私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

すべてのしつけトレーニングのベースにこの仕組みがあることで ポジティブなしつけトレーニングが完成して行きます。

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そして、概ねハッピーな犬は、私たちの提案も聞く耳を持ってくれると思います。

 

嫌われたくないと消極的な犬育てではなく

犬に好かれる犬育てが良いです。

 

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●皆さんのワンコ・ニャンコの好きなものって何ですか?いくつでも良いので書き出してみましょう。

ワンニャンにとってうれしいもの=好きなもの 。

うれしいものは(  食べ物  )だけじゃないです。 またこのうれしいものが行動の後に現れると行動が( 増える )、という法則があります。

行動の後に現れて行動が増えるものを(正の)強化子といいます。

強化子には生まれながらにうれしい(好きな)もの=一次強化子、と 後からうれしくなった(好きになった)もの=二次強化子とがあります。

うれしいものでなかったものが、生まれながらに好きなもの(うれしいもの)とセットになって現れるとうれしいものに変身します。

セット→対にする・・・・対提示

暮らしの中で対提示はどのように生かされるでしょう?

 

Q:飼い主さんは生まれながらに好きなものでしょうか?後から好きになったものでしょうか? (言い換えると、飼い主さんは一次強化子でしょうか?二次強化子でしょうか?)→後から好きになったもの(二次強化子)

Q:褒め言葉は生まれながらにうれしいものでしょうか? (言い換えると、褒め言葉は一次強化子でしょうか?)→後からうれしくなったもの(二次強化子)

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しつけをするということで犬にプレッシャーを与えることが日常的になると

プレッシャーという嫌な刺激とあなたという刺激が対提示されて、

あなたは犬にとって嫌なものに古典的条件づけられていきます。

犬に出会って回避回避とうろたえれば、うろたえられる不安な刺激とあなたが対提示されてあなたが信頼できないものに古典的条件づけられます。

 

というように日々、犬は学習しているので、意識してポジティブな古典的条件づけをしていきたいですね。

そういう意味で

名前を呼んでおやつ

を提唱しています。

名前♪と犬にとってもともとうれしいおやつを対提示。

その名前を呼ぶあなたや他の人も犬にとってうれしい刺激に条件づけられていきます。

すべてのしつけトレーニングのベースにこの仕組みがあることで

ポジティブなしつけトレーニングが完成して行きます。

良い人になりましょう。意識して。

 

今日は小田原お散歩トレーニングです。今日もよろしくお願いいたします!

 

 

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