私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

超基礎的お勉強から

初めて参加される方がいらっしゃると、必ず行うのがリードの持ち方からなんですけどね。 今日はちょっと持ち方をオンライン記事から。 明日はそれをどう使えばいかをお話しします。 使い方次第でその場で犬は落ち着けるんですね。 どうやったらいいか?ちょっと盲点ですよ。

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今日はリード使いについてお話しします。 「大きな犬なのでリードがすっぽ抜けないように気をつけています」 ということで 正しいと思いますか?どうですか? こんな感じ

の持ち方。

確かに、しっかりは持てます。でも転倒したときに一番手首を骨折しやすい持ち方ですので、私の学校ではNGだよと教わりました。 私も教わる前から、このような持ち方はしていません。 ただ・・・ 握力のない方、手首の弱い方はこのように持ちやすいのかなぁと感じています。 では基本的なリードの持ち方は? わっかの部分がありますよね? それをこのように

または

右手も左手も同じように持てると良いですよ~。 で、リードを手繰り寄せて

次にしっかり持ちたいときはこのように。

また、わっかを持つ手とは反対の手は、この方向に持ちます。

女性にとくに多いのですが(骨格の関係もあります・鉄棒でも順手が取りにくいひと) こんな感じに↓

とっさの持ち方がこのようになる方は多いと思います。 バランスリードなどで教わるのはこの持ち方かもしれませんね。 力を入れずにふんわり。引かない、という点で。 でも逆に言うと、引く犬を止められないということでもあるんですね。 この形で持つと脇が締められるんです。↓

このように↓持つ人は脇はあくし、腰が引けるので、20キロ以上の犬の引きには 腰が耐えられないでしょうね。転倒もしやすいので危険です。 脇が開くとなぜいけないか。なぜでしょうか? そうですね。グッパーが出来ません。

このように持つと、パーをしたい時(リードの緩みを持たせたいとき) 手を押すしかないと思うのです。 言葉上、説明上、リードを押すとは言いますが押してはいけないんですね。 押すと犬はさらに前に突進します。 リード使い、木になる、のポイント的なものです。 犬を止めてその場にとどまらせるにはどうしたらいいのか、の説明にもなりますが 文章では難しいなぁ・・・でもチャレンジしてみましょう。

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細かいことは面倒だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが 良い持ち方をすると、スムーズにリードがさばけますので、 心地よい共同作業のようにお散歩するためにとっても大切な、外せない学びだと思います。

 

 

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