私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬に新しい考え方を学びなおさせる、という取り組み。

おはようございます♪ 昨日はぼけ~とし過ぎの^^;一日でした。今朝もまだ(笑) 6月も終わり。まぐまぐ本、お届けが遅くなっている方がいらっしゃるので後ほどご連絡します。すみません。今日届くかなぁ・・・。 届きましたら早急にお送りしますね。今しばらくお待ちください。

「犬はあなたをこう見ている」から「犬から見た世界」そして「犬が私たちをパートナーに選んだわけ」までをざっと復習していましたけど。 認知の歪み、のせいで犬が犬を怖くなっている、特定の犬に対しての嫌な記憶が、犬全般に般化されているとき、歪みは人間の介入によってますます大きくなる、だからハンドラー(飼い主さん)がいると問題が起きるのに、犬の幼稚園では起きない)ということが往々にしてあるのでは?と思っているんですね。 何を変えるのかというと・・・。 まずは犬は人間と違う認知の仕方をする、それが良いとか悪いとかではなく種が違う、ということをベースに。 ではどうするか?犬を知る、学ぶしかないわけですね。まずは知識として本で。そして犬に実際当てはめる。どちらが欠けていても不十分です。 犬の認知の歪みはどう直してあげるのか? 人間が人間の感情で怖いを強化しないように注意して、犬に大丈夫な経験をさせます。 失敗しそうな、悪い行動が出るような状況を用意するのではなく、まずは大丈夫な距離(スペース)を確保します。 確保できるように正しいハンドリングで犬を誘導します。 犬に考えさせると、一杯一杯になった犬は犬の経験による確信を持った攻撃的な行動をとりますので、ここは少々強引にでも(強引にならないような日々の取り組みを)犬に距離を取ることを教えます。 距離を取ればホッとする、を何度も経験させることで、犬に自分が引くことを覚えさせればいいと思います。 攻撃的な行動ですっと心が晴れたり、その場が何とかなると学習した歪みを、負けるが勝ち的な認知を作り上げてほしいと思います。 そのためには、人間が攻撃的な行動を慎まねばならないですね。 というように学びも取り組みもすべてリンクさせて、思考を柔軟に、命には愛を持って取り組みたいものだと思います。 今日もよろしくお願いいたします!

【ブロマガ】苦手を克服する

犬の爪切りをしようとするとき、爪切りを持つ手に噛みつく^^;犬の相談で、咬みつかずに唸るように取り組んできたと。でも唸ってすぐ咬むんですよねと。^^; 辞めてほしい、嫌だ、で唸っているわけですよね。感情を考えれば。感情を考えなくてもいいはずがないのはこの一例でも明らかです。 嬉しくて爪切りの時に唸る犬はいませんし。 だからこの「嫌だ」を「「いいよ」「まあいいかな」「好きかも」「平気」に変えていく作業が古典的条件づけを使ったハズバンダリートレーニングです。 刺激を少しずつ与えて犬が大好きなものを提示する、作業ですね。 まあ、普通飼い主さん的には受けいれやすいし、理解しやすい理論だと思うのですが。 この部分が上手い人は犬が好きなもの=声掛け、またはその人そのもの、その人の働きかけ、になっているのでしょう。犬に好かれやすい人、受け入れられている人。 飼い主さんにはこのように最強の二次強化子になるように頑張ってほしいです♪

犬が好ましい行動をした。その直後褒めた。同じ褒め方だとしても、 ある人に褒められたらうれしそうなボディランゲージをする犬が ある人に褒められてもちっとも嬉しそうではない、 ということって、ないですか? 褒め方が同じようになっていないとか、褒め方ばかりに注目することってないですか? タイミングだとか、ご褒美のグレードだとか。 私の視点は 褒め手が如何にその犬にとって褒めてもらいたい人認定されているかどうか、 が大切ではないでしょうか? というところにあります。 お題の 苦手なものを克服する ということに当たっても、刺激料などよりももっと そばにいる克服の担い手の力量が大切だと思うのです。 小さな犬はすぐに抱っこできてしまうし、力ずくでいろいろやってしまえるでしょう? 今日のFBにもご紹介したおすすめ本

インコのしつけ教室―応用行動分析学でインコと仲良く暮らすインコのしつけ教室―応用行動分析学でインコと仲良く暮らす
(2008/10)
青木 愛弓

商品詳細を見る

鳥だから、インコだからって侮ってませんかね?^^; 専門用語を使わず(専門用語はもっと詳しく学ぶためのキーワードで説明されています)お話しできるか 小学生でもわかるように話せるか、を目指す私にとって本当にバイブルのような本になりました。 まだ持ってない方はぜひ。 でこの本の120ページに、大きいインコより小さいインコの方が問題を抱えている?というコラムがあります。 小さなインコの方が無理やりつかまれたりしやすいですよね?怪我しても大したことがないや、という人間の甘えで。 犬も全く同じですね。 で、その人間の行動から逃れるすべを学習する=問題行動(人間から見たら問題)になるわけです。 何を変えなければいけないのか?はすぐに理解できるはず、って思いますが。 ということで、苦手の克服のためにはまずは、犬さんたちに好かれる人になる、ということ。 では次に、 なぜ苦手になったのか?を考えてみましょう。 名前を呼んでおやつは、良い古典的条件づけポジティブな古典的条件づけです。 名前を呼んで怖い顔をしながら怒鳴った を毎日毎日続けたとしたら?それは悪い、ネガティブな古典的条件づけです。 名前という刺激が 後から良いものになるか 後から悪いものになるか 苦手になったものというのは、後から苦手になるということですから もともと嫌だったものと対提示されたから、といえると思います。 上記の本ではP29に書かれてます。 続きます。

【ブロマガ】横浜散トレ終了しました

今日は横浜お散歩トレーニングでした。 3月から行ってきた 『拾い食い防止』 について、総括にもならない^^;総括をしてきました。 それぞれで。 食べさせたくないのだったら、その時できる方法で、たとえリードを張っても たとえ周りから力任せに見えようとも、出来ないことで対処せず、出来ることで。 時に遠慮なく。 足がぶつかっちゃうこともあります。でも犬はいちいち気にしませんよ。 あなたが気にするほど。 ただ、力任せが、遠慮のしなさすぎが、日常になり乱暴に変わることのないようにお願いしたいと思います。

トレーニングの名のもとに、 しなくても良いことをして、犬との祖語がどんどん大きくなってしまうこともあります。 拾い食いだったら。 見つけさせて、リードの先の犬に向かい 「食べないよ~」 を連呼したり、リードで犬を引き戻したり、リードショックしたり。 リードを張って止めてあなたが犬のそばに行き、体で押すように食べ物から離せばいい。 そのための毎日のコンタクトトレーニングなのです。 こんな風に行ったら人からどう見られるかなぁ、と。いつも人から見た自分を気にする方はもっと あなたの犬からどう見えるかに集中しましょう。 あなたの一番大切な心の友。あなたの犬ほどあなたを見ている他人はいないと思います。 さて、今日はココとのトレーニング7回目の過去記事です。

ココと一緒にトレーニング(7)人に集中してもらう 2011年1月23日 19時30分の記事 ココの初級ステップ1は終了しました。 最初は「私一人で参加しなくてはいけなくなるのかな~」 という不安がありました、正直。 ストレスに弱いので、耐えられるかどうか・・・ でも、ココを侮っていたんですよね~。 次々課題をクリア! もともと人も犬もOKなので、環境に慣れてしまえば 出来ることをガンガン行える子なのだと思いました。

こんな感じでしっかり見てくれるようになりました。 出来るまでに時間がかかるけど、出来たことは忘れない、 そういう傾向の仔ですかね。 不安傾向のある犬は、視線を合わすことが苦手です、と私は思っています。 自信に満ちている子、疑いのない(時に過信^^;)子は 穴のあくほど見つめてきますね。 ココは自信あふれる、もともとはそういう気質の犬だと思いますが ちょっとした音が怖かったりで・・・ちょっと自信喪失なのかもしれません。 優良家庭犬に行き出して、私が普段求めないアイコンタクトを求めるようになって 自信ある行動、様子が見えてきました。びっくりするくらい違います。 ということで、引き続きステップ2を受けることにしました。 (さらに変化があるでしょうか。) ヒール(脚側歩行)とかマテとか呼び戻しが入るのかな。 ココの場合は、どれも出来るので、引き続き環境慣れといったところですかね。 で、今日は 思い込みを崩して、こちらの意思をどう伝えるかということで レッスンを思い出してみたいです。 マグネットでのおすわり。 「オスワリ」という言葉を知らない犬におすわりをどう教えるか というのが本来の意味なのですけどね。 もうすでに知ってしまっている犬にはどうなの? ですよね。 座る、座らせる、という結果でなく、経過重視ということを学べます。 それは正解だよ、というタイミングの良いおやつのあげ方の練習になります。 どうすればもらえるのかをもうすでに知っている犬は おやつを見れば座りますよね? でも、その時、飼い主さんが望んでいるのは違う行動かもしれないですよね? 知っている犬は反射的に座ります。 ただ・・・それはそれで素晴らしいのですが そういうタイプの犬は思い込みで動きやすいので じっと動かない選択をする、ことが多いと睨んでいます。 ココがそうなんですよね。 または出来ることを次から次へと勝手に行う、という犬もいる。 頑固とは違うのですよね。 飼い主が何を求めているかを考える過程を経験してもらう。 おやつを持った手を見た、「そうだスワレだ!」 と一つのことを思うのではなくて 「えっと~、ママは何を求めているのかな?」 と、こちらに気持ちを集中させる練習です。 ここで、アイコンタクトが入ります。 おやつに集中し過ぎることを防ぎます。 ということは、過剰な興奮を予防できることにつながると考えています。 トリック(芸)のための練習ではないのです。 不安要素をなくす、ため。 犬に考えさせる、とさらりと言われることが多いですが 犬の記憶をたどらせる、思考ではなく、他に集中できる、 他を認める、人に助けを求める 犬が人のところにやって来たという過去をもう一度巡る練習、 (人のおこぼれを頂戴するために人のそばに自らやって来た そして人を求めてやまない) 大げさだけど(笑)そんな風に考えています。


1/23(日) 座る、座らせる、という結果でなく、経過重視ということを学べます。 それは正解だよ、というタイミングの良いおやつのあげ方の練習になります。 いろいろなトレーニングを勉強のために受けていて見えてくることですが 結局、 褒めを伝えるにはどうしたらいいのか。 褒めるというのは その行動が正解だよ、というマークを与えるということです。 タンタンマークを使わないとなると、 正解だよ、を教えると気には、おやつや褒め言葉を2秒以内に出す、 ということが求められます。2秒ルールですね。 すると、 褒める人が犬にとってどういう人であるか、という大問題より おやつのグレードや、褒めの声の出し方などに褒め方スキルがあると思ってしまうのではないかなぁ。 トレーニング教室ではそういうものを教えた方が一般的で、 生徒さんすべてに話しやすい、教えやすい、マニュアル的であるということで トレーニング=褒め方=声の出し方・おやつの出し方 に始終してしまって、結局人間の本当のスキルこれが飼い主力なんですけど、 本当のスキルが身につかないまま 「私はトレーニングを習っています」 になってしまうのではないかなぁ。 と、思っちゃいました。今日のつぶやきでした。

おやつを出すとバタバタする。それはバタバタしている状態に与えてしまうからです

最近タイトル長いですよね^^;

今日はココとのトレーニング6回目です。

思い込みを崩す、について書いていますが・・・。

チャーリーを亡くして、ココはとてもよく踏ん張りましたが、 踏ん張れるかどうかをかなり心配して、落ち込ませないようにリラックストレーニングと、恐怖症への対応とを 引き続き丁寧に、さり気なく、行ってきたつもりです。

完璧ではないですけど。何が完璧かなんてわからないし。

ただ・・・ いろいろうまく行ってくれたみたいで安心しています。

 

 

懐かしい写真。まるちゃん、子猫時代

この記事は、私的によくわかりません^^; よくわからないけど、おやつの使い方で落ち着かせられるか、興奮を招くか、 違いが出てくるところではないのかなぁと思っているんですね。 この辺りからも、古典的条件づけに付いてのもやもやを何とかしたいと考えるようになった そんな気がします。

 

ココと一緒にトレーニング(6)・思い込みを壊す

[いろいろなトレーニング法について] 2011年1月22日 8時58分の記事

 

ご褒美としておやつを使うと、犬のやる気がアップします。

作業系を教えるのには非

常に有効。 ただし、 自制を促す行動修正にはちょっと厄介なこともあります。 ・・・

おやつ欲しさにバタバタ・・・ 「うちの子はおやつが出ると興奮するからダメなの~」って。

そこは「マッテ」なんだけどぉ・・・ ですね。

「待たせたい」「興奮しないでいてね」を教えていきたいとき バタバタさせてしまうことにつながったりする。 自分が知っている動作の前触れ、自動車のエンジンをかける エンジンを止める、リードを用意する、など・・・ その後の楽しみが連想されると思います。

楽しいことが起こる、なので、ワクワクする、ということは正解なのですが ワクワクがバタバタになっては困るわけで・・・ そういう時は落ち着いてほしいのです。(こういうバタバタ先読みタイプが興奮症といわれるのかな。)

反対に、落ち着いていれば飼い主さんが喜んでくれることを学習している犬は 頑なに固まることを選んだりします。そういうことを選択する犬もいます。 (ココがそうですね~。)

なので、マテ、は得意だけど、こちらの意思をくみ取って動く、事は苦手です。

意思をくみ取って待つ、事は得意。 別に動かなくてもいいわけですけど・・・ 何となく、思い込みだけでそれ以上のひらめきがない毎日だと 性格的にドーンと落ち込みやすい、のではないかって思うんです。

自分の行動が期待通りの反応がないと がっかりしたりします、必要以上に。

犬もいろいろ・・・ そこで、トレーニングで大事なことは どちらにとっても大切なことは 思い込みを崩してやる、ということですかね。

君の知らない世界(爆)を体験させます。

大げさでなく、そのくらいのカルチャーショックみたいですよ。

その方法は たった一つのおやつで、マグネットで、 犬の作り上げた思い込みの回路をリセットしてあげる、です。

お行儀がいいという行動を教えるとき おやつを出す→座る→もらえる なんですけど、 私が力を入れているのは 座ったらあげる、のは同じわけですけど、 ココとのトレーニングでは、座る動作を教えるという目的ですけど ・・・

一緒に学ぶうちに「これかっ!」というひらめきがありました。

おやつを食べさせながら座らせます。

この中にひらめきがあったんですねぇ。

わかりますか? 犬にとっては喜びの最中=興奮です。食べること、は。

食べながら求められる行動をする。

興奮しながらでも、求められる行動を探せる、ということ。 おやつを見て座る(すでに反射的になっている)、というのとでは脳の中はずいぶん違うのではないかな・・・ って感じたんですよね。

犬はかなりパターン化される動物なので、人間もそうですけどね 条件反射的に、行動→おやつ、となりやすいのではないでしょうか。

困った行動、修正したい行動も 興奮だったり思い込みだったり犬にとっては不正解ではなく 信じて疑わない行動なんですね。 でも、こちらの意図していることとは違うよ、ということを おやつを食べさせながら考えさせます。

手の中にあるんだけど、それかじるだけ・・・ガッツリもらうためにはどうしたらいいか、 を考えさせます。 え~~~っ!?そんなことで?って感じるでしょうけど 犬の中で確かに何かが変わるのを見届けてあげてください。 みーんなピカッとしますから!

☆この考え、私が今作りあげつつあるものです。 名前を呼んでおやつ、がなぜ上手くいく人といかない人がいるのか、ということに結び付くと思っています。 犬に先読みをさせているだけではない? 強化したいことが伝わっている?とか・・・ 褒めのタイミング、飼い主さんが辛抱するとか・・・ トレーニングのコツみたいなものがつまっているかな・・・ マニュアル的なものが大事ではなく、「ひらめき」が大事なんですね。

そのひらめきを体験させるものとして行いやすいのがおやつを使って座らせる、伏せさせる、というもの。 歩かせる、というのもいいですね。簡単です。 簡単なことですが、あなたが意図していることと犬の思いが同じかどうか。

石像インターセプトや、インターセプトでのオスワリにもつながります。 う~~~ん・・・難しいですか?追記でした☆

******************************************************

昨日の続き 昨日の 犬にとっては喜びの最中=興奮です。

食べること、は。 食べながら求められる行動をする。 興奮しながらでも、求められる行動を探せる、ということ。

おやつを見て座る(すでに反射的になっている)、というのとでは脳の中はずいぶん違うのではないかな・・・ って感じたんですよね。 ここの部分、 我が家のチャーリーとカレンはこんな感じ。 なので、いつまでもおやつに食いついたり、 自分が持っている技すべてを出そうとします。 おやつから離れて座ってみたり、伏せたりお手したり・・・ くるくるスピンしたり、なんていうのも出ますかね。 私が求めているのは・・・ 食べながら座る、の形にしてほしいのです。 なのでじーっとそのまま おやつを持つ手を動かさないように無反応で待ちます。 時間がかかりますよ~。 カレンもチャーリーも3分以上かかったかな~。

では、ココの場合はどうなるかというと・・・? 「食べられないからあきらめる」のです。 そっぽを向くというシグナルまで出ます。 自分を落ち着かせているのか(食べられない、理解できない混乱を 落ち着かせているのだと睨んでいます)目線も、顔の向きも おやつから離してしまうんですよね・・・ これ、実生活ではお行儀が良いじゃないですか? だから問題ないって思ったり、トレーニングしたりしようとされないタイプですよね。 でも・・・ 自信が育たないのかな・・・? と・・・育ってないのは実はココなんじゃないかなと、思うようになりました。

自信があるから伏せて待っているのではなくて 消去法で 自分のできることは伏せだけ、とか…思っていない? なんとなくね、そんな感じがして もっと一緒に時間を過ごしてあげたいなと思うようになりました。 問題だらけのチャーリーばかりにかまけていてはいかん、よね。。。

【ブロマガ】静かな人が好き

ココとの外部^^;トレーニング記事5回目ですが。 過去記事をくる天に移して、さらにこちらに移しました。追記をしていきます。 チワワ、なかなか頑固さん多くて。 そこが可愛いと思う人と、そこが扱いにくいと思う人と。

大型犬を飼っていて、年を取って小さな犬にしようとチワワにして 大型犬より飼い難い、と・・・感じている人も多いかなと思います。 小さくても犬は犬、なんですね。 わが家のココは大型犬やら鳥やら亀やらいろいろな動物の中で5か月過ごしてそこから我が家に来たわけですけど この人!と思った人にしか懐きにくいな、と若いころは感じたものです。 それがだんだん経験を積んで、自分で距離を取れる経験を積ませて 人は危害を与えない、を自分の中にしっかり築いて、人に対して吠えたり警戒したりしない犬に育ちました。 良い経験をたくさん積ませる、ということが大切なのかなと思います。 チャーリーの犬嫌いもそばにぴったり張り付いて^^;サポートして来ました、ココがね。(笑) 大型犬にもその精神で負けていません。 小さなライオン、本当に。

今回の記事の大げさの褒めを怖がるココですが、ここに限らず基本犬は静かな人が好きですよね。 穏やかな物腰が好き。頭のてっぺんから出るような奇声^^;は大嫌い。 興奮させることが多いので、指示も普段出す声も人間同士のおしゃべりも、トーンを下げてあげて欲しいですね。 ココと一緒にトレーニング(5)・ジャックポット [いろいろなトレーニング法について] 2011年1月21日 13時0分の記事 マグネットでも動けない状態のココ・・・

その日は不調で (させなくてもいい排泄を校舎に入る前にさせた、というのが原因だと思いますが) ハァハァとパンティングが続いたんですよね。(4回目のレッスンです) どのおやつにも見向きもしない。 「私はいりません」 ってそっぽを向く・・・ 大きめのおやつ(長めの)をよく見えるように持って誘導、します。 そうすると何とかついてこれるようになります。

この中では一番柔らかめのチーズが良かったです。 あと、心ここにあらず、というココの場合は 四角のセミモイストタイプのフードを小さく切ったものを床に一つ、二つ、三つ、 とばらまいてみます。 食べてくれれば我に返れるようです。 長めのおやつ(チーズ)でマグネット。 意識がこちらに集中し始め、もっと食べたい!と食い付いてきたところで 残ったチーズを一気に食べさせました。3センチくらい。 先生が一言。 「ジャックポットじゃん!!!」 ジャックポット=報酬の量や質を大幅にグレードアップすること ボーナス ですね。 それがとっても有効でした。 トレーニングの過程で強化させたい行動があった場合、その行動が完璧に、もしくは完璧に近い形でできたら、 ジャックポットを使うと良い、と言われています。 私が使うのは・・・怖いけど頑張っている途中に少しでも出来つつある時に ガバーっと、報酬を弾むということくらいかな。 先生は、介助犬を育てている方で、排泄、トイレのトレーニングの時の使い方を お話してくださいました。 コマンドで排泄をコントロールしなければいけないわけですから。 「よくね~、トイレ覚えないんです、という質問をされるんですけど・・・ ご褒美は上げてるかということを聞くと、 【あげてますよ~。フード一粒】 って言われるんですよね。 犬からしたら、そんな一粒のために今しようって思える? そういう場合、人の都合で排泄をコントロールしたいのだから、 もっと奮発しないと! 私だったら30粒をボーンとあげますよ~」 って。。。 すごいね。 恐るべし、ジャックポット。 犬もあ~らびっくりなのでしょうねぇ~。 どうしてもトイレを覚えない犬には使ってみても面白い方法ではないかな? 褒める、ということをパワーアップさせるということですよね。 おやつはそれ自体が道具、という考えよりも、 褒めをパワーアップさせる道具、と考えた方がいいです。 トレーニングの世界・・・ データのない不確実な方法が渦巻いていますが、 データがあるから、その仔に正しい、ということもなく データがなくても有益な方法もあるわけですから。 まずは目の前の犬がイキイキ楽しそうにあなたを見つめるかどうか 現場主義で頑張ってみましょうね。 正しいと言われる方法が、その仔にとって正しいかどうかは 犬が教えてくれるはずですから。


実は優良家庭犬協会・・・褒め方尋常でないです。^^; すっごいテンションですよ。 私には「やかましい」と感じます。(スミマセン^^;;;) ココにとってもそうで、 そこの先生に 「お利口さんっ!」 何て、大きな声で褒められた時は2歩くらい後ろに瞬間移動していました。(爆) びっくりしちゃったみたい。 警察犬などの、ストレスフルな環境下で、モチベーションを維持させるための 褒め(=正解のマーク) を、日常に使うことは私的にお勧めしません。 ま、それを考えると、タンタンマーク♪は非常に有効ですよね。

【ブロマガ】マグネット(ココとの取り組み4回目)

先程FBで投稿したものですけど。 ココちゃん、踏ん張って今は落ち着いています。静かなほど(笑) 私たち人間が思うより彼らはたくましく、そして今を生きる動物。過去を引きずらない、のでしょうね。

りか子さんの記事。 『群れのメンバーを一頭失った後』 の記事を読んで、すぐに我が家の状態をお話ししたかったのですが。心落ち着くまで周りから慰めを頂くことが、慰めにならない人もいるということで^^;黙ってきたわけですが。時は確かに心を癒しますね。 慰めはその時心や感情に蓋をしたり、本当の悲しさを紛らわすことはできても、癒すことはできないのかなぁと、またまたわがままですが思ったりしています。 時間は本当に優しい。 で、メンバーを一頭失った。カレンがいなくなりチャーリーがいなくなり。猫はたくさんいるけど^^;犬は一頭。ココは一体どうなっちゃうんだろうと。 ただ、亡くなって一週間。りか子さんの記事と同じような感じがココにもあったんですね。 やった~~~♪私一人占め~。みたいな。 不思議でしょう? まあそれだけ人間のメンバーとの結びつきが深いと言えば深いのでしょうけど。 庭の芝をはりかえて。その時一気にチャーリーの匂いが薄くなった時 ココのあれ?という表情と遠くを見る目を見て、その時のココの中の複雑な感情を感じたんですね。 「チャーリー、、ちゃんとココに説明してね」 って。 ココが健気に踏ん張っているのですから人間が踏ん張らなくてどうして犬を守ると言えるのか?ということかなぁと。 人間だけだと甘えきって生きて暮らしてしまうけど、いろいろなことを教わって、まだまだ自分にも伸びしろたくさん^^;と思うわけです。 一つ言えるのは。 チャーリーのしんどさに寄り添うようにいつも一緒にいたココは、チャーリーを見送って一気に体も心も休められているのではないかな?ということ。 実は失って踏ん張っていたのではなく、見送るまでの踏ん張りこそ試練で。 それこそが、見習うべきものなのでしょうね。
続きを読む

【ブロマガ】ココとの取り組み

明日は大阪お散歩トレーニング。 朝早くて、帰りの新幹線を予約しておかなかったので^^; 指定席取るのにちょっと苦労しました。 新しいお仲間さんと、いろいろなお悩み事をお聞きして、提案して 一緒に楽しく歩いてきたいと思います。 ブロマガ記事は、 ココとのトレーニング取り組み記事です。 もう、4年前のことなんですね。 なので、今思うこととかを追記の形で記したいと思います。 恐怖症との取り組み。 あきらめないで、犬たちの心の港に¡を目指したいですね。

ココとの取り組み記事の第一回目のタイトルは おやつを持った手、手に持ったおやつは嫌。またその状況での手でのおやつは食べたくないの だったでしょう? どういうことかなぁって、思った方も多いかなともいます(笑)意味が分からん、と。

続きを読む

【ブロマガ】私はあなたが守るべきあなたの所有物ではない

私はあなたが守るべきあなたの所有物ではない [物を守らせない・拾い食い] 2013年3月14日 5時0分の記事 また長~いお題になりました。 守る、という行動。 犬にとって当然の行動ですね。 ただし、それが攻撃的に映る(見える)のであれば、それをそのままにしておくことが犬にとっての不利益(不利益にはいろいろあるでしょう)になる、と私は考えますから、 唸り、から噛み、噛み、などの ものを守っての行動は強化しないように飼育し、またそれを出さなくても良いと教えること=リラックスなのかなという姿勢でいます。 私がチャーリーとココを連れています。 そこに、他の犬がやってきて、私に挨拶しようとか、おやつをもらいたいとか駆け寄ってくるとします。 犬の気質にもよりますが、 私を守って、駆け寄った犬に攻撃的な態度をする・・・ ということは考えられますね? しかし 我が家では考えられないことです。許されない行動。 こういう行動が出やすい犬は犬としての性質を考えて、だからそういうシチュエーションを避けるという方が大部分かと思いますが、 散トレ、私の方針は 飼い主をも守らない犬にする、 ということ大きな目標としてあります。それは社会化、犬として大切な社会化だからです。 さらに言うと、飼い主から物を守らない、とかです。 (犬も若いうちは所有権を主張したがります。未熟だからですね。) 何を守るにせよ、守っているものというより、結局は自分の固執するもの~自分の思いに至る 自分を守っているということに他ならないと私は思っています。 守らなくても良いよ、守らない方が楽だし。そう伝えたい。 たとえ性格、気質であっても、守るその執着は痛々しいし、家庭内でそれをされるのは疎ましいことだと思います。 こういうことを考える時、もっと突き詰めて考えていただきたいことがあります。 それは・・・ あなたは、犬の事、困りごとや心配事で支配されやすくないですか?ということ。 それはあなたが犬を守っていることに他ならないと思いますが、その『守り』は、正しい守りではないのかもしれませんね。 犬は自分の一部ではありません。 犬が我々飼い主を自分のスペース内の一部と感じるのと同じなのかなぁとか・・・ たまに考えてしまうのですけど。 犬は所有物ではないんですねぇ。 所有しているという形ではあるけど、感情のある命でしょう? 正しい線で切り離さないと、犬の問題が自分の問題のように苦しくなります。冷静に考えられなくなるっていうのかな。 お互い無反応を返し返されるという時にクールな関係 正しい依存関係。 そういうところから育めることだと思うんですね。 冷静に。 犬が飼い主を守ろうとする気持ち、それは正しい。 でも、犬が冷静に考えて、飼い主が襲われるのか、自分の小さな固執を守りたいだけなのか(辛抱できると思います)、危機を正しく察知するために、防衛の行動がすぐに発動しないために犬を育てたいですね。 犬は永遠に子供ですが、精神的に対等である、またはいつも精神では犬に勝る(=負担を強いない)という姿勢でいたいと思う、 そんなところから飼い主的な強さ=犬の落ち着き=守らないで飼い主の後に下がる が生まれてくるはずだと思います。 まあ、これがいわゆる毅然としたリーダーの在り方なのでしょうね。 かなり取り留めのない、まだ確固としていない^^;つぶやきでした。

狩りごっこ

狩りごっこ

 [物を守らせない・拾い食い] 2012年6月6日 11時32分の記事

落ちているもの(落としたもの)を食べさせない、と言う流儀の方は少なくはないですね。

ただ、発想の転換ですけど 食べても良いものを落として探させ食べることを褒めていれば 食べて欲しくないものを目の前にした時は 「それは違うよ」 と言えば・・・犬にとっては抑止になると思うのですね。

いつも 「イケナイ、イケナイ」 とリードを引かれているから、勝手に探して食べてしまうのではないでしょうか。

そんなことを思います。

今朝の記事です。

カテゴリーは物を守らせない・拾い食い なのですけど・・・

狩猟欲を満たしてリラックス、犬の自信をつける、満足感を与える と言う目的のあるゲームです。

引っ張りっこも狩猟欲を満たしますね。

今日はそれについて。

んっと・・・ 本家ブログを初めて2~3年頃は、匂い嗅ぎをさせましょうよ、 ということを記事に書こうものなら・・・ 拾い食いに結び付く とか 不衛生だ とか マーキングに発展するからマナー違反 だとか・・・ あ゛---息苦しい!^^;コメントが寄せられたりしたものです。

その頃から比べたら、飼い主さんの意識が高くなり私のブログに賛成してくださる方が増えて、 息苦しい方々が肩身が狭くなったのかしら?^^;なーんて。。。

でもね、いまだに本家ブログを読んでくださる方の中にも 匂い嗅ぎには慎重な方は実は多いと睨んでいます。

また、何か食べさせたらどうしよう?と躍起になって(リードは張りっぱなしですね) 犬にはフラストレーションがかかりっぱなしになります。

我が家では、食べることを褒める、 噛むこと(おもちゃや、食べ物)を褒めるを子犬の頃から 一生涯続けて行きます。

口を使うことをネガティブなものと感じない(人がですね)ようにすることは大切なんですね。

そういうやりとりがあれば、 食べてほしくないものを食べようとしたり、噛んではいけないものを咬んだ時に 「それは違うよね、いけないよね」 って言うことで犬は止めないでしょうか?

止めるような関係作りが大切だと思います。

多くは飼い主さんの行動と意識を変えなくてはいけないと思うのですけどね。 で、話を戻しましょう。

狩りごっこ。 欲を満たすのところでもお話ししましたが、 引っ張りっこはその犬の狩猟欲を満たします。

くわえるために飛びつくのが得意な犬 くわえて引っ張ることが得意な犬 首を振って仕留める行動が得意な犬 犬種的にはいきなり押さえつけるのが得意だったりするでしょう。

そして最終的に “獲物”を満足げにくわえ、尾を高らかにあげ、巣に戻る・・・そこでストレスレベルが一気に下がるのです。

だから、唸りも褒めて、くわえて引っ張ることを褒めて、 狩猟=生きる術を引出し、自信を与え、 その次に、その行動を適切にコントロールしていきましょう。

それはすべて犬と飼い主との遊びの中で築くことができるのです。

頭でっかちになって犬とストレートにぶつかり合って遊ぶことを忘れていませんか

これをおやつを投げて探させてゲットする という遊びに応用させたものが狩りごっこです。

行くよ~、と楽しげに誘います。

おやつを投げた、犬に 「探して」 と指示を出します。

犬が探す・・・探せなかったら一緒に探します。(共同作業)

ヒントを出してあげても良いです。

探してそれに食い付いた時私は「タンタンマーク♪」で正解のマークをしています。

気分が乗らない時などはこれを始めると生き生きします。

拾い食いを躍起になって止める・・・ これは共同作業ではないんですね。

狩りごっこで言うと、一緒に探すにはなっていなくて飼い主さんが獲物を強奪する^^; ということになってしまいます。

それでは、取られる前に見つけて食べよう、という気持ちにさせてしまいますよね。

口に入ったものも守るでしょう。

拾い食いの対処・・・ これを探すより、食べ物(獲物)を見つけてゲットすることは 共同作業なんだよ、ということを犬にどうやって伝えるかに集中していただきたいと思います。

犬と喧嘩しては仕方ないんですね。 まあ、なかなか難しいことだと思いますが・・・

 

【ブロマガ】拾い食う、見つけたもの手に入れたものを守りたい

拾い食い、で検索してヒットしてたどり着いた方にお教えするのと チャーリードッグスクールで学んでいる方にお教えするのとでは、 教える内容が違っている、ことが大きく表れるのが拾い食いの問題かな、と思いましたので それについてお話しします。 ゆるゆるリードで、匂い嗅ぎをさせて、リラックスに導きたい でもそうしていると拾い食いと区別がつかなくて、落ちているものを食べられる結果になる。 食べられるものは食べる犬と 食べられないものまで食べる犬と 一旦口に入れたものは頑として出さずに、取られるくらいなら飲み込んでやれ と無理やり飲み込む犬と…いろいろなケースがありますね。 リードの長さが長すぎませんか? 食べ物を見つけて見せ続けていませんか? グッパーで犬を動かす練習はしていないのですか? などなど。 そして、新しい読者さんには 犬と勝負していませんか?食べさせないようにということで 食べ物を見つけた時に 「NO!」 などの強い口調で制したり、強めのリード使いで犬の気持ちをイラつかせていませんか。 犬を意固地にさせていませんか? 食べ物を飼い主から守る、というおかしなことになっていないですか? 食べ物は飼い主が無条件で与えるもの、それを守る?なぜ守らなくてはいけないのか? 意識で制御できない状態に何がそうさせたのか? まで・・・ 犬を迎えてから知らなくてはいけないことなどを一から学びなおしていただいています。 くる天オンライントレーニングの拾い食い(とものを守らせない)のカテゴリーの5つの記事をこちらにアップしますね。

食後アグレッシブになる犬 [物を守らせない・拾い食い] 2010年11月12日 19時0分の記事 食事中唸りながら食べ、 食べ終わると突如として機嫌が悪くなる、という犬の相談。 ペットショップに1ヶ月の時入荷、5ケ月までガラスケースの中にいた柴犬の ご相談です。 柴犬、を抜きにして・・・ ショップに5ケ月いた、ということで私的考察を。 あるショップでは、 子犬の成長を遅らせるために、シニア用のフードを与えているという話しを聞きました 。 シニア用のフード、プレミアムフード以上のものであれば、油分が少なく、カロリーの少ない蛋白源を使用、ということが考えられますが、 ペットショップでは基本、ホームセンター系のフードを使用しています。 なので、シニア用というのは繊維質が多く(ビートパルプなども多い)、たんぱく質も 良質なものを使わない、ということで子犬の未熟な腸には、負担が大きいということは想像できると思います。 負担が大きくて、しかも栄養源が少ない、そして粗悪な穀類から体の中でガスが発生する。 ガスが発生すると腸が膨らむ。膨らむと未発達な腸は痛みを感じるかもしれないし ガスでパンパンに張ったお腹では・・・苦しくて当然=機嫌が悪い=暴れる、 は当然であると考えます。 次第に、食事=気分が悪い になるかもしれない。ヴーヴー唸りながら食べる犬もいるのです。 気質的なもの以外の原因も、最初はあったのかもしれないのですよね・・・ いろいろな方向から考えないといけない、一つのたとえをお話ししてみました。


放せ(アウト) [物を守らせない・拾い食い] 2011年1月28日 10時30分の記事 先日、火曜日の散トレの時、 黒ラブはなちゃんが、おもちゃを咥えて放さなくなった、 守りが出た、ということがおかぁちゃんの記事に載っていましたが その中の、 今回も、口をこじ開けて取り出して、良い仔だねぇ~♪ 地道にこれを繰り返していくしかないかなぁ…  http://ohana0208.blog52.fc2.com/blog-entry-437.html の部分。 守りに入る仔を飼っていないと分からない部分だと思うんですね。 うちはチャーリー君がそう。 ものを咥える、おやつ交換で取り上げる これをどんなに繰り返しても、傾向的に変わらないかなぁ、と感じています。 違う言い方をすると、 犬が咥えているものは犬の所有物なので、何かと交換というスタンスでないとフェアーでない、 ということが通じない。 ということ。 一瞬に捕食の守りにスイッチオン。 お願いだから交換して、という姿勢は、ますます、守りを強くすると感じます。 そういうケースがあるので、 一概にこうすればOKということは言えないですね。 たとえ、犬に優しい方法であっても、通じないというか悪化させることがあります。 で、その時点ではおかぁちゃんに話さなかったし、ブログでも書いたことはなかったのだけど、 チャーリーが守りに入ることをほぼ、改善させた方法をお話しします。 出来るか出来ないかは、飼い主さんの自信があるかないか、で決まるかなぁ。 スクロールすると今だけ特別価格!は出て来ないわよ。(爆) ご安心くださいね。^^ 口に入っているものを取る時、口を開けて歯を磨く時 いつも 「いい子だね~」 と強めの口調で言いながら、強制的に取り上げます。こちらの意志を貫きます。 そして、 咥えて放さないもの、代表的なものは松ぼっくり。^^; またはアキレス腱。飲み込めそうなくらいに小さくなったもの。 咥えて挑戦的に(笑)こちらを見る時は、思いっきり大きな声で 「アウト!」 です。 腰が抜けそうなくらいです。 あんぐり口を開けますから、声もかけずに落としたものを取り上げておしまい。 インターセプトのように前に立ちはだかり、手は腰に。 今では咥えそうになるとアウトと普通に言えばリーブイット、 素通りすることが出来ます。 アウトもNOに違いはないですね。 ただ私の場合はすべてNOで禁止するのではなく 「行かない!」 「違うよ!」 「そこはダメ」 「吠えないよ」 など、その都度都度の行動によって言葉を変えています。 指示語は一つ、という理論から外れますが、 犬たちは案外、それら禁止語を素直に聞いてくれるような気がするし NO,ではなく行動を禁止ということで、私は気に入っているんですけどね。 NOではそこで終わってしまうけど 行かないよ、ではいかないためにどうするか誘導すればいいのだし、 違うよ、だったら、そうである行動に誘導すればよし。 必ず正解に誘導してマークできると思うのです。 んー、どうでしょう?


あと3つの記事は別にアップします。

【ブロマガ】そうそうゲーム♪

そうそうゲーム♪ 新春座学でも行いました~。 検索をかけてみましょうね。 http://charliemama.weblog.to/search?q=%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0 本家ブログ↑ですね。 くる天はどうかな? 目ぼしい^^;記事をこちらに持って来ましょうかね。 そうそうゲームというのは、クリッカートレーニング、です。 クリッカー音の代わりに「そうそう」を使います。 人間の場合は、特に正解だよという意味で発せられます「そうそう♪」を聞くと とっても幸せになれちゃうんですね~。実際ゲームで犬役をやった方は体感されてよくわかるかなと思います。 で、クリッカートレーニングって、犬が何かできることに目が行きがちですが クリッカーを鳴らすタイミングが最も大切なことなんですね。 犬役の人と、飼い主役の人と一人ずつ決めておきます。 犬役の人は一旦席を外していただいて、中の人たちで外のワンコさんに何をやってもらおうかな とひそひそ話し合います。 ホワイトボードを触るとか。 トルソーのポチちゃんをつかむとか。 ○○さんの肩に手を置くとか。 知らされていないのに、どうやって正解にたどり着けるでしょうか? というゲーム。 飼い主役の人は「そうそう」という正解の言葉だけを使って、犬さんを誘導します。 ということで、もっぱら、飼い主役の人のトレーニング技術・タイミングをつかむトレーニングになります。 うなずいたり、体のシグナルで誘導しないように気をつけます。 すると、犬さんはより 「そうそう」 という言葉だけを頼りにするようになります。 すると、ちょっとしたタイミングが、あらぬ方向へと誘導してしまうことになり・・・ なかなか焦ります^^; 本物の犬とトレーニングするとき、かなり動きの速い子はクリッカーをおすタイミングが難しいですよね。 ただ、動かない子の方が数倍難しいです。 強制訓練を受け過ぎた犬は、間違うと罰せられますから、自発的に動いてよ~、 というこちらの気持ちがなかなか届きません。 動いてナンボ^^;ですから。 間違おうと何だろうと 「これですか?」 「それともこれ?」 って・・・ ガンガン動ける犬でいてほしいなぁと思います。 ******** アテンションゲッティング [ハンドリング(リード使い)] 2012年10月22日 5時0分の記事

犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること
(2012/03)
アレクサンドラ ホロウィッツ

商品詳細を見る

こちらの中の、インターセプト、の概念を説明した箇所をご紹介するのでした。 (この本、私的にはちょっと読み辛かったです^^;) P181のアテンションゲッティングのところですね。 「アテンションゲッティング」とは “その人の視野に踏み込み、音を立て、あるいは接触することによって、他者の注意の焦点を変える行動のこと” で、 さらに要約引用しますが 飼い主に突然飛びつくのも吠えるのもそう。 そのほかに、ぶつかってくる、前足で引っ掻く、または目の前にただ立っているというのもある。 と・・・ どれも 「犬がリーダーになりたがっている」 と、言われやすい行動ですね。えらい違いだなーー;) インターセプトというのは意識を遮る、そしてその意識を別のところに誘導するまで、を言いますが 犬は誘導しなくても、動画の中のひなた君のように あっさり違う行動に移れる能力が優れていると思いますので、 犬を信じるということは、 こちらはとにかく遮ることに集中して、誘導は犬に任せる、ということかなって思います。 そして遮る時に、バタバタしないようにということ。 まずはしっかり止める。(しっかりと言っても衝撃を与えないように、体の軸や膝を柔らかく使って衝撃を吸収させます。) かける言葉は肯定的なものだけで。 つい 「NO」 という・・・もはや癖になっている言葉は封印しましょう。 そうそうゲーム、の要領でやってみてくださいね、とお願いする意味は理解されていますか? そうそうだけで伝えられます。 一度意識してやってみてください。

では次に、引っ張りの矯正について考えてみましょう。 木になる、というのはこの場合(この動画の場合は)インターセプトしたい時に行っているだけで、後は引っ張っていてもグッパーで対処しています。 それでも所々、リードが緩んで脚側位置にくる場面がありますよね? これが私が理想とする歩行トレなんですね。 我慢させすぎない。 辛抱を人間に教わっていない犬が、木になって辛抱しろと・・・ そりゃあイライラも募りますよね。 セオリーとなっている木になる、を考えてみましょう。 ******* そうそうゲーム [トレーニングを組み立てる] 2013年4月3日 5時0分の記事 そうそうゲーム 本家ブログの方で記事内検索かけてみました。 そうそうゲームを含む記事 http://charliemama.weblog.to/search/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0?p=2 そうそうゲーム(シェイピングゲーム) 行動を形作るために誘導することをシェイピングと言います。(大雑把ですみません)シェイピングとは反応形成のことです。教えたい行動を細かくいくつかに分けて、一つずつ行動を形作って行くことを言います) このゲームのルールは用意するもの 1:動物役 2:トレーナー役 3:「そうそう」という言葉の3点です。 動物役は、トレーナーが希望する行動をとらなければいけません。 じっと考えているだけではだめで、まずは動いてみましょう。 トレーナーは、望む行動に向うすべての行動に「そうそう」というマークを与えます。 トレーナー役の方は注意して行動が始まる瞬間や行動の最中にマークできるようにします。 たとえば、動物役の人に、とってもらいたい行動が右手を頭の上に乗せるだとします。 この時、右手を動かすときにすでにマークを与えなければいけません。 じっと待っていると、頭の上に乗せるだけでなく、頭をかきだしてしまうかもしれませんね? 慌ててマークすれば、動物役の人は、「頭をかくこと」が正解だと思ってしまいます。そこから、手を頭に乗せる、に行動修正することはとても難しいのです。 観察して正解のマークを与えるタイミング、に集中しましょう。 ↑がそうそうゲームの要領です。 座学では、時間がかかりすぎないように(正解にたどり着く時間がかかりすぎないように)ヒントを出しました。 手で何かをつかんでいただく。 当然、犬にはヒントは出せませんよね。^^; 私が習ったときは・・・ 黒板に特定の字を書くとか、椅子を一つ出して座る、 みたいな、考えただけでも難しいお題でした。しかも、そうそうだけではなくて・・・ NOの意味の「のびた」^^; YESの意味の「ドラえもん」^^;でやったんですね。 のびたの方が断然多い人。いろいろ言いすぎる人^^;いろいろ。 動かすトレーナー役のトレーニングです。 kaoさんが犬役をやってくださいました。 入ってくると…スピードのある動きでしたから、違う方向に進ませたら厄介だなということで「そうそう」の言葉かけと、無言のタイミングがかなり重要かと思い、注意して「そうそう」を出してみました。 始めてみた方はびっくりされたでしょうね。 各地散トレでも行ってみたいと思います。座学でも行います。

犬と遊ぶ

オンラインの方の引っ張りっこの記事にまっちゃんママさんからコメントをいただきまして、
twitterでもご紹介しました。
かわいい動画ですよ

まっちゃんとひっぱりっこ

http://youtu.be/uGlkXqKousA

で、遊ばない子はどうしたら?ということですのでちょっとお話をば。^^;

犬と遊ぶ、って何がありますか?

私は・・・
犬とすることはすべて遊び、っていう気分でいます。
散歩も、お手入れも、食事も。

遊びに必要なことは?
調子に乗せること。
調子に乗せるためには?
そうそうその調子!と励ますこと。(=フィードバック)

マグネット遊び(=文字通り遊び)やターゲットトレーニング、トレーニングだって遊び。
いかに気分よく、またこちらに心を開くか。そしてこちらからは過剰な働きかけをせず
犬のシグナルを見落とさないように応える。

マグネットできない、というとき・・・
一気に動かそうとしていますよね?
長いこと動くことを最初から求めていませんか?

まず・・・
犬が歩いています→タンタン♪
すると見上げませんか?見上げたらタンタン♪
そこで、おやつをつまんだ手(または何も持たない手)を動かしてください。
その手を見たら→タンタン♪
手を犬の顔の前にそうですね、びっくりしないように何気に数十センチ離したところに差し出します。
見ますか?
近づきますか?
どちらにも→タンタン♪
手を動かします。次はきっと自信をもって一歩を踏み出しませんか?→タンタン♪
一歩一歩、どんどん自信をもって歩く距離が長くなると思います。
または・・・
動かずその場で、犬の顔の前におやつをつまんだ手を。
匂いを嗅いだ→タンタン♪(食べようとしたら握りなおして食べさせないでね)
少し動かします。マズルを動かしませんか?
動いたら→タンタン♪

というように細かくタンタン♪正解のフィードバックを返すことで、確実に
そうか!おやつ(手)についていく・マズルをくっつけて動かすことが正解なんだ!
と犬の頭にピッカンと何かがともる^^;はずです。
ともす過程がめちゃくちゃ面白いです。
行動をさせるというよりも、どう考えてどう動くか?を観察することが面白い=遊びですね。

まあこういう一連の遊びもクリッカートレーニング、というわけです。

ほらほらこれでも食べて我慢して、はきかないですね

おやつを手にして、「オイデ」って呼ぶとか、いろいろな事でおやつをまず見せて
さあ、さあ。。。みたいに。

でも、その仔にとっては
怖い、というか
雰囲気全部ひっくるめて警戒してしまうわけですよねぇ。

おとり、罠
と感じさせる使い方
になってしまっているというわけですね。

その使い方さえ気をつければ、おやつを使って悪くなることはないわけです。
その使い方を飼い主さんに学ばせなければ、それこそフェアではないと思いますが。
(名前を呼んでおやつはフェアじゃない、なんてコメントが来ました^^;)

吠えをやめさせる、
ハーネス装着
クレートに入れる
爪切りやブラッシング歯磨きをする

おやつを使わないとできない、おやつが止められない(まあやめられなくても
犬が興奮状態でなければ良いと思いますが)
おやつを使っても何か上手く行っているような気がしない・・・
(まわりから「だからおやつを使うと云々言われやすいです)
などなど・・・

人間目線では罠やおとりなどと露ほども思わない事の「前触れ」として使ってしまっていると思います。
ただ、相手は種が違う犬。
してやられた感^^;を嫌うのではないかな?って考えたことはありますか?
毎度毎度、してやられた
人間側は、何とかやり過ごせた・・・積み重ねれば?逃げたいという感情につながりませんかね?

ということまで考えて、犬目線で考えること。
でも・・・汲々としないくらい、にでお願いしますね。(笑)

おやつの使い方を考えてみました。

上手に使って、もっと仲良く暮らせますように。

じゃあオスワリをさせようと、いきなりトリーツポーチに手が伸びる・・・?
方はいますか?
結構多いですね?
オスワリ、と言って座ってから「いいこね」でそれからトリーツポーチに手が伸びる
これが正しい方法です。

ここ。
マグネットに頼って座らせていると・・・まずおやつ、ってことになりますね?
ここを直しましょう。
ただ、おやつがあろうとなかろうと、まあまあそれで日常生活が上手く行って
特に困ったことがなければ
「おやつを使って躾けるのは邪道」
という言葉が邪道、だと思います。
プロが理想論として自分自身に掲げるのはまあ良いのかなと思いますが
飼い主さんに伝えることとしてはどうでしょうかね?

が、中にはつまずいてしまうことがあるんですよね。
では、ここをもう少し考えます。

人間の癖レベルについてしまった行動も直すのに苦労されますよね?
「うちの子どうしてこんなふうなのかな?」
って・・・
うちの子だけじゃないです^^;自分自身もそうですよね。
行動を変えていくのって手助けないと難しいんですよ。
つまづずき・・・は自分の行動による犬の行動の強化ですもんね。

お題の罠・・・
物騒ですね^^;
私たち目線の罠、ではありません、犬から見た罠です。
私たちの行動の結果、
「あ~、またやられちゃった」^^;
と・・・。犬から見たらしてやられた感が強い・・・
捕まって、あまり好きじゃないことをさせられちゃったよね、という場合ですね。

たとえばハーネス装着。
苦手な犬は結構いますね。
好きにさせようと、毎日毎日練習をして、ますます警戒させるようになる。
その方法で大丈夫になる犬もいるのですけど、警戒心の強い犬、体に何かを装着するのが
嫌い(苦手、違和感が強い)な犬にとっては、
ハーネスの輪っかの向こうにおやつがあっても、
「その手にはのらない」
って・・・思うのではないでしょうか?その感覚理解できますか?
おやつを食べたら嫌なことが起きるわけでしょう?
行動の結果嫌なことが起きるわけですもんね。
そりゃあ、どんどん苦手になりそうですよね。
はめたら、嬉しいことが起こった、というタイミングのおやつの出し方ができるかな?どうかな?
ということなんですね。
どうですか?おやつが悪いわけではないと思いませんか?
出し方の問題です。


今日も応援よろしくお願いいたします。

おやつの使い方を極める


警戒心の強い子に何か行動をさせよう、慣らそうと思った時に
まずおやつを取り出して、見せて、差し出して

洋服を着ましょうね、
ハーネスつけましょうね
ブラッシングしましょうね
って・・・
おやつを使うというと、大抵このようになるのではないでしょうかね?

ハズバンダリートレーニングって、前にご紹介しましたが

「また、わけのわからないものを出してきて~」^^;
って思った方は少なくないのではないでしょうか?

私がお願している方法について理解されている方は
ご紹介するものと私の方法考えとが、違う方向性を持たない、と気がつくはずです。
理解できないのは
原理の部分の理解をすっ飛ばしているからではないでしょうか。


おやつを使う、というのは
おやつを見せる、見せながらなだめる、のではありません。

おやつ以上に嫌がりそうなもの、雰囲気にはおやつは負けますよね?

おやつが効かないから、嫌がり行動が酷くなり
「ほら、だからおやつを使うのはダメなのよ」
と言われる羽目に陥ります。

また、おやつを次から次へ出して・・・
「ほら、犬をおやつづけにして」
という冷たい言い方の矢面に立たされるでしょう。


もう一度ハズバンダリートレーニングについて
命を守る
http://charliemama.weblog.to/archives/27919558.html

犬との間に約束事を取り決めます。
おやつを見せておいて「ほら~、我慢出来たらおやつよ」
ではなくて
犬が自発的に行動したことに対してマークとご褒美としてのおやつが出ます。
犬が協力体制を取る練習、ということができます。

最初は食べながらマーク(「イイコ」などの言葉でのマークでOKです)
片方の手で撫でるとか、慣らしたいもので体にタッチとかで。
これも長すぎる時間辛抱させて、意味が違うものになっていませんか?
長すぎる時間行って、嫌がって終了、ということが続かないように練習しましょう。
このようなスモールステップで行えば、
嫌がって咬むなどのネガティブな反応は起きないはずですし、一旦起きるようになった行動も
さらにスモールステップで、なくしていくことができると思います。


さてさて、今日は岩手座学です。
はじめましての方、お久しぶり~の方、どうぞよろしくお願いいたします。

Copyright © 2021 私は社会化のドッグトレーナー All rights reserved.