犬の森の過去記事の中からカテゴリー
飼うから暮らす
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講座三回のうちの二回目はこんなタイトルで依頼されました。
依頼されましたが、お話ししているうちに
科学的とか学習理論とかそこら辺の学びの過程が様々だから
なかなか難しいな
とひしひしと感じました。
結果、よくわからないな、と感じる人も出てくるでしょうね。
「陽性強化
と言われるトレーニング法でやってます。」
と、今でも聞きます。
陽性強化
という言葉をどのように解釈しているのか?
それはそれは様々です。
お話を聞いていると
その犬の中にある良いところを強化すること
くらいに思っているのかもしれません。
だからおやつを見せて喜ばす、とか・・・。
そういう流れになっちゃうのかな?
「おやつを使っても嫌がることをさせてくれません。」
このような言葉が出る奥には
陽性強化についての間違った解釈が潜んでいそうです。
未だに、服従関係が大事だ
と言われる犬の世界です。
服従関係は置いといて^^;;;
問題は
服従関係がもし犬からの絶対的な信頼をさすのであれば
●それをどうやって築くか
にもっと注目しましょうよ、と思っています。
信頼ですから。
自分が信頼できる人ってどういう人?
を想像すれば、おのずと方法は決まって来るし
「それは嫌だ」
と間違っていると言えるはずです。
自分にされたいようにする
という黄金律でしたよね?
叱る叱らない
はこの際置いといて
じゃあどうやって
叱られたい?
っていう・・・。ここもしっかり想像しなくてはね。
想像すると、誰も叱られたくはないんだ、じゃあどうやるか叱らずに導かれたいんだ、って思いませんか?
この導き方は
応用行動分析学ABAの得意とするところです。
「しつけなんて言葉が悪い」
と言う人がいますが、それは間違い。
だって、犬の森はしつけという言葉を使っているけれど
科学的で犬に優しいじゃない?
言葉じゃないのよ~、って思ってます。
こちらからの一方的な思いやお願いはコミュニケーションではないです。
こちらの思い、犬の思い
それをうまく調整しながら、お互いできる範囲で、
提案し続ける
こんな感じでしょうか?
ちょっとここで待っててね。
犬が匂い嗅ぎに忙しければ、人は待っていなくては
人間に用事があるなら
犬が用事が済むのをじっと待っていなくては
じっと待つ先に
お互いの
「ありがと♪」
が生まれますように。
普通の暮らしに体罰や怒鳴りや脅しは必要ない、はずです。
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