おはようございます。
今日は応用行動分析学のお勉強。ムツゴロウさんの2月の講演会会場の控室をお借りできました。
犬チーム(笑)頑張ります。
さて、待ち伏せ威嚇って聞いたことありますか?
なぜかその言葉、特に和犬さんの間で何となく広がり流れているような気がします。
たとえば、犬連れ同士すれ違いたいとき、うれしかったりスペースを取りたかったり
社会化不足で攻撃的な行動をとりやすかったりする犬は、相手に向かって飛びつきやすいです。
そうなるとリードさばきも大変だから、あっちこっちしててリードが外れるとか犬の足を絡めて犬の身体が大変なことになるとか・・・。防ぎたいからそこでじっとして相手に通り過ぎてもらいたい、ことってありますよね?
動きやすい方が通り過ぎてあげれば良いけれど、どちらも大変だったら、さあ困ったぞと言うことになるのかなと思います。
仕方がないから止まっていると、犬は伏せることもあります。
この体勢を待ち伏せ、と呼び、次飛びかかるから伏せも威嚇のシグナルであろうという見解なのかなぁと想像しますが、ムツゴロウさんはそうではなくて
「良い犬ですね~」
と、ある飼い主さんの相談に対して仰ってました。
カーミングシグナルの中に伏せるという行動があります。私はそういう場合が多いと思います。
ムツゴロウさんは伏せるそれを、経験と犬への深い洞察力で「良い」とお感じになるわけです。
犬はそんなにバカじゃない。
犬同士はきっと理解していると思いますね。
遊びでガウガウ喧嘩ごっこすることもあります。人の叱りの介入がごっこ出来ずに本気モードにしやすい・・・これも全部が全部ではないですけど、多くの場合は深刻ではないはずです。
一旦、人間目線で考えることをやめて、犬になり切って犬のように見て、考えるところからですかね。
知識もそこから導かれる考え方も常に更新して行かなくてはいけないと思います。
では今日もよろしくお願いいたします!