要求を犬に聞いてもらうためにはどうしたらいいか、
を考えてみましょう。
まずは
冷静になってもらわないと、です。
また、
叱られているのではないことを犬に納得させないといけません。
そして、
どうして欲しいかに導く、ということまで。
犬に冷静になってもらう・・・
冷静になれ、とは
実は飼い主さん、あなた、です。^^;
チャイムが鳴った。そこであなたはどうするか、どうしているかを
ちょっと思い出してみてください。
はーい!と返事をする。
「うるさい!!!」と怒鳴った叱った。
スプレーをシューシュー。小石入りペットボトルを投げつけた。
犬を入れたサークルの扉をガチャガチャ!と犬を脅した叱った。
んー・・・
うるさすぎませんか?むしろあなたが。
そこを変えて行きましょう。双方が冷静になるために。
トレーニングは冷静に正解を与えるためのものです。
どんなに冷静なつもりでも、怒鳴るや、脅しは叱りではなく、罰だと思います。
自分を変えるのは難しい、という言い訳に逃げてはいけません。
だって犬には変わることを求めているんでしょう?
人が変わらなければ犬の行動も変わらない。
犬の行動を変えるには一つの環境であるあなたの行動も変えて行きましょう。
性格を変える、ということではなく
ちょっと辛抱してイライラを抑えて行動を変えればいいと思います。
イライラをぶつけると、一時すっとしますよね?
犬の吠える行動が減らなくても、罰が止められないのは
「すっとする」という強化があなたに働くからです。
チャイムに吠えているのか、実はあなたの他の行動に吠えているのか
こういった実験を行える、というのも実は冷静さの現れですし、正しいトレーニングモードなのかなって
そう思っています。
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