昨日の記事の最後
>攻撃的になりそうになったら、気を逸らすようにリードを引きます。
「ノー」はやめてください。
これを書いていて、昨年の今頃だったらこんなことは言い切らなかっただろうなぁと思いました。
なぜなら、
「ノー」
でまず、制止すべきではないか、そう考えていたからですね。
では、なぜ、
「ノー」
を使わない、というまでに至ったかそのことについてお話ししましょう。
犬は人間の言葉を理解しません。
その点はOKでしょうか?
長年一緒に暮らして、行動と言葉が結びつくことによって
言葉に反応するようになる、といのが正しいのではないでしょうか?
それも、興奮していないとき限定でしょう。
犬を過大評価して(擬人化して)いたずらに苦しめることがないようにしましょう。
これぐらいできるだろう、
私のことを好きなら、言うことを聞いてくれるだろう、
それでは犬が苦しいですよ。
犬は自分にとって益があると思うから、行動に至るのです。
あなたがくれるご褒美や、笑顔が、犬にとって喜ばしいものであるから、
期待感によって行動をする、そう考えてあげましょうね。
だから、犬は何かに釣られて行動をするのです。
(自分の欲求にだって釣られている、と私は考えているの)
義務感や、奉仕の気持ちで生きることを求めるのは、犬とっては荷が重い、そう思います。
では・・・
人にとってして欲しくない行動、
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を取った時、人は制止の意味で「ノー」を使います。
「ノー」がストップの意味だとわかるまで、繰り返しトレーニングされていれば
反射的に止まるかもしれません。
しかし、興奮に打ち勝つだけの意味合いが「ノー」にあるかどうか・・・
興奮に打ち勝つだけの意味・・・
多くの場合、痛みとか恐怖とかで押さえ込もうとします。
だからまず、リードを強く引くのでしょう。
リードを引かれ「ノー」の言葉が追い打ちをかけられ
それまで施された、追い詰められる訓練方法が思い起こされ
犬は恐怖で固まるかもしれません。
そこから、なだめの行動を人は取る。そして犬はまた好ましくない行動をとった時
リードの引きや、「ノー」の言葉で、
恐怖に脳が支配され、無力感を表すことになります。
そこまで、徹底的に犬に恐怖を植えつけなければ、
「ノー」
を効果的に使えることはないのかな、そう感じ始めています。
だから、一般の飼い主さんが「ノー」を使っても犬は従わないのではないでしょうか?
鬼気迫る恐怖心が足りない、そういったところでしょう。
さあ、
制止のための「ノー」であるのでしたね?
(もっと他に意味がありますか?)
でしたら、名前や、「オイデ」など、犬が良いことと関連付けている言葉でもいいのではないか
むしろその方が、犬は飼い主さんに気持ちを持って来られるのではないでしょうか?
>攻撃的になりそうになったら、気を逸らすようにリードを引きます。
「ノー」はやめてください。
だから!ガッチャエクササイズをお願いしているのです。
引かれたら、喜んで戻ってくるようになるまで、反復練習です。
出来ないのは練習が足りません。
犬が悪いわけではありませんよ。あなたが悪いわけでもない。
回数が足りないのです。
すべての刺激を、犬のとって心地よいものにしてしまうくらいに
関連付けには細心の注意を払っていただきたいと思います。 人気ブログランキングに参加中です♪ 毎日クリックしてくださってありがとうございます。頑張ります ランキング用バナーです。お帰りの際にポチッとよろしくお願いします。