おはようございます。
お正月三が日も最終日、お休みはさらに過ぎるのが早いですね^^;
箱根駅伝復路ですが、今年は往路だけの生観戦で、復路はTV で。
年末新しく犬を迎えた方、またはそろそろ犬が難しい時期を迎えて
手に余りつつある方^^;秋から散歩を始めて吠えが出始めて…飼育の失敗を感じてしまっている方
いろんな「こんなはずじゃなかった」的なことがお休み中目についている方も多いのかもしれません。
以前買ってさらっと読んでいた本を、昨日またパラパラっと読み返していたのですが
昔、今でもそうかな・・・。犬を繁殖しているまたは売っている立場の人の書いた本なんですけどね
犬を遺棄するのはもっての外と。それくらいなら死んでしまうくらいにひっぱたけ^^;みたいなことが書いてあってですね、
100%間違っていないわけですよ・・・。
遺棄するということは最悪殺処分されてしまうとうことでしょう?(この本の中では咬むということですので)それなのに
殴って死なせることの方が幸せだろう?飼い主のもとでなんだから、と、いうことらしいですけど。
死んでしまうくらい思いっきりひっぱたけ、的なアドバイスは今でも咬みの問題では多くされているかなと思います。
私はしませんが・・・犬の中にはそれで目の覚める^^;タイプもあるかもしれません。
ただし、多くの犬の咬みは、そこまでしなくても何とかなるものなので、そういうアドバイスは役に立たないどころか
害の方が大きいということは言うまでもありません。
ただ、飼い主が責任を持つという態度こそ大事なんだ、ということで100%の間違いではないなと思うわけです。
犬にとっては飼い主さんはその世界のすべてくらいですもんね。
だから私たちが犬にとって大好きな信用できる大きな存在であれ、ということでしょうか。
シーザーミランがまだまだ人気です。彼と同じような感じで犬に接することがかっこいいのでまねる人も多いかなと思います。
でも彼は犬に好かれる人で、犬がこの人なら、とぽ~~~っとした顔でつい見つめてしまう人間のタイプなんですよね。
そういう人が犬に対するのと、ただすぐに真似したがる人では犬にとっての価値は全然違うんです。
犬にとって価値が見いだせないタイプ(犬が好かない動物的でないタイプだったら、彼の様にはできないから
だから彼がトレーニング界から疎ましがられる方法を延々TV でショー的に行わなければいけないのではないのかなぁなんて思ったりしています。
裏ワザ的なものを犬相手に求める人がいる限り、延々命に対してそれは言ってはダメでしょう?やってはダメよね?的な方法が目にさらされるわけですね。
「名前を呼んでおやつ」
が大切にされる世界になってくると思います。
犬が感じること見ること聞こえることを良い刺激にしてあげましょうという条件づけのネーミングです。
おやつジャンキーとかおやつを使うとなんちゃらと・・・。
そういう発信をした人もだんだん真理が理解できどんどん方法を変えていっているのに、
最初の発信だけ聞いてみて情報を得る努力をしていない人はかわいそうかなと思います。
上手におやつ食べ物を使って犬たちにうれしい、楽しい、安心、を感じさせてあげて欲しいです。
この世の中は意図せず条件づけされて行くわけですね。
怖い、不安だ、緊張する・・・
そういう時も、あなたの声が食べ物が、なでることが安心の合図になったらいいよねという取り組みが名前を呼んでおやつです。
特別なことは何もなく名前を呼んで微笑んだり、名前を呼びながら可愛いねぇとなでたり。
名前を呼んで「大丈夫落ち着いて」と声をかけたり、名前を呼びながらおやつを与えたり・・・。
そういう普通のことがしつけやトレーニングの基礎で、それが暮らしの基礎です。
ところが、犬を迎えてまず
しっかりしつけなくっちゃ
と・・・犬が怖がることばかりしていませんか?人間と犬とは物の見方受け取り方が違いますので、それも知らない人間が行うしつけは、犬にとっては命の危険を感じるものであったりします。
命の危険を与える人を犬は咬んだらイケナイと思うでしょうか?
飼い主さんは社会化を担う人ですから、人間のモデルとして犬に人間とはこういうもの、を教える人です。
そういう人が犬を怖がらせたら、社会に出て会う人間を怖がるな、というのは無理ではないでしょうかね?
少し立ち止まって考えれば納得される方が多いはずなのに、
立ち止まることができないくらい私たちは忙しく生きていますから、正しい情報を得ることも難しいのかもしれません。
立ち止まり、深呼吸してそして犬育てをしている人の中にどんどん入って行ってください。孤立しないでほしいです。
もっと良くなってから行こう、はいつまでも行く機会を失います。
多くの犬飼いさんの中で、
その時、命の危険を与えるようなしつけから距離を取れるように良い情報を得るようにしましょう。
犬にも性格、タイプがありますよね。
なのであの犬は良いこうちの子はこんなこともできないからダメ、って考えないように、恥ずかしく思わないようにしましょうね。あなたの犬にとってあなたはかけがえのない人。その人に愛されれば他は付属なのでしょう。
だからあなたの犬を見てただただ温かな言葉を犬に与えてあげてください。
問題は一人で抱えないで。閉じこもって一人で何とかしようと思うと行き詰りますし、犬にとっては猛スピードで犬生過ぎていく中で、社会とどんどん切り離されます。
あなたが包み込んであげることで、強すぎる刺激から守ってあげることができるわけですから、
まずはあなたが落ち着いて整って犬を迎えた楽しみや責任を味わいながら犬と歩いていきましょう。