カーミングシグナルは何のため?犬からのメッセージ
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犬に優しい人
犬目線が過ぎると飼い主に対する思いやりがない、 という考え方もちらほら聞こえてきたりします。 いろいろな意味で、よくわからないですが。まあそういう言葉が出る気持ちはわからなくもないかな。 犬目線で考えることができることは飼い主の心、犬を愛する姿勢を支えます。 なぜなら、
犬語の中のカーミングシグナルは 自分自身と相手に対するカームダウン(落ち着いて)の合図だから。
犬を尊重する、相手を思いやる姿勢 服従ではなく
これに気がつき、尊重できることが、犬も自分も育てることにつながる、ここまで考えられるようになれば 大きな間違いなく犬に接することができるはずです。 反対に言うと この姿勢がなければ、 犬を服従させる心の底の思いはなくならないし、犬のためだから今だけ厳しい方法をと 大きな音で脅す、痛くないようなリードショックだからいいと、自分の方法についてとことん吟味できない、と思います。 今、しっかり考える時期に来ている、過渡期ではないかなと思います。
学びましょう
しっかりした情報を得ましょう。 それぞれで良い、でもそのそれぞれの中には相反する方法は入らないはずですから、 原理の部分、基本のきの部分ですね、そこをしっかり確立できたらそれが犬を飼う上での指針になるはずだと思います。 犬を脅さない、脅威でコントロールしない、ということ。 犬はそれでも従ってしまうので、未熟な方法でもコントロールできてしまう、そういう犬が多いということ。 忘れないようにしなくては。
シーザーミランの動画解説
さて、シーザーミラン、今日で終われるかな?
犬と戦ってはいけない
19秒シーザー、両手でさらに大きな口を作って対抗しようとしていますよね。 犬から見たら人の手は口、って捉えているのかなと思っているんですね。なのでマズルコントロールとか の意味があるわけですね。(ないけど) 20秒から、やめとけばいいのにどんどん追いつめて。 21秒威嚇から咬みのラブちゃんのボディランゲージを見てください。 毛が逆立っているのは恐怖からでしょう。尻尾は体にぴったり沿わせられてます。 その後対峙が続きますが、ずっとカーミングシグナルは発せられていますね。ストレスシグナルも含んでいるとは思いますが。 一杯一杯ですね。 こういう状況を恐れる強制的な訓練では、初めにチェーンカラーとリード装着を頼んでおくわけですね。 そういう意味ではシーザーミランの体当たりさは、あっぱれかなと思います。犬に好かれるわけですね。 ただ、ビビりで攻撃行動が身についた犬には強すぎるかな。
自分のシグナルが通じない犬の混乱
34秒、事態が好転しないのを感じたラブちゃん 「いやだなぁもう、この人なに?」 ってな感じでもっと強めのシグナルに移ろうとしています。 強めの?そうですね、伏せる、です。その前の41秒の服従的な顔を見てください。いい子ですよね。 問題を適切に管理してあげたら、飼いやすい子だと思います。 あくび、そっぽを向く、口をむちゃむちゃする、瞬き、地面を見るなどカーミングシグナルのオンパレードです。 実際咬まれるのは怖い、咬まれてみなければわからない、という咬む犬の飼い主さんの嘆きは尽きませんが この状態にして、またまた失敗させる状況にして、追い詰めて咬みの強化をしてしまっているんです。 それについて、次回お話しします。 すみません、終わらなかった