今日二つ目のブロマガ記事。 カテゴリーは保定や接し方ですが・・・。
接し方、アプローチの方ですね。
最初の投稿の方は、 名前を呼んで指示の代わりにしちゃっていること多いですよね?しかも行動の禁止に ということについてです。
**** 印の次の投稿は 落ち着きを与えられない原因の一つ、で。
状態の強化という視点が欠けすぎていると起こり得ることについてです。
一緒に歩いていた友達と、その犬。
自転車に飛びかかる癖があるのでということなので散歩に同行しました。
比較的広い歩道、歩道を自転車が通るのはNGなのにまだまだかっとんできますよね。 で、歩いているときも後ろから自転車が来て、その犬B君としますが、吠えかかりました。
吠えかかるや否や^^; 「いけないっ!!!!」 って。
一緒にいるのが恥ずかしいと思うくらいの雷声。
私一言。
「なんで?」
友だち
「だって自転車に当たって倒したら大変じゃん?」
私
「だったら、『さがれ』でいいじゃん?」
多くの方は いけない!の代わりに名前を呼んじゃってます。
だから落ち着かない名前の響きになって 結果名前を呼ばれるとむしゃくしゃする→だから無視しちゃう になってしまいませんかね。
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長持ちおやつは落ち着いているときにあげたいですよね。
って度々お話ししています。
大丈夫は本当に大丈夫な時に、という対提示の基本。
報酬ベースの考え方ではなかなか犬を落ち着かせる、にもっていけないんですね。
落ち着いたら褒めたらまた吠えだした、みたいな。
犬が落ち着かないと言う方の行動を見ていると どうしても、犬がそわそわ、ばたばた、煩わしい行動をしているときに反応したりかまったり 犬にとって構われたメリットを与えがちです。
もちろんその中には叱る、という行動も入ります。
犬が落ち着いているときに構いましょう。 寝た子を起こすな、と・・・ 熟睡しているときに起こすのはNGです、が、犬はたいていこちらの動向を気にしていますよね?寝たふりじゃないけど。
人間は犬が落ち着いているときに片づけなど、こまごました仕事をしてしまおうと思いますが、犬から見たら 落ち着いているとママがいなくなると勘違いしませんかね?
落ち着くのを待ってかまってあげるとしても、犬にとっては落ち着いていない状態もデフォになっていないですかね?
犬がお約束のように、その状態に固執する。物語になる。自然になる。
こちらがどう反応しようと、まずは落ち着かない、という状態を示すような。
ホールドラッピングも、 落ち着かせようという時にばかりやっていてはホールドすれば余計に怒っちゃいますよね。
まずは落ち着いているときにホールドの対提示は大丈夫でしょうか?
あまり考えないことなのかもしれませんが、盲点かもしれないですが、 ここ、気をつけると、いろいろ変化も大きいのかなと思います。