私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

柴犬の飼い方?

ブログのどこに住んでますかアンケート、柴犬さん飼い多いですね~。 右のサイドバーに設置してあります。

まあ柴犬の仔犬は成犬とは別物!?( ̄▽ ̄)のようにアグレッシブなので皆さんビックリされちゃうっていうこともあるんでしょうね。

ペットショップ、ブリーダー出身関係なく甘噛み半端ない個体多いですね。

でも2~3年、個体差が多いですがこれまたびっくりするほどおとなしくなるので、みんなそれぞれ、自分の方法でまあまあ正しかったという持論を述べられる現状があるかと思いますが。

だからみんながアドバイザーになってしまって公園やネットの中で持論を述べ始める。

持論にはいろいろあるのだけけれど、犬のキャパと飼い主とのマッチング、周囲にいる犬仲間、先輩犬、そういういろいろな要素もあるわけですから、個人個人の方法がいくらいいよと言われても、安易に試すことのないようにお願いしたいです。

 

柴犬だからこのしつけ、の最たるものは 「早いうちに〆ないと」( ̄▽ ̄)的なものでしょうか?

もっと咬むようになりますよ。

どんな犬にも共通して、人間は犬の友達。

人間のもとで安心して暮らせるための常識を働かせて取り組みましょう。

 

嫌なことをする人を尊敬でいるはずがないですよね?それが常識。

Tプードルの飼い方、ラブラドールの飼い方・・・。 それとか、和犬の飼い方とか和犬との付き合い方とか、いい加減にしてくれと思う。

まず犬の行動学を学べばその犬種がどうして作られてきたのかが理解できるようになるわけですから、それを知識として持つ学びが必要でしょう。 個々の飼い方をアピール=自分の得意種のアピールでもあり、それはその犬以外よくわからないということにもなって、だから私は○○の飼い方という本は・・・嫌い。

犬としての「共通ところ=人間と暮らしやすいところ」を大切に育てることが家庭犬には必要なんですよね。

ドッグフードで犬種ごとにわかれているのは棚のフェースを埋めるため^^;であまり意味はないですしね。見栄えが良いからって。

そういうのがラベリングだと思うのだけど・・・。もにょもにょ。^^;

あ、ちなみに『手を伸ばすと一歩下がってしまう犬との接し方』みたいな本は好きかも、ないけど。 「犬種ごとの飼い方本」が嫌いというのは、犬種ごとの遺伝的に持つ内面的特徴の違いを否定しているのではないです。

だから行動学を学ぶのですから。そうではなくて家庭犬としての飼い方、付き合い方がうまくいくためには、特化しているところに目を向けるのではなく、共通のところに目を向ける「見方」が大切なんですね。

犬とは?ということを知らず、犬種にあこがれすぎると手に余ったりします。

犬種にあこがれることは、それはそれで素敵なことですけれど。

ちなみに柴犬は私の好きな犬種です。 おそらくこれからも柴犬は多くの方に飼い続けられるはずです。

自立心警戒心など強い個体が多いですので、洋犬のようにべたべたかまわれることの嫌いな犬も多いです。

共通のしつけ方としては 人に対して好い感情を持たせてあげるためにまずは飼い主が罰を使ってしつけない。

いろんな人にやさしく声をかけてもらう。

さまざまな犬種に馴染ませられるように、一緒に歩く機会を設ける。

ポジティブトレーニングで狩猟本能の欲求を満たす、 人が犬について学ぶ、 などに気をつけていただきたいと思います。

 

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