私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

心が躍るくらい「良いもの」はどれくらいあるでしょうか?

パピーの飼い主さんに開口一番 「これだけは、というトレーニングはありますか?」 って。 また、次の飼い主さんには 「関係がこじれてしまって、もう一度関係を立て直すために これだけは」 というトレーニングはありますか? と、聞かれました。 さて、あなただったらなんて答えますか? 使うものは別ですけど、取り組み自体は同じで行けます。 それは条件づけの中のレスポンデント条件づけを使った その子にとっての良いものを作り上げる というトレーニングになります。 だから、パピーには名前を呼んでおやつ。 散々名前を呼んで叱られて関係がこじれた間柄でしたら タンタンマーク(人が出す音)やクリッカー音。おやつを入れたタッパーを振る音 などですね。何か一つ決めても良いし、良い音だからたくさん作ってもOKです。 「名前を呼び過ぎると印象が薄くなる」 ・・・? というやってもみないのにそういう方がいますが。 結局条件づけが十分出来ていないのに、犬に延々投げかけて無視されていることが原因ですね。 印象が薄くなるのではなくて 良いイメージがない=良いものではない ということです。 クリッカーをやってみたい方が増えてきましたが いきなりカチカチ鳴らさないで、基本の条件づけから行ってくださいね。

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