先日の秋ヶ瀬公園のお散歩トレーニング、 マグネットの基礎的なことをお話ししまして、個人的にリード使いなどをお話し また一昨日にお話しした否定的な言葉がけなしで、 実際に私のトレーニングが初めてのワンコさんにできるかどうかを試してみました。
いつも・・・できるのね。
そして、難しいことではないと思うの。だから飼い主さんにできるように 私は求めます。 そのための基礎トレーニングです。実践に生かしていただくための。 では、引き続きお話ししましょう。
犬が対犬に突進して吠える時 それが何の原因でそうなったか・・・ 突進して吠えることが強化されているのなら その行動は犬にとって意味があることなんですね。
怖くて吠えたら犬が去った、というご褒美として強化するものになったとか 吠えたらリードを引かれて苦しかった、 もっとイライラするから行動が悪化する、とか 叱られるのは犬がいるからだと思い込んで、吠えて(戦いたい気満々)追い払いたい、とか 犬にとっては、人の行動が思いもよらない結果を生じさせることが多いです。
なので、 犬がいても平然とスルー出来るように、飼い主さんに注目させましょうね、 というトレーニングを積むわけですね。
スマートな思考だと思いませんか?
誰でも、どこでもできます。
吠えられても、パーソナルに侵入されないのであったら 吠え返さずにスルー出来たほうが平和だから。 だから、飼い主さんにアテンションを取らせたいのです。
が、 多くの訓練方法では、飼い主さんが犬から恐れられる、とか嫌われるような 罰的なものを多用するあまり、 声をかけても飼い主さんの存在をスルーされることが多くないでしょうか?
毎日、ボタンの掛け違いで、 犬との間に齟齬が生まれて、聞く耳持たずの犬になってしまっていないか、どうか。
そういう関係を立て直すためにも、 昨日お話ししたように、否定的な言葉一切なく(もちろん人の行動もです) 矯正して行っていただきたいと思うわけです。
お散歩トレーニングの誤解、 犬とふれあい挨拶ができる場所。 ブー!!!です。 そう考えて参加されると、何も起きずに(笑)終わることが多いので、 気持ちが萎えますかね。
先ほども書きましたが、多くの犬や人が自分の行動(吠えなど)に左右されず、 そこに居続けるという環境で、飼い主さんへのアテンションを強化していただきます。
そのためには、適切なリード使いができないと人にも犬にも負担がかかりますから まずはリード使いを頑張っていただきます。
次は、アテンションの取り方のお勉強。
犬のやる気を高めて、飼い主さんに集中、そして飼い主さんの動きに合わせて動きます。
そういう練習の場=お散歩トレーニングですね。
犬と絡みたい代表選手(笑)のワンコさんも何頭かいますけどね 飼い主さんが焦らなければ,犬と絡ませなくてもただ一緒に歩く経験を何度も何度もさせることで 犬を見てもむやみに突進しなくなります。
そういう方法はどなたでもどこでも、お仲間さえいればできる方法かなと思いますので まずは2頭で歩く、そこからチャレンジされるといいと思います。