さて明日は広島座学です。 8月の大阪座学には、トレーナーさんやシッターさん、保護関係の方で新しく参加してくださる方からのお申込みが まあ、多くて。とてもうれしいです。
いわゆるトレーニング、ではないし。 一言で説明するのがなかなか難しいわけですけど、今日お話しする 社会化やしつけやトレーニングの担い手は誰か? 飼い主さんですよね? それをしっかり頭に入れて終生犬を愛し続ける。
その時の愛は、決して自己満足の感情ではないはずです。
学ぶ人に、自己満足はあり得ないと思いますのでね。
古典的条件づけの強化の過程のヴィべケさんの動画です。 http://youtu.be/QmWUnhJIqS0
笛を鳴らしてお肉
(笛の音)⇔(お肉)の対提示ですね。
簡単な作業ですが・・・どうかな? 誰にでもできることではない、と思いますよね? 子ライオン。 見ていると可愛いけど、じゃあ自分がやれって言われたら? 動きはカチコチかも。顔はこわばってしまうかも。
シャー!って威嚇されたら後ずさってしまうかも。 そういうびくびくした人が対提示をしても、ライオンたちの強化は進むかな? というところを考えると、 強化の作業は同じであったとしても、担い手の質によって強化には違いは出てきますよね?ということを思いますがいかがでしょうか?
あなたはどのように条件づけされているかな? ということですが・・・。 動物と付き合うときには最も大切な基本のきではないかなって?思いました。
犬たちは、漠然とした不安感の中で自分を守らなければいけない時 一歩が出ないことが多くて。 励まして一歩が出る犬。励ますと余計に固まる犬。いろいろですよね。 今読んでいる心理学の本ですが、
フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる心理学 | |
植木 理恵 | |
日本実業出版社 |
このP84 内発的なモチベーションについて書かれているところが興味深いです。
克服している状態をいかに勇気づけられるか、というところに私結びつけたのですけどね。
歩行トレーニングにおやつを使わない人で 犬はもともと歩くのも走るのも好きなはずだから、気分良く歩いている状態を保たせられればいい、わけで。
いちいち報酬を考えることはむしろ犬のやる気をそいでしまわないかな? と思う理由を見つけたようで、本当に興味深く読みました。
よかったらどうぞ。
インターセプトやホールドラッピング。 弱化子として使いますが決して犬的に罰ではないはず、と私は思うのですね。
その理由を今いろいろ考えている途中で。それについておお!っとなる記述も見つけました。 またいろいろ考えたことをお話しさせてくださいね。