私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】横浜散トレ終了しました

今日は横浜お散歩トレーニングでした。 3月から行ってきた 『拾い食い防止』 について、総括にもならない^^;総括をしてきました。 それぞれで。 食べさせたくないのだったら、その時できる方法で、たとえリードを張っても たとえ周りから力任せに見えようとも、出来ないことで対処せず、出来ることで。 時に遠慮なく。 足がぶつかっちゃうこともあります。でも犬はいちいち気にしませんよ。 あなたが気にするほど。 ただ、力任せが、遠慮のしなさすぎが、日常になり乱暴に変わることのないようにお願いしたいと思います。

トレーニングの名のもとに、 しなくても良いことをして、犬との祖語がどんどん大きくなってしまうこともあります。 拾い食いだったら。 見つけさせて、リードの先の犬に向かい 「食べないよ~」 を連呼したり、リードで犬を引き戻したり、リードショックしたり。 リードを張って止めてあなたが犬のそばに行き、体で押すように食べ物から離せばいい。 そのための毎日のコンタクトトレーニングなのです。 こんな風に行ったら人からどう見られるかなぁ、と。いつも人から見た自分を気にする方はもっと あなたの犬からどう見えるかに集中しましょう。 あなたの一番大切な心の友。あなたの犬ほどあなたを見ている他人はいないと思います。 さて、今日はココとのトレーニング7回目の過去記事です。

ココと一緒にトレーニング(7)人に集中してもらう 2011年1月23日 19時30分の記事 ココの初級ステップ1は終了しました。 最初は「私一人で参加しなくてはいけなくなるのかな~」 という不安がありました、正直。 ストレスに弱いので、耐えられるかどうか・・・ でも、ココを侮っていたんですよね~。 次々課題をクリア! もともと人も犬もOKなので、環境に慣れてしまえば 出来ることをガンガン行える子なのだと思いました。

こんな感じでしっかり見てくれるようになりました。 出来るまでに時間がかかるけど、出来たことは忘れない、 そういう傾向の仔ですかね。 不安傾向のある犬は、視線を合わすことが苦手です、と私は思っています。 自信に満ちている子、疑いのない(時に過信^^;)子は 穴のあくほど見つめてきますね。 ココは自信あふれる、もともとはそういう気質の犬だと思いますが ちょっとした音が怖かったりで・・・ちょっと自信喪失なのかもしれません。 優良家庭犬に行き出して、私が普段求めないアイコンタクトを求めるようになって 自信ある行動、様子が見えてきました。びっくりするくらい違います。 ということで、引き続きステップ2を受けることにしました。 (さらに変化があるでしょうか。) ヒール(脚側歩行)とかマテとか呼び戻しが入るのかな。 ココの場合は、どれも出来るので、引き続き環境慣れといったところですかね。 で、今日は 思い込みを崩して、こちらの意思をどう伝えるかということで レッスンを思い出してみたいです。 マグネットでのおすわり。 「オスワリ」という言葉を知らない犬におすわりをどう教えるか というのが本来の意味なのですけどね。 もうすでに知ってしまっている犬にはどうなの? ですよね。 座る、座らせる、という結果でなく、経過重視ということを学べます。 それは正解だよ、というタイミングの良いおやつのあげ方の練習になります。 どうすればもらえるのかをもうすでに知っている犬は おやつを見れば座りますよね? でも、その時、飼い主さんが望んでいるのは違う行動かもしれないですよね? 知っている犬は反射的に座ります。 ただ・・・それはそれで素晴らしいのですが そういうタイプの犬は思い込みで動きやすいので じっと動かない選択をする、ことが多いと睨んでいます。 ココがそうなんですよね。 または出来ることを次から次へと勝手に行う、という犬もいる。 頑固とは違うのですよね。 飼い主が何を求めているかを考える過程を経験してもらう。 おやつを持った手を見た、「そうだスワレだ!」 と一つのことを思うのではなくて 「えっと~、ママは何を求めているのかな?」 と、こちらに気持ちを集中させる練習です。 ここで、アイコンタクトが入ります。 おやつに集中し過ぎることを防ぎます。 ということは、過剰な興奮を予防できることにつながると考えています。 トリック(芸)のための練習ではないのです。 不安要素をなくす、ため。 犬に考えさせる、とさらりと言われることが多いですが 犬の記憶をたどらせる、思考ではなく、他に集中できる、 他を認める、人に助けを求める 犬が人のところにやって来たという過去をもう一度巡る練習、 (人のおこぼれを頂戴するために人のそばに自らやって来た そして人を求めてやまない) 大げさだけど(笑)そんな風に考えています。


1/23(日) 座る、座らせる、という結果でなく、経過重視ということを学べます。 それは正解だよ、というタイミングの良いおやつのあげ方の練習になります。 いろいろなトレーニングを勉強のために受けていて見えてくることですが 結局、 褒めを伝えるにはどうしたらいいのか。 褒めるというのは その行動が正解だよ、というマークを与えるということです。 タンタンマークを使わないとなると、 正解だよ、を教えると気には、おやつや褒め言葉を2秒以内に出す、 ということが求められます。2秒ルールですね。 すると、 褒める人が犬にとってどういう人であるか、という大問題より おやつのグレードや、褒めの声の出し方などに褒め方スキルがあると思ってしまうのではないかなぁ。 トレーニング教室ではそういうものを教えた方が一般的で、 生徒さんすべてに話しやすい、教えやすい、マニュアル的であるということで トレーニング=褒め方=声の出し方・おやつの出し方 に始終してしまって、結局人間の本当のスキルこれが飼い主力なんですけど、 本当のスキルが身につかないまま 「私はトレーニングを習っています」 になってしまうのではないかなぁ。 と、思っちゃいました。今日のつぶやきでした。

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