犬が注目する人ってどんな人でしょうか?
たまに
「私が朝から晩まで世話しているのに、犬が何位もせわしない主人のいう事をよく聞くしべったりしています」
というお話を聞くことがあります。
ピラミッド型の順位づけがしっかり頭に入ってしまっている方の中には
家の中の順位付けが出来ていてご主人が最上位。だから注目するのよ、
って仰る方がいます。
これってどういうことでしょうか?
犬を迎える前にぜひ、知っておいてほしいことでもあります。
ニューオーナーシンドローム
そこまででなくても・・・何やかんやと犬を見過ぎて、世話を焼いたり、言葉が多すぎたり
これはお母さんに多いですね。
犬の視線tを捉えて
「あ、お散歩に行きたいの?」
「トイレに行きたいの?」
「これが食べたいのね」
と。
気がついてあげるということは正しいことなのですけど、先回りしすぎると
犬が自発的に行動することがなくなるし、犬が催促をするといろいろ考えてくれるということで
犬からの要求が過度になりやすい、と思います。飼い主さんがコントロールされている状態になります。
でも・・・
こういう状態・関係というのは犬にとって「つまらない」と思うのですよね。
意外性にかけますから。
犬からの視線、犬の視線に過剰反応しない、ということは自分自身のコントロールの必要性がある
ということなのですけど・・・
なかなかこの必要性に気付く方は少なく、犬が落ち着かないなどの問題が出て初めて
取り組む結果になることがあります。
色々な犬の悪い行動を強化させやすいのです。
気がつかないふりをしながら、犬を見守る。成功に導けるように、飼い主さん主導で。
犬が落ち着ける声、や態度、ということも大切なことですので、もう一度確認してください。