私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】基本が違えば分かり合えない

基本が違えば人間同士も分かり合えない ですよね? だから犬と人間、コミュニケーションの仕方が違うので分かり合えないことが多いのではないでしょうか。 人間は人間の方法で会話し、犬は犬語で会話する。 人間の言葉は犬たちは経験で学びますが(すごいですよね)我々は犬語は知識として勉強しなければ誤解も多い と思ってます。 ボディランゲージの中には 反射的なものや、 転移的なもの、ストレスからくる反射的転移的なものが、ばらばらというよりごちゃ混ぜになって出ているのではないかな? また意図して(本能的に、なので、と私は考えていて。意識してではないかもしれないけれど)カーミングシグナルで 相手を落ち着かせようとする。 先ほどFBに投稿したのですが

今日はオンラインはシーザーミランの動画についての続きを書きます。 支配性理論、リーダー論。 自分は支配的な人間ではない、と思っているのですが、いざ犬のトレーニング、犬との暮らし、取り組み方にはどうかな?その色は深く染みついているんだな、ということに気づいた10年くらい前の私がいましたが。 すべて払拭できた(はず)、出来るまでに3年はかかりました。 3年かかって、払拭して、その上で犬の言葉をもう一度考えると、 今日お話しする動画の彼の基本とするところと、私が考える基本は真逆なんです。 2~3の座学でお話ししましたね・・・。 多くの訓練がいまだ彼の姿勢に倣ったもの、いえ、彼の姿勢に倣っているわけではなく、犬にまつわる姿勢そのままにいるだけのことなんですよね。 犬がリラックスしている、そして服従している、でもそれは? 我々に向けて落ち着けと言っているのだったら?直すべきは私たちですよね、ということ。

について書いてみたいと思います。

フードアグレッシブ。 食べ物を守る、食器を守る。 その他食べ物が絡まなくても、物を守る、場所を守るとか、守りから過剰攻撃になる時 問題行動と認定されるわけですね。 過剰攻撃・・・咬みです。 「何も咬むことないじゃん」 って・・・全くその通りなんですよね。ただ、彼らは咬むことで意思を示す状況にいる、わけです。 それ以外に相手を退けられなかった、とか。 守る多くの犬は、まじめな冗談の通じない^^;タイプが多いですね。 攻撃性にはユーモアで対しましょう、というポリシーを持っていますが、攻撃性に叱りで対するから どんどんマジにさせてしまうのです。 マジな飼い主さんと^^;マジな犬の組み合わせでよくこういう問題が悪化します。 時々、 孫の手を使って食器の上げ下げ、を指示する方もいますが、マジな飼い主さんがそういう道具をマジに使えば 怪しさ満点でしょう? ますます攻撃的な気持ちは強くなります。 孫の手に食べ物を載せて飼い主が自分で食べる(長くて食べ辛いな^^;)とか。 そういう道具であれば、犬も警戒しませんよね?そういうユーモアが必要なんです。別に食べなくても良いけど。 またまた横道にそれてますが^^;動画の説明というか感想というかに移りたいと思います。

http://youtu.be/9ihXq_WwiWM 今日だけでは終わりません、すみません。またまた続きますので。 では、2秒のところ。 食器を置きました、シーザーが。 その右手をちらっとラブちゃん見ましたね。意識しています。 この意識の仕方、まず気になりましたが、この犬と家族の間で何が起きていたのかは分かりません。 3秒。シーザーを見上げるラブちゃん。口角が短く、顔の筋肉がこわばって緊張していますね。 食べてもいいのかなぁって・・・。この状態で食べようというのですから、さすがラブ!みたいな。 4秒、瞬きしていますね。 カーミングシグナルでしょう。シーザーあまりにもじっと見つめすぎています。 犬にプレッシャーを与えないように、瞬きをしてあげるとか顔をそらせるとかが正しい犬語の返し方ですが 彼の犬への接し方の中にそれはない、のでしょう。 犬にプレッシャーを与えてナンボ^^;でしょうからね。

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