私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬を飼うことから生き甲斐を

オンライントレーニング記事の方で昨日少し触れた内容ですが 飛びついて帽子を取る、という犬がいる場合 飼い主さん的には 帽子が欲しいのだろう、とか、 じゃあ代わりにおもちゃで代用したらいいとか、 取ってからの人の反応が楽しいだろうから、反応を返さない方がいいのではとか まあ、いろいろ考えると思うのですね。 あるいは 自動車に飛びついて吠える。

という犬がいる場合、自動車が怖いから追い払っているとか、 今まで何か嫌な経験をしただろうかとか。

狩猟本能だから何か運動をさせて発散させようかとか。 こういう対処にはもともと私は 飼い主さんの指示で座らせる(インターセプト的な意味合いがありますね)を良しとします。 もしくは、強制的にでもアテンションを取らせる。 犬にとっては我慢を強いられる。

でも我慢をさせること=その子の能力を信じることでもあるので 基礎トレの目的でもあるのですね。 我慢をさせるとイライラする・・・はないかな。 イライラさせないために期待で待たせるためのOKまで待てるかな?の練習なのです。

トレーニングの目的は犬が我慢をいかに辛抱できるか、ではないでしょうか。

それがこのストレス多い社会で、ストレスを跳ね返して生きる力となるのです。 犬に我慢をさせることがかわいそう、というかたは どうしても犬の要求に従ってしまいがちです。

そうすると、 「ほら、褒めるだけではだからダメなのよ」 と言われかねませんね。 また、犬もそういう姿勢には素直に従わなかったりするのです。 でまた 「リーダー的な毅然とした態度が必要」 などと、分かったような分からないようなそういう意見をいただいちゃったりします。

犬が従いたくなる人、を目指す そこのポイントとなるもの、それをつかむことで トレーニングの勘所みたいなものが会得できると思います。

いや~、ゆるゆるですけど 結構きびしい要求を私からはしているのですね・・・ 今更ながら驚いてます。^^; でも・・・やりがい、生き甲斐って言うのかな、犬を飼うことでそういうものも得られるんだ~!って 大きな発見だと私自身思っています。

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