私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

「飼う」から「暮らす」へ 第1回2021年07/19の記事から

犬の森の過去記事の中からカテゴリー

飼うから暮らす

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講座三回のうちの二回目はこんなタイトルで依頼されました。

依頼されましたが、お話ししているうちに

科学的とか学習理論とかそこら辺の学びの過程が様々だから

なかなか難しいな

とひしひしと感じました。

結果、よくわからないな、と感じる人も出てくるでしょうね。

 

「陽性強化

と言われるトレーニング法でやってます。」

と、今でも聞きます。

 

 

陽性強化

という言葉をどのように解釈しているのか?

 

それはそれは様々です。

 

お話を聞いていると

 

その犬の中にある良いところを強化すること

 

くらいに思っているのかもしれません。

だからおやつを見せて喜ばす、とか・・・。

そういう流れになっちゃうのかな?

 

「おやつを使っても嫌がることをさせてくれません。」

このような言葉が出る奥には

陽性強化についての間違った解釈が潜んでいそうです。

 

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未だに、服従関係が大事だ

と言われる犬の世界です。

服従関係は置いといて^^;;;

問題は

服従関係がもし犬からの絶対的な信頼をさすのであれば

 

●それをどうやって築くか

にもっと注目しましょうよ、と思っています。

 

信頼ですから。

自分が信頼できる人ってどういう人?

を想像すれば、おのずと方法は決まって来るし

「それは嫌だ」

と間違っていると言えるはずです。

 

自分にされたいようにする

という黄金律でしたよね?

 

叱る叱らない

はこの際置いといて

じゃあどうやって

叱られたい?

っていう・・・。ここもしっかり想像しなくてはね。

想像すると、誰も叱られたくはないんだ、じゃあどうやるか叱らずに導かれたいんだ、って思いませんか?

この導き方は

応用行動分析学ABAの得意とするところです。

 

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「しつけなんて言葉が悪い」

と言う人がいますが、それは間違い。

だって、犬の森はしつけという言葉を使っているけれど

科学的で犬に優しいじゃない?

言葉じゃないのよ~、って思ってます。

 

こちらからの一方的な思いやお願いはコミュニケーションではないです。

こちらの思い、犬の思い

それをうまく調整しながら、お互いできる範囲で、

提案し続ける

こんな感じでしょうか?

 

ちょっとここで待っててね。

犬が匂い嗅ぎに忙しければ、人は待っていなくては

人間に用事があるなら

犬が用事が済むのをじっと待っていなくては

じっと待つ先に

お互いの

「ありがと♪」

が生まれますように。

 

普通の暮らしに体罰や怒鳴りや脅しは必要ない、はずです。

 

 

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