私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

パニック的になる犬には飼い主さんが心のフェンスになる

パーソナルスペース 【personal space】 身体の周囲に存在する, 心理的な縄張り空間。他人が侵入すると,心理的な不快感が起こる。 空間の大きさは,状況・対人関係・心理状態などによって変化する。 ケージ リードによるパーソナルの確保 ホールドもそういう意味ではパーソナルスペースを強制的に作るものかな。 心理的な縄張り・・・ 心理が不安定な犬には、強制的に作って安心感を与える そういう意味で ケージやクレート、などで一時的に安心感を与えてあげることは必要なのかもしれないですね。 お散歩時には、その強制的に作られた囲いがないものですから 不安になってしまうタイプの犬には リードでつながっているということは 犬にとってのマイナスイメージになるのではなく 人が積極的にプラスにしてあげたいと思います。 リードでつながれた信頼感。 なので、リードは絶対的な安心感を与えるものでなくてはいけません。 犬を守りきるための道具、この日本では特にそういうことになるかと思います。 ずいぶん前に、気持ちのすさんだ会社員に ご自分の犬(チワワ)を蹴られて亡くした、という事件がありましたよね? 極端な場合そんなこともある。 私は 人とのすれ違い時にはかなり気を使います。 万が一を考えていつでもインターセプトできるように リードは短めに、しかし張らせないで、 両手でしっかり持ち、人の動向に気を配ります。 犬を前にして大きな声をあげるのは子供だけでなく、大人もというような マナーのなっていないことも多く、 犬と見れば触りたがる人、犬の前を平気でバタバタ走る無神経さ。 そういうものから犬を守っていかなければいけないという かなり窮屈な感じが否めない日本。 そういうものを憂っていても、周囲を変えるってなかなか・・・ なので、どうしてもリードに頼る以外に方法がない、ということもあります。 頼るべきリードですので、優しい上手な使い方をマスターしましょう、 と言うのが私のお願です。

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