私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】私はあなたが守るべきあなたの所有物ではない

私はあなたが守るべきあなたの所有物ではない [物を守らせない・拾い食い] 2013年3月14日 5時0分の記事 また長~いお題になりました。 守る、という行動。 犬にとって当然の行動ですね。 ただし、それが攻撃的に映る(見える)のであれば、それをそのままにしておくことが犬にとっての不利益(不利益にはいろいろあるでしょう)になる、と私は考えますから、 唸り、から噛み、噛み、などの ものを守っての行動は強化しないように飼育し、またそれを出さなくても良いと教えること=リラックスなのかなという姿勢でいます。 私がチャーリーとココを連れています。 そこに、他の犬がやってきて、私に挨拶しようとか、おやつをもらいたいとか駆け寄ってくるとします。 犬の気質にもよりますが、 私を守って、駆け寄った犬に攻撃的な態度をする・・・ ということは考えられますね? しかし 我が家では考えられないことです。許されない行動。 こういう行動が出やすい犬は犬としての性質を考えて、だからそういうシチュエーションを避けるという方が大部分かと思いますが、 散トレ、私の方針は 飼い主をも守らない犬にする、 ということ大きな目標としてあります。それは社会化、犬として大切な社会化だからです。 さらに言うと、飼い主から物を守らない、とかです。 (犬も若いうちは所有権を主張したがります。未熟だからですね。) 何を守るにせよ、守っているものというより、結局は自分の固執するもの~自分の思いに至る 自分を守っているということに他ならないと私は思っています。 守らなくても良いよ、守らない方が楽だし。そう伝えたい。 たとえ性格、気質であっても、守るその執着は痛々しいし、家庭内でそれをされるのは疎ましいことだと思います。 こういうことを考える時、もっと突き詰めて考えていただきたいことがあります。 それは・・・ あなたは、犬の事、困りごとや心配事で支配されやすくないですか?ということ。 それはあなたが犬を守っていることに他ならないと思いますが、その『守り』は、正しい守りではないのかもしれませんね。 犬は自分の一部ではありません。 犬が我々飼い主を自分のスペース内の一部と感じるのと同じなのかなぁとか・・・ たまに考えてしまうのですけど。 犬は所有物ではないんですねぇ。 所有しているという形ではあるけど、感情のある命でしょう? 正しい線で切り離さないと、犬の問題が自分の問題のように苦しくなります。冷静に考えられなくなるっていうのかな。 お互い無反応を返し返されるという時にクールな関係 正しい依存関係。 そういうところから育めることだと思うんですね。 冷静に。 犬が飼い主を守ろうとする気持ち、それは正しい。 でも、犬が冷静に考えて、飼い主が襲われるのか、自分の小さな固執を守りたいだけなのか(辛抱できると思います)、危機を正しく察知するために、防衛の行動がすぐに発動しないために犬を育てたいですね。 犬は永遠に子供ですが、精神的に対等である、またはいつも精神では犬に勝る(=負担を強いない)という姿勢でいたいと思う、 そんなところから飼い主的な強さ=犬の落ち着き=守らないで飼い主の後に下がる が生まれてくるはずだと思います。 まあ、これがいわゆる毅然としたリーダーの在り方なのでしょうね。 かなり取り留めのない、まだ確固としていない^^;つぶやきでした。

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