私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

追い込まないようにすべての人が学ばねば


多くの方が
「犬が目の前に座りました、お利口にしているのでおやつを上げて褒めてもいいですか?」
という・・・
そういう質問をするまたは、
どことなくそういう思いを抱いて犬との暮らしをしている。

犬の訓練と、犬が家庭に馴染むためのしつけ・トレーニング=社会化の一つとが
ごっちゃになっている現状があります。


犬に命令される人
http://charliemama.weblog.to/archives/303168.html

かなり前の記事ですけど、
本当の優しさとはどういうことか、強さとは?
暮らしの中に溶け込む犬との取り組みは、時に自分の
見つめられていると何かをしてあげなくてはいけない気分になる、ということとの葛藤になることがあります。

要求が強くて、または
挑戦しやすい個体がいて、
人間もいろいろな性格があるのが当然のように、犬だって性格が色々です。
冒頭の
「犬が目の前に座りました、お利口にしているのでおやつを上げて褒めてもいいですか?」
に対して、要求が強くて、満たされていないと歯を使いやすいタイプの犬は
おやつがもらえないと癇癪を起して、その転嫁行動として噛みに転じる犬がいる、
ことがあります。
多くはないですよね。
ただしいる、ことはいる。
その多くはない事例について、どうしたらいいのかな?という方法をお話しする私のブログですから
多くの方にとっては必要がないことだと思います。
ただ、
多くはない事例に対して、知らないから
「犬が人間をなめているのだから、厳しく締め上げないと」
くらいの言葉が出やすい、そういう現状があります。
だから、どんな人も、
私がお願いする提唱する方法って、犬に優しいし、人間が知恵を示せる方法ではないかな?
ということで、知っていただきたい方法なんですね。
そうすると、多くの犬と飼い主さんが追い込まれなくても済みます。

噛み、吠え、突進・・・
色々な問題で追い込まれ感を感じている人を支えたいと思います。

追い込まれるほどの犬の問題行動の奥に存在するもの、大きなものは
「恐怖」
だと思います。不安や怒りや怒りからの(イライラからの)欲求不満もあるかと思います。
それに対して怒りや痛みや恐怖で対せば、問題となる根本的なものを抑え込むだけで
解決されていないと、理解できると思うのです。

犬だからと、安易に自分自身の幼稚な情動で対すべきではない、そう思います。

Copyright © 2021 私は社会化のドッグトレーナー All rights reserved.