希望が見えた方も多いですね。 犬たちにとって正しい方法を選択できるように、犬感覚を磨きましょう。 いろいろなしつけ方を学ぶ前に、大切なことかなと思います。

犬は何が好き?何を恐れるの? どういう成長過程をたどるの? そもそも人間とは受け取り方は違うよね? ということについての正しい情報を得てください。

12月、年末に保護センターの見学会を企画しました。 多くの方にとって、行きたくない場所であろうと思います。 でも、命を迎えてその重みを感じてそれを知っていただくことで命をいつくしむ気風を育むとき 避けては通れないというより、そこにある人間の悪行をしっかり心に刻む必要があると思います。

遺棄の元栓は、人間が握っていますね。 繁殖の現場、流通の現場。 飼育不可能になるのは・・・どうしてか? 飼い主さんの病気、死亡、いろいろな原因に隠れて、探さない、飼い切れないはずはないのに自ら捨てる、 という様子が見え隠れしています。 そのような予備軍が、ペットショップのセールに今年も訪れたのでしょうかね。 子犬は思うように育ちません。 その母犬がどのような状態でその子犬を生んだのか、子犬はどのように育ったのか。 それによって、飼育の難しさが決まってきます。 ただ、難しくても、捨てようとは思わない人のほうが多いわけですから、元栓はどこにあるか?おのずとわかってくるかと思います。

離乳が早すぎて、腸が正常に育っていない。(故に多いアレルギーではないかなと思っているんですけど) だから、ペットショップに反対します。 早すぎる断乳と、良質な食事が与えられないわけですから。 社会化、トレーニングに目を向けると、こういうところまで考えざるを得なくなってきます。 だから? もっと学んで、正しいことを求める必要があるわけです。

人間のそれぞれの好き嫌いで、犬の一生を左右されるのはどうでしょうか?好き嫌いで正しいものが好き と言えるようになってはじめて、 好きな方法で育てるということが可能になるのではないでしょうか?

私は社会化のドッグトレーナー、これからも続けていきますが 上記のような本音で語る日常は、オンラインドッグスクールに場所を移したいと思います。 こちらでは、トレーニングなどの予定。 予習復習をお願いしたいこと。 過去記事のご紹介。 有益な情報のご紹介。グッズショップでの新商品や犬業界について。 愛護推進委員の活動などを綴っていきたいと思います。

今年もいろいろありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

お勉強の順番^^;

P66ページからですが。
私が犬に対するときのことをお話ししています。
要するに犬に一目置かれる=犬語で会話する、ということです。

犬と仲良くなれるのには特殊な才能もあるとおもいますが、経験や訓練で上達することは可能だと思います。
私もまだまだその途上にいます。

散トレも初期の頃・・・
犬語など、カーミングシグナルとか、まだまだ皆さんとお話しするのは時期尚早で、
まずはどっぷりつかっている
支配性理論から脱却。そして・・・より科学的な方法で犬の行動と人間の介入の仕方を考えて、
では、大切なものは?
そうだ、古典的条件づけで、一旦付いてしまった感情の癖をニュートラルにしよう、と。
それらが一通り理解できて、ようやく、
犬の言葉の理解の扉の前に立った、私たち。でしょうか。

きっとこれまでの学びはより深く犬の言葉を理解する助けになるはず!です。

私は社会化のドッグトレーナー もう、バカ犬なんて言わせない
夏目 真利子
文芸社



つぶやきをまとめました。


まだ大きな恐怖の波にのまれていない時は、シェイピングからクリックで探究モードの入れて、恐怖に支配されないようにする。
そういう意味でクリッカートレーニングがかなり有効で。刺激の中でポ
ジティブトレーニングをする意義かと思います。
一旦、恐怖に支配され固まってしまったときは?
その感情、情動をなだめる=古典的条件づけの色々なテクニック、逆制止や拮抗条件づけなどを用いなくてはならない。ということで
まずは、二次強化子つくりをお願いしているわけです。
いざという時の道具つくり。
名前を呼びすぎると反応しなくなるという、プチ愛情遮断的な発想を捨てていきましょう。
反応をさせる=行動をさせることがトレー
ニング、矯正法という発想を捨てましょう。
二次強化子は見えない
部分の欲を見たし、感情をなだめることができます。
そして本来の犬語を取り戻せる下地になる。
という方向性で、皆さんに下地を作っていただきました。
新しい方がたはどうぞその流れに沿って取り組んでください。いずれ同じ地
点に立てます。
そして、これからは犬語についてお話しします。
うやくここまで来たよ♪


何度でも基礎に戻って学ぶことが大切。でも、それは楽しい♪ですよね。

より犬が落ち着ける方法を

抱っこしている犬が暴れました。
その時、降ろしてもいいですか?暴れるのがおさまってから降ろすべきですか?

いかがですか?
私も7~8年前だったら、
「暴れて降ろすと、暴れたら降ろしてもらえると思うようになるから、おとなしくなった時を見計らって降ろすといいですよ」
とお話ししたかも。
今は?違います。が、そのころよりも、答えがアバウトかなと思います。
どっちでも良いかなと。
とういうより、どちらかに決めるとうまくいかなくなることの方が多くなる、と思います。

また・・・
みなさん、暴れるという犬の行動に着目しがちだと思いますが
だから暴れた時、おとなしくなった時、下に降ろすと・・・
そこを考えると思います。
私の犬のトレーニングや取り組みは全く違うところに着目します。

******
くどいですが何度も繰り返し^^;
私がお話しするトレーニングというか取り組みがなぜわかりにくいか?
犬の行動よりも、こちらの働きかけ(条件性の好子)を作ることに励んでいただくからです。
犬にとってうれしいものが現れたら?
その時の感情の高ぶりをすとんとフラットにできたら?
好ましくない行動が不完全燃焼=消える、ことにならないかな?
と・・・
トレーニングというより、リハビリですね。そしてそれは社会化でもあります。
刺激の中で、犬と飼い主のコンタクトトレーニング。
刺激よりも飼い主からの働きかけに集中できれば、ネガティブな思いに支配されないですむのでは?

という・・・
行動問題の矯正の私的な取り組み方法です。

だから?
暴れた犬を、抱っこで落ち着かせられれば抱っこで。
抱っこが嫌だと思っている犬はすぐにおろして、「ママに嫌な気持ちを理解してもらえた」
という共感を得られた満足を与える。
より犬が落ち着きやすい方法を与えられるように、飼い主の力をつけましょう、
ということになります。

ということで、基本は一つですので
名前を呼んでおやつという・・・刺激と無条件刺激の対提示
を繰り返し行っていただきたいと思います。
そのために基本的な理解をしっかりお願いします。


昨日とは違う自分

皆さん、メールありがとうございます。
助かります~。お店に来ても本元のPCではないので無理ですよね^^;

順番に返信します。

お散歩トレーニング、再開したところでは
それぞれみなさん、自分とワンコの成長を感じられて記事やつぶやきをあげてくださいましたね。

特に小麦君。
途中からてんかん発作で、暗中模索ということばがぴったりの苦しい毎日が続きました。
みんなで支えて、本当にご家族必死で頑張りました。
発作と、ホールドラッピングの悪い条件づけで、おさめることができなくなって
でもそれであきらめるかぁちゃんではなくて、
また最初からコツコツ。一から条件づけを頑張りました。
古典的条件づけですね。
それにも消去はあります。
だから発作時と、抱っこの関連づけを起こさないようにしていけば消去されるんですね。

こういうお話し・・・
しっかり基礎を理解していただけなければ、飼い主さんにこうしてね、といっても
できませんね?
できないから、できる方法、多くは昔アドバイスされたままの方法を行い続けるということはありませんか?

自分が学んでいないと、質問もできませんね?
するとやはり昔のまま。

先ほどつぶやきましたが

飼い主さんが今できる方法、取り組める方法のうち、一番犬にも人にも優しい(=命に優しい)方法を選択できるように日々学び続けます。同じように飼い主さんも学んでいただくことで(犬のために学びたくなるはず)昨日はできなかった取り組みが今日は出来るようになる。これが飼い主力のアップですね?
だから数年間同じ問題で悩んでいる方がいないのがチャーリー組さんの素晴らしいところです。問題は日々変わる。それに対応するために学ぶわけですね。問題がないことが素晴らしいのではなく、問題に対処できることが素晴らしいのだと思います。だから遠慮なく、昨日と違う自分のための方法を遠慮なく求めてください。


遠慮なくもとめるために、辛抱して学んでください。
犬ばかりに学ぶことを求めないでください。

良い影響を与えあえるようにここのところはぜひぜひお願いしたいと思います。




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残るは仙台座学のみになりました。定例杉並座学は毎月行っています。


もう少し追記してしまいますと・・・^^;

ここに来てくださる方は、初心者飼い主さんや、問題が複雑に絡まってしまって
どうしようと思う飼い主さんが多いのですけど・・・
たくさんある中から、なぜ、わざわざここのうんちくの^^;煩わしいとこに来てくださるのだろうかと?
聞いてみることがあるんですね。

すると、傾向が見えてきます。

どういう傾向かって言うと・・・

「私がこの子の芽を摘んでしまっているのでしょうか?」
「せっかく迎えた犬の一生をを私のせいで台無しにしてしまったのではないかと思うと辛くて」
また・・・

ケージに入れなくては暮らしが成り立たない事ってありますよね?
仕事から帰って洗濯物をたたんで食事の支度、ほっと一息つきたい
その間は、少しだけサークルで辛抱してねと。
思っても間違いではない。
でも・・・罪悪感を感じる、そういう方がいらっしゃるのです。
だから、もっともっとと、より良い方法で、犬も自分も救われたいと
そう考えてここに来てくださいます。

折り合いをつけながら、まあまあの線で良いのではないでしょうか。
何も、正論だからと言って、言わなくても良いこと、言うべきときじゃないことを言うこと
指摘することが正しいとは思わないです。
正しいのかもしれないけど、人は追い詰められますね。

楽しむために犬を迎えたのです。

これだけは忘れないでください。

犬は未来を予測できない、ということは我々の「良い子にするために辛抱して、今は我慢」って・・・通じないでしょう。今苦痛であるなら、その苦痛が極限であったら大げさでなく死んだ方がまし、そういうこともあるだろうな。私が犬なら・・・そう思う。



さて、オンラインでもご紹介したにゃんこのトレーニング動画。ぜひ!楽しいですよ。


http://youtu.be/UbvqSCs-FoE



犬を見る

犬は観察の名人(名犬)ですが・・・
私たちは案外苦手だと思います。得意な方にはすみません。


もうかなり前になるけど・・・



脳の右側で描け

この本を買って読んだときに、唸ってしまったんですけどね。
観察して絵をかく、模写するようなとき、自分の見たまま描くわけですけど、
見たままではなく自分の脳内変換を通してしまっているので、捉え方が人それぞれになってしまうのです。
そのまま見られない、ということ。
だから本物と似ても似つかない絵になる、らしいです。
描くのが苦手=見るのが苦手なんだよね、と聞いたこともあります。

右脳で描くという時、例えば机の上に置いてある鉛筆を描く場合、机とどの角度で、机の向うの角とどういう角度で置かれているか・・・少しずつ丁寧に線を引いて行くとかなり実物に近く描けます。
そういうものの見方がし難ければ、逆さまになって(紙に描かれたものだったら紙を逆さにして)描くと
かなり上手に本物と同じように描けるのですよね。

犬を見る時も同じことが言えるのかもしれないですね。
人間としての物の見方、感じ方のフィルターをいかに通さず見るか。

そうして見る時、犬が犬を見る、感じる仕方が理解できるのかもしれないなぁと思ったりしています。
それが上手な人と、、苦手な人がいて、
だから「犬を見ましょう」と言われてもなかなか上手くいかなかったりするのでしょうね。

論理的に見ない・・・違うな、言語を介さない・・・やはり右脳で見る、ということですかね。






3D、立体視ってご存知ですか?見方を変える、目の使い方なんですけどね
面白いのでご紹介します。
ファンタジー3D

支えられる日々

興奮したときに声を届かせる 無理、と言わないで日々努力しましょう。 耳からの刺激は興奮時には弱いですよね。 なので、視界に入る、ということは有効です(介入・インターセプト) その時に、パニックになって周りのものに噛みつく行動が定着している子には まずは、リードとハーネスによるホールドラッピングで落ち着かせます。 もちろん、噛みつかない子にも有効です。 人の声は届きにくくても、 クリッカー音は届く場合はそれを使ってみましょうかという試みも始めています。 応用、有効活用、といった感じですかね。 決まりはないのですからわが子たちのために、良い方法を模索し選択したいものです。 心に届く、ということは脳に届く、ということです。 ある程度リラックスした状態でないと届かないんですね。 本能系の恐怖、や怒りに支配された心も 条件づけで高度の脳が働いて関連づけられた「音」は、一瞬にして我に返す道具にもなるんじゃないか そういう試みをしているのであって 慣習や、古くからの方法論に縛られてもがいている場合ではありません。 日進月歩・・・ 笑いは良い遺伝子を作る、とか 特定の場所の脳細胞は一生涯増殖する、という 前向きな明るい研究が発表されて。 命の可能性とか、努力の可能性がどんどん膨らみませんか? 古い情報はどんどん書きかえられて行きます。なので、私たちも日々更新しないと。 愛護の現場もどんどん変化を遂げていて やはりペットショップでの生体販売はNGだよね、 という常識が本物になる時、しつけやトレーニングはそれに追いついているのかな? とか考えたりします。 自分が正しい、向こうはここが違う、とか足を引っ張ることに費やす時間があるのなら 困っている方にどうぞ手を差し伸べてあげてください。 そう思っています。 ネットで発信することは崇高でも、さて自分自身はどうか? 常にそう考えて信用を得るために努力しています。 そうではない方々のネットの言葉を 鵜呑みにして苦しんでいる方がいたりする現状。 好きか嫌いかだけでなくて、その時支えられるかどうかでしょう?と思っています。 良く生きたいと思う人が、良く生きる人。 私自身、そういう方たちに支えられて生きているんだな、ということを実感する毎日です。

今日のつぶやき

以前書いた記事、 ターゲット

http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1646.html この中の、


動物感覚―アニマル・マインドを読み解く
テンプル グランディン,キャサリン ジョンソン
日本放送出版協会

の中で語られる感覚や、犬のことばが聞こえるの中の ジャンフェネルの子供の頃の、海についた時の 「広い広すぎる・・・」 という感覚。 すいている車内、端っこに座った方が落ち着くとか 道路の白線を踏んで歩きたいときがあるとか。 そういう感覚。(ターゲットを求めているのだと思います。) 犬の行動を理解する時に欠かせない感覚ではないでしょうか。


ここの部分ですね。 問題を抱えた犬、その問題が混沌としている時 今一度個々の部分をしっかり意識していただきたいと思います。 行き詰っている方、 本当に、普通では考えられないお悩みなんですよね。 たくさんの犬を見ていない一般の飼い主さんから見ると、 「考え過ぎじゃないの」 「神経質になりすぎるから」 「きっと厳しいトレーニングをしたからね」 「日常がストレスフルなのよ」 などなど・・・ 想像力たくましく、色々な意見を述べたくなると思うんですね。 でも・・・ 普通のことを普通に出来ない犬(劣っているとかではないのですよ)がいるんです。 昔だったら 「そんな犬捨ててきなさい」 「はい、そうですね」 とはならないでしょうけど、そういうように見捨てられる(つなぎっぱなしになるとか)ような そういう犬と、必死で頑張っておられる飼い主さんに向けて 私は発信しています。 多くの方にとっては、細かすぎると感じるかもしれませんが 広い場所に置かれて心細くなりそれが攻撃の元になる犬、 興奮した匂いを嗅いでパニックに陥る犬、 その犬たちのターゲットになるための方法をお話ししています。 ありがたいことに、散トレという方法を飼い主さん方が認識してくださっているので “そういう子”を一緒に考えてくださるんですね。 自分の犬と同じように。ありがたいことだとおもいます。 保護犬だけではないです。 迎えたパピーが・・・「何だか普通と違う」 と感じることが多々ある。行動を止められると暴れるだけでなく、 触ることも過敏に反応したり・・・ 人、の中で生きるにはなかなかどうして苦労大き犬たちの飼い主さんがSOSを発信されるわけです。 そう言う犬にこそ、人の考えたトレーニングではなく そこにいることを正解だよ、と認めるような条件反射を作り上げるような取り組みをお願いしたいなと思います。 そうすることによって、犬たちは切羽詰ること追い詰められることがありませんので 正しい行動を選択できるんですね。 犬が正しい行動を取れるように、叱らないで導く方法(見守る)また犬の分かりやすいボディーシグナル(インターセプト)で、対応してあげていただきたいと思います。 飼い主さんがターゲットになる、そういう取り組みですかね。 クリックでの応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

1年後びっくりするくらい犬が変わるから~♪

多くの場合、2歳くらいでほぼ日常生活において 問題ないくらい落ち着いてきます。 特に、人間でもいますが難しい子の場合 もう少し時間がかかる・・・ ただし、虐待や遺棄をされた犬についてはもっともっと時間がかかることもあり その時間の長さで押しつぶされそうになる人がいる、ということです。 で、 また多くの場合、トレーニングやトレーナー訓練や訓練士には 馴染がないのがほとんどで、だから人気ランキングなどはそういうしつけ関係のものより 犬との楽しい日常を綴ったものが人気があるんです。 ここに来て毎日お勉強される方は まあ、珍しい方に入るんじゃないかなって・・・(そうか?)思います。 ただ、それにしても毎日たくさんの方がいらしてくださる理由は 問題がある子もない子も、もっと良い関係を築きたいと考えている、ということ。 人も犬も共に成長したいと思っているということでしょう。 そして、 2歳頃落ち着いて、しかも出来が良かったりすると、 子犬の頃の苦労を忘れて、自分の方法論を主張しだす。 「おやつは使わなくても犬は育てられる」 とか。こうすればよい子が育つとか。 それも、ムツゴロウさんの言われる 一般に敷衍しようとするんですね  だと思うんです。 その子においてはそうかもしれない でもうちの子にはどうかな? 多くの場合難しいことはどうでもいいし、それなりに犬と暮らしていければいいの。 だから、人が立ち止まったり迷ったりするような高尚な理論は どうぞ、それぞれのプライベートな理屈にとどめておいてください。


「だからぁ~、おやつを使うと卑しくなるんだよ」って言われないために http://blog.kuruten.jp/charlie/142456 から抜粋です。 犬にとっておやつ、報酬ですね それは「目的」とは違うと思うのです。 目的にさせると、トレーニングは失敗かなぁ。ここはなかなか難しいところです。 最初は目的でも、大人犬になるということは、そこから卒業するということだと思うから。 私たち人側が、目的をしっかり持って、何をさせたいかを明確にして 犬に伝えようとしない限り 犬は自分にとって分かりやすい「おやつ」に集中してしまうのですね。 物乞い状態、に人からは映る。(映ってもいいじゃない?と思いますか? でも、おやつを使うと云々、とおやつ反対派の人も私は納得させたいの) 前回もお話ししましたが、 ではおやつがいつまでも出ないとわかったら? 早々にあきらめるとか、要求するとかする犬がいますが 目的達成のために出る行動、または目的が達成されないから どうでもよくなっちゃうのですね。 で、 そういう時は何が足りていなかったか、 どうすればいいのかのお話を。これはなぜ、クリッカーが有効か(条件性強化子が有効か)の説明にもなって行きます。 人の声に反応させたい、そう思う方のために 舌べらで音を出すことを提案してみました。 ・・・ 伝えるための「表現」を恥ずかしがらない、これは大事です。 人とおしゃべりする時、大きな声で話しますが、一旦トレーニングとなると 静かになる・・・ これは、トレーニング学校で散々教官がぼやいていました。 ここの殻を突破しましょう。 でも、私は脚側の時におやつを使わない、と何度かお話ししていますが 「そうそう♪」 だけでなく それに加えて条件性の強化子を使っているからできるのですね。 正解をマークされていないからご褒美をもらうことが目的になっているのです。 正解をマークされることを目的にする 赤字は前の記事からの抜粋。大きな文字に注目してください。 条件性強化子=正解をマーク であることを覚えてくださいね。 これをクリッカーの音にしよう、というわけです。 クリッカー音がどうしても出さなければ、毎回必ず同じ言葉で 「そう!」「YES!」とか、同じ言葉で犬に伝えることでも OKです。


それが正解だよ、を繰り返し繰り返し教え続けます。 人が笑っても気にしない。 「1年後、絶対に続けてよかったなって思うようになるから」 とお話しして、実際なってきた方が多いですね。 努力は裏切りませんし、人の努力を笑わないように。 トレーニングとおやつのカテゴリー http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-category-58.html トレーニングの予定はこちらでご確認ください チャーリーしつけトレーニング教室 小田原でのお散歩トレーニング、次回は4月5日(火)です。 プライベートレッスンにつきましては通常通りお受けしています。 出張範囲を広げました。メールください♪


【オンライントレーニングスクール】 チャーリーママのオンライントレーニングスクール メールカウンセリングはこちらから。http://blog.kuruten.jp/charlie/150113 携帯からのポイント購入が出来るようになりました。携帯からご購読の手続きOKです☆

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不安を解消する

  去年の城址公園に続く道の桜。開花も満開になるのも早かった・・・ 犬たち(私たち人間もですね)今、不安状態の中にあると思います。

少しでも解消するために出来ることを考えてみましょう。

不安状態の時には体を動かす、ということが大事だと思いますが 不安を消すためにうろうろするのは、犬にさらなる不安感を与えます。

商店やコンビニ、スーパーでの買いだめは,まさに不安を埋めるための行動なのかもしれませんが そういう動きではなく、 やはりお散歩ですね。

億劫ですが、外に出てみると気分転換になります。

でもやはり気分が落ち着かない、そわそわするという時は ふとした時に思わぬ事故(リードを放してしまうなど)になりやすいので リードを持ったら、自動車のハンドルを握る、位の心構えでお願いします。

犬たちの不安を消す、ということで私たちも癒される そう意識を持っていきましょう。 ということは・・・ 犬と遊ぶ(基礎トレ)時間を5分でもいいから持つ。

密度の濃い時間を過ごすことで、あとの時間は落ち着いて寝ていられるのが犬です。

メリハリですね。

こういう時だからこそ、飼い主さんの声を届かせる、その練習は 怠らないようにしましょう。

名前を呼んでおやつ。

これはどこでもできます。

「あーん♪」でおやつ。

フードを投げて取りに行かせて、食べる瞬間「タンタンマーク♪」

食べる=生きる それを楽しく行うということで、その時の不安が解消していくと思います。

その上で、犬の不安感を助長しないような接し方を心がけましょう。

 

 

犬たちの不安を考える

私たちと同じように犬たちも不安を感じ、不安感から異常な行動を起こすことがあります。 今回の様に大きな揺れ、地震を経験することで 今まで平気だった風の音や、あき缶の転がる音、自動車のドアを閉める音 に敏感になったり、 今までお留守番が平気な犬が、トイレに立つだけでも後追いして来たりして・・・ また、 不安な時は気分が悪くなったりします。 些細な刺激で不安感に襲われて、その結果どんどん気分が悪くなる、 するとパンティング(ハァハァする)よだれを垂らすなどのパニック症状が出たり・・・ 私たちの声も、いつになく深刻で、バタバタ動き回ったり、 犬が後追いすると邪魔者扱いに(そうしたくてしているわけではないけれど)なって、 さらに犬は不安になる。 不安感から、じっとしていられなくなる=徘徊 抱っこをせがむので抱くと、腕の中で暴れるとか・・・ 支離滅裂な行動も見られます。 おしっこを漏らしたり、脱糞したりという排泄の問題を起こす犬もいます。 一過性のストレスであれば、生命はその環境にやがて順応するものですが(かなり早く順応しますよね・キャパの大きさによって違いますが) 受けたものが大きすぎたり、 繰り返し危険に(危険感に)さらされると、生命の緊急事態で、ホルモンなどが過剰に放出されて ストレス過多となり、体調を崩す、精神のバランスが崩れるといった状態を引き起こします。 そういう状況から、命を救う、または平穏を得るためには 「一筋の希望、喜び、楽しみがある」ということではないでしょうか。 私たちは被災者の方たちに、「あなたたちは一人ではないよ、私はここにいるから」 と発信することが希望になるのであれば 自分の心の動揺をまずは鎮めて、他者のために踏ん張りましょう。 私たちの隣には、全幅の信頼を寄せる犬や猫、家族がいるのですから 強がりでもいいから、努めて普段通り、明るくふるまいましょう。 不安からヒステリー状態になる・・・ 今起こっている買占めなども、そのひとつでしょう。 多くの行事が自粛モードといっても、気分まで落とす必要はないですよね。 命をもてあそぶように、亡くなった方や困難にある方のことを忘れて生活するのではないのですから 自分の仕事に邁進したいと思います。 今現在、どこに暮らしていても災害や犯罪とは無縁ではないのですから、 恐れずに、自分自身を生き切ることが希望につながると思います。

犬を飼うことから生き甲斐を

オンライントレーニング記事の方で昨日少し触れた内容ですが 飛びついて帽子を取る、という犬がいる場合 飼い主さん的には 帽子が欲しいのだろう、とか、 じゃあ代わりにおもちゃで代用したらいいとか、 取ってからの人の反応が楽しいだろうから、反応を返さない方がいいのではとか まあ、いろいろ考えると思うのですね。 あるいは 自動車に飛びついて吠える。

という犬がいる場合、自動車が怖いから追い払っているとか、 今まで何か嫌な経験をしただろうかとか。

狩猟本能だから何か運動をさせて発散させようかとか。 こういう対処にはもともと私は 飼い主さんの指示で座らせる(インターセプト的な意味合いがありますね)を良しとします。 もしくは、強制的にでもアテンションを取らせる。 犬にとっては我慢を強いられる。

でも我慢をさせること=その子の能力を信じることでもあるので 基礎トレの目的でもあるのですね。 我慢をさせるとイライラする・・・はないかな。 イライラさせないために期待で待たせるためのOKまで待てるかな?の練習なのです。

トレーニングの目的は犬が我慢をいかに辛抱できるか、ではないでしょうか。

それがこのストレス多い社会で、ストレスを跳ね返して生きる力となるのです。 犬に我慢をさせることがかわいそう、というかたは どうしても犬の要求に従ってしまいがちです。

そうすると、 「ほら、褒めるだけではだからダメなのよ」 と言われかねませんね。 また、犬もそういう姿勢には素直に従わなかったりするのです。 でまた 「リーダー的な毅然とした態度が必要」 などと、分かったような分からないようなそういう意見をいただいちゃったりします。

犬が従いたくなる人、を目指す そこのポイントとなるもの、それをつかむことで トレーニングの勘所みたいなものが会得できると思います。

いや~、ゆるゆるですけど 結構きびしい要求を私からはしているのですね・・・ 今更ながら驚いてます。^^; でも・・・やりがい、生き甲斐って言うのかな、犬を飼うことでそういうものも得られるんだ~!って 大きな発見だと私自身思っています。

トレーニングとは飼い主のためのもの

犬って表情を読むのが上手ですよね? そう思いませんか? 言語に頼りませんので、相手を知るためによ~く観察しているのだと思います。 犬が怖くて吠えている、そういう犬をあなたが連れていると仮定しましょう。 周りはみんな吠えていないと仮定しましょうね。 さあ、リードを持つあなたの心情は? トレーニングをする時、教える時、必ず想像力を働かせていただきたいと思います。 相手の気持ちや犬の気持ちを考えられるようになるからです。 さあ、どうでしたか? 多分、とっさにリードを引くと思うんですよね~。 または「ダメでしょ、吠えちゃ」 って言うかな? 抱けるくらいのサイズの犬でしたら抱き上げてしまうかも。 ひょっとしたら、リードショックをする方もいらっしゃいますかね? 動揺は隠せませんねえぇ・・・ 吠えて、首やら体にショックを感じて振り返ったら ママがおたおたしている・・・ さあ、では犬は何て思うか? 「ママが怖いのならきっと危険な奴なんだ。もっと吠えて追い払おう」 と、考える犬がいてもおかしくないですよね? と私は思います。 犬によって何を感じるか、どう考えるかはいろいろだと思うのです。 一つではない。 だから、どんな時でも大切なのは、あなたが慌てないことなのですね。 だから、トレーニングとは飼い主のためのものであると思うわけです。 人気ブログランキングのバナーです。励みになりますので良かったらポチッと クリックお願いします。 人気ブログランキングへ


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【11月のトレーニング】 2日(火)・6日(土)・9日(火)・13日(土)・16日(火) 20日(土)・23日(火)・27(土)・30(火) 開始時間時間: 火曜日は午前10時開始            土曜日は午後1時開始

飼い主力

犬についての問題がなくなることは・・・ないかな~? 問題は 飼い主が問題と感じれば問題であり、 客観的に問題があっても飼い主の自覚がなければ 問題とは感じない、 または・・・ 決して問題ではないのに、問題行動であると情報に惑わされたり いや~、問題もそれぞれですよね。 私が今一つだけ言えることは、 犬が好きで犬を飼うのですから 犬は犬であることだけで愛されなければいけない せめて、飼い主さんはご自分の犬に対してそういうスタンスでいてあげて欲しいな ということです。 でも、 客観的な問題に、鈍感になることは避けてくださいね。 犬は吠えて当たり前・・・だけど吠え過ぎれば迷惑。 とっさに手を出されたらびっくりして歯を当てるのは当然・・・でも直せる。 人が悪いと思い続けることは犬のためにはなりません。 犬に無理強いして何かをさせるのはストレス・・・でもある程度仕方ないし 出来たほうがいいこと、出来たほうが楽しいこともあるから 出来るように努力しましょうね、 と思います。 そのために、飼い主力を鍛えましょう!という提案。 それと・・・ 頑張る人に「努力が足りない」とか 「そんな方法ではだめ」とか 安易な言葉かけは慎みましょう、というお願い。 どちらも大切かな・・・ 犬のお悩みはそれぞれなんですから。 犬を変える、 すぐに直る犬の問題行動 大々的に取り上げられ、マニュアルを求めて右往左往・・・ それよりも飼い主力をアップさせて、 どんな問題行動を持っていても、 その仔が愛しいと向き合える、向き合って関わり合える そんな努力のほうが、ドラマティックではないでしょうか。 私自身、競争と言うことが好きではなくて、 子供の成績も気にならなければ犬の競技にも無関心なので・・・(笑) おまけに自分の成績もどうだって良い人なので。 かなりまったりとしているかといえば、自分には厳しいです。 追い求めることが好き。 人生のモチベーションは、自分の「何か」を追い求めることかな。 永遠に手に入らない「何か」のほうがいいかな。 みんなそれぞれの「何か」があって、それぞれに進むときに、 方向が同じであったらいいよね~♪と思っているんですけどね。 私たちが頑張れば、犬は必死で着いてきてくれるって信じたくないですか? 私はそう信じています☆ こちらと 人気ブログランキングへ こちら にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村 お手数ですがポチポチと2回、「読んだよ~」のクリックお願いいたします。 参加者募集中♪ 秋ケ瀬公園お散歩トレーニングhttp://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1127.html 稲毛海浜公園お散歩トレーニングhttp://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1126.html トレーニングの予定 【6月のトレーニング】 6月1日(火)・5日(土)・8日(火)・9日(水)・12日(土)・15日(火)・22日(火) 23日(水)・26日(土)・29日(火) 時間:火曜日と水曜日は午前9時から    土曜日は午後3時からです。

飼い主さんの引き出し

お写真提供ネロくん♪ 社会化期に大事なこと、 大勢のワンコさん、人の中でも平常心でいられること。 これはどういうことかというと、 皆の中で何かが出来るとか他の犬と遊べるとか 慣れるためにいろいろ取り組む、 それをやりすぎないでくださいね、 という意味を込めています。 犬同士の接触は、緊張が高まります。 なぜかというと、力関係が分からないから。 でも、いちいちどちらが強いかを確かめさせるなんて無謀なことはできませんよね? 現実的ではないもの。 ただ・・・ パピーの時期というのは自分のステータスに無頓着なのかな? だからいろいろな犬と遊べる、遊びやすいのかな? と思うのです。 お散歩トレーニングがなぜ、たくさんの犬が集まっても 犬に笑顔が輝くと思われますか? それは・・・ 取り組まないから。 また 他の犬との接触を進めないからです。 飼い主さんとリードでつながっているでしょ? たくさんの犬、人がいても二人の世界を作れるように頑張る時間です。 若い犬は他の犬のところに突進したいですよね? 確かめたい、興味があるから。 でも、飼い主さんは犬に付き合って走って行ってはいけません。 ついていく=許可しているということでしょ? 常にその状態が続くと、 いつでも犬の要求を聞くだけの関係になってしまいます。 そのうち、飼い主さんの制御がきかなくなって初めて 「この犬はわがままだ」 ということになります。 そういうようにさせたのは・・・その状態を作ったのは 飼い主さん?あなたですよね? 犬が悪いわけでない、という犬目線は不当なことではないはずです。 それを頭に入れて、 ではどうやったら、二人の世界を作るのか? 突進する仔を止めるのか? ですが・・・ それは脚側を教えることだったり、上手にインターセプトすることだったり、 遊ぶこと、話しかけること、ホールドラッピングだったり おやつだったり、マグネットだったり・・・するわけです。 飼い主さんの引き出しの中に、いろいろなものを詰め込んで いざという時に、適切な道具が出せるようにすること それがトレーニングだと思います。 トレーニングとは調教ではないのね、教育なんですから。 そして犬に耐えさせることではないのです。 応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村 トレーニングの予定 【4月のお散歩トレーニング】 4月7日(水)・10日(土)・14日(水)・17日(土)・21(水)・24日(土)・28日(水)・:開始時間は午後1時です 【4月の基礎トレーニング】 4月6日(火)・13日(火)・20日(火)・27日(火)・:午前10時から2時間程度

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