私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】一生涯かけての社会化という言葉は負担か救いか

「私は社会化のドッグトレーナー」を出版した年の二年前辺りから いろいろな、(たぶん)犬を業としたい方がブログを訪れるようになって、上辺の私の方法に賛同される方が 出版を期に、一気に離れていった現象が起こりましたよね。 いろんな理由でしょうけどね。

甘噛みについて意見が違うとか、おやつについて意見が違うとか、 犬同士教育させるかさせないかで食い違ったり・・・些末なことで文句を言われた時期・・・(遠い目) 文句を言われる筋合いもないと思うのですけどね、私は私で、私の理念理論についてくる人がいるわけですから 私が彼らに迎合する理由や彼らをたたえる必要はないわけです。

支配性理論をぶち壊せ、についても 「いまどき支配性なんて信じてる人はいない」 と、言い切った方は…本当にそう思っているとしたら、とても視野の狭い犬の世界を見ているのでしょう。

ただ、そういう方も犬を力で抑えることを良しとしていたので、自分の中の支配性にはとことん気づかないものだと もにょった次第です。

さて、今日は名古屋お散歩トレーニングでしたが

今日はそら母さんとそらちゃんがデモしてくださいました。 初参加なのに、どSの幹事Y(  ̄▽ ̄)さんに命ぜられて、二つもデモってくださいました。(恐るべし・・・) ちょっと動画も撮りましたので、また次回ご紹介しましょうね。 名前を呼んでおやつの第1から第3バージョンまでのざっとした説明をしました。 ブログでまた復習してください。 犬が喜ぶ動き方、についてもお話ししましたが・・・。 穏やかに、リラックスして犬が動いたりその場にとどまったりできるのを助ける動き、犬語を邪魔しない動き、 そんなところです。

またぼたんちゃんのママ(お姉さんだわね^^;)、飼い主さんから社会化って?と聞かれましたので、 もう一度過去記事を引っ張ってきまして、説明しましょうね。(次回の記事です) その前に、タイトルの 一生涯かけての社会化という言葉は負担か救いか です。

上記の支配性なんていまどき、と言い放った方が違う時に 「犬のトレーニングなんてさっさと終わらせて後は楽しく暮らせばいいの、何をもたもたいつまでもやってるんだか」 って・・・。 そういう考え方の人はとても多くて、だからもたもたしているように見える苦労している飼い主さんに 冷たい視線や言葉を投げつけるんですね。

たまたま自分の犬が問題がないからと言って・・・、でしょう。 問題が現にある犬を引き取ってトレーニングしてみたら、そんなたいそうなことは言えなくなります。そんなに簡単じゃない。 犬はロボットではない。 仕上げる、はい出来上がり、なんて行くはずはありません。

いつ何時、問題の芽が出てくるか誰にもわかりません。出てきたのは誰が悪いわけではないことが多いです。 その時、問題を苦とせずその犬のために改善できることが難なくできるように、犬とのコミュニケーションを高めるのがトレーニングの目的で、それを支えるのが「社会化」の取り組みです。 そういう意味で、一生涯かけての社会化は・・・社会化は可能であるということで、それは飼い主にとっての救いですね? 犬を本当の意味で犬を知らな人は、犬の社会化を一生続けるという言葉は負担である、と考えてしまうのでしょう。

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FBでご紹介しました。

本棚から発見!読んだことある方いますか~? 行き過ぎたしつけやトレーニングが犬の良いところをスポイルするって言う持論を持たれていて、日本の犬流通が犬を壊していると唱えられているんですよね。 カルチャークラッシュについてはけちょんけちょんにけなされています。行動主義に関しての反論が並んでいるんですね。ところどころ、ん?というところもありますが、私的にはこっちより^^;ですかね。

上記の社会化が負担、と考える犬を早く仕上げて云々の方にとっての「しつけ」を堀先生はバカになるから、と仰っているんですね。 私もそう思います。 しつけについて、社会化について、だから細かく考えて、一体それはどういうものかを考えなくては、いけないと思っているんですね。 興味のある方はぜひ読んでみてほしいです。 ということで・・・続きます。^^;

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