小田原お散歩トレーニング終了しました。
今日で3月も終わり。 緊急事態宣言下も変わらず開催させていただきました。
ますます犬語の経験値を現場で重ねています。
どうりでしっぽは見逃しやすいわけだ! ここぞという時に見てないのよね~しっぽを。
にしても、犬はやっぱり体全体見てる しっぽへのドットも多いね。 さすがbody languageの達人だ。 https://t.co/qHorqqJitS — tellmore-mom (@bachiko1119) March 19, 2021
犬と人間は、感情的な手がかりや表現の読み方が異なるそうです。
アイトラッキングデータで人間と犬の見方を調べると、犬は体に注意を向けるのに対し、人間は頭と顔に注意を向けることを明らかにしています。
と書かれてます。
ちなみに、私の見方は、犬的です。 しかも同時に何頭も一緒に見ます。
これはここ2~3年で養った技術です。
蓄えてきた知識と目の前の動きが一致して、 そこに、犬を信用するという究極の犬オタクぶりが相まって
犬の言わんとすることが手に取るように理解できてきているこの頃です。
なので、人間仕様の技を使って無理やり犬を訓練している様子を見ると 犬の悲鳴や諦めが伝わってきて心萎えます。 でも、見えない人、見ようと思えない人には見えないことなので
まず見たい=知りたい=犬の声が聞きたいと思える人を探していきたいです。 育てて行きたいです。
なぜリードワークにこだわるのかというと、なぜロングリードをお勧めするのかというと 犬が自然な言葉を話すからです。 短いリードでしかもリードを人が引っ張ると、犬はお話をやめちゃうんです。 それは? 犬にとっても人にとっても幸せじゃあないと思いませんか?
犬の攻撃性への介入方法は今や世界的にポジティブドッグトレーニングが効果的であり人道的であると分かってきているにもかかわらず、 なぜその方法を選択できない人がいるのか?を、人側の要因で研究したものです。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/risa.13336
分かっていてもできる気がしない、できない、サポートしてもらえる機会がない、ことは大きな要因でしょう。 お散歩トレーニングはそれ(ポジティブトレーニングで介入し、見てもらいやってもらう)を行う数少ない場であると考えています。
お散歩トレーニングはワークショップの極みだと思ってます。 まずはやってみる 意外と上手く行きます。 ひとつでもいいので上手く行ったお土産をお持ち帰りいただきたいです。 そして出来れば、エンリッチメント重視な取り組みに興味を持って取り組み続けてください。 犬の世界を変えて行きましょう。
あなたの愛犬との幸せな歩みが犬の世界を変えて行きます。
どうぞ犬の小さな声を拾える人でありますように!