遺棄防止のために生体販売や虐待などに目を光らせて活動される方は多いけれど・・・飼い主に向けての動物福祉、そして自分も人も許せるというまあまあの緩やかさを持ったしつけ理論教育が回り道の様で一番近い遺棄予防であるということをこの10年言い続けてきた。
— 夏目真利子 (@charliemama418) 2016年4月13日
また今年度から愛護推進委員継続
今日は神奈川県動物愛護推進委員委嘱式に横浜まで出かけます。
何度も「今日だったよな?」と案内を確かめて(笑)
梅雨みたいに蒸してますね・・・。
今日のお題の
受診動作訓練って何のことかわかりますか?
はい、そうです。ハズバンダリートレーニングのこと。
動物病院や家庭内で受診、調子を見たりするとき・・・体温を測る、耳を診る、お腹を触診される、聴診器を当てられる、目を診られる、口をあけられる
前脚をつかまれる、後ろ足を上げられる・・・
犬たちは受動的です。
それらを好きにさせるなんて自分に当てはめても無理ですから、そういう場所でそういうことは、自分にとって命を取られることではないと、感じさせるということもトレーニングの担い手には必要なことです。
だから、何か目新しいものを持つと犬たちが近寄ってくるあなたでなければ
受け入れるトレーニングは難しいですよね?
ということがあるので、犬のハズバンダリートレーニングを体系づけるのは難儀なことです。でもライフワークにしたいな。
咬む犬のリハビリにも通じますので。
犬は無理矢理抑えられて色々されるからかわいそう。またそれ受け入れるからね。
でも私がやっていることはそうではないんだ。
犬の場合すでにいろいろなもの(刺激、歯ブラシとか爪切りとかブラシとか)に嫌な印象を持ってしまっているので、系統的脱感作という古典的条件づけを使っていく。
— 夏目真利子 (@charliemama418) 2016年4月13日
パピーには拮抗条件づけ(やはり古典的条件づけ)ができるから楽ね。
食べ物が使えない場合はクリッカーなどの二次的な好子が良い。
そういうところの基礎が分かっていないでクリッカー使って行動させることがハズバンダリーだと思ってしまっている人はプロにも多いみたい。
— 夏目真利子 (@charliemama418) 2016年4月13日
犬の世界では知られていないトレーニングだからね。
カレン・・・。恐ろしいでしょう?(笑)
こうやって夢中になっているときに(ひとつの刺激ですね)反対の手で舌ベラを触ったり体を触ったり。
そういうこともハズバンダリートレーニングです。
これが理解できるために古典的条件づけを今サロンで始めてます。
一緒に学びませんか?