私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】実践の場・名前を呼んでおやつ(3)

さて、 10月から再開しましたお散歩トレーニングですが、参加するにあたって こちらのブロマガ購読を必須とさせていただいています。

たとえばこちらの記事から引用してみましたが

【ブロマガ】行動をさせるための二次強化子ではない

では、質問。 「あなたのワンコさんの二次強化子(好子)っていくつありますか? 何があるか紙に書き出してみましょう」 というときに 新しい読者さんの中には 「二次強化子ってなに?」 となるかと思います。 では、その復習をしながら、今日のタイトルについて考えていきます。 「名前を呼んでおやつなんて私たちできるわ」 って言われて結構凹まされて数年^^; できるできないではないです。できるといった時点で理解できていないと かなりショックを受けました、です。 古典的条件づけですよ、とかなり早い段階で記事を書いていましたが、皆さんすっ飛ばしていたんでしょうね。 基礎からお話しするために=理解してもらうためです、行動分析から始めてきました。 知らなくてもトレーニングはできますが、自分でトレーニングを組み立てることが飼い主さんに求められること だから知らないより知ってほしいです。 知りたい自分になってほしいな。

多くの方にとって専門用語的なものにつまずかれて、難しいなと感じるかもしれませんが ブロマガ以外の過去記事ですね。 2013年ころからの記事を順に読んでいただくと、理解しやすいと思いますので 頑張ってみてください。

お散歩トレーニングで、つまずく言葉たとえば「二次強化子」の説明をしようと思うと、なかなか大変ですよね。 時間もかかるし、犬を連れていると聞いていても素通りしてしまうことは多くないですか?

メモを取りながら自分ノートをつけながら理論的なところはまとめてみていただきたいです。

名前を呼んでおやつの第1から第3までのバージョンの説明と、実践でどう生かしていきましょうか? という提案記事を次回書いてみたいと思います。

第1バージョンは 名前を呼んで(言って)すぐにおやつ。

名前を呼ばれたら良いことがある。名前を呼ばれると嬉しい、美味しいということを条件づけます。

いろんな場所で行うことが場所に慣らす社会化の方法でもありますね。

第2バージョンは 名前を呼んでワンテンポおいておやつ。 多くの犬たちはおやつをもらう時はオスワリを人から要求されます。 なので座ればおやつでしょ?と反対に要求する犬もいますね?^^;その時座ったからおやつをあげていると 犬はどんどん過剰に座って要求し、人はどんどんコントロールされているような気持ちになって ペアのマッチングによっては、犬が要求する人、人は要求を聞く人、犬は要求が通らないとイライラする が過剰になったりします。優位性とか言われたりしますが、犬にオペラント条件づけされているだけです。 大切なことは、同じ行動をさせないということ。

名前とおやつとを結び付けたいのですから、 行動はここでは大切なことではなくむしろ、同じ行動をとらせないことが大切なのです。

第3バージョンは 名前を呼んで人が動き回ります。犬はついていきませんか? 脚側歩行の第一歩です。 おやつをあげるまでの時間をどんどん稼ぎます。 車を見て吠える追いかける、犬をガン見する、とき、 第3バージョンで犬のアテンションを長く保てるように練習しましょう。

これは犬にとっていろいろな場所で、行うことが条件づけを強固にするためにも大切になってきますね。

10月8日のFBから

今朝は城址公園で待ち合わせてレッスンしてきました。 大銀杏の木。 葉っぱが青々しているけど、たくさんの銀杏落ちてます。 散トレに出席していただくため、飼い主さんの大丈夫作りですね。 犬見たクリックの前に、こちらの働きかけで止まったクリック。 次に自発的なアイコンタクトにクリックという実践的なトレーニングをおこないました。 反応はばっちり。 後は、大きすぎる刺激から我に返すためにクリックを使わないように、 こちらの働きかけ、インターセプトとリード使い、声かけのテクニックをあげていきます。

これについて次回は インターセプトって? また犬が喜ぶ動きについてお話しします。 ネタバレになるかもですが^^;新しく参加してくださる方が多くなってきますので、一旦ブログでお話しさせていただきますね。

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