オスワリ、
をまだ教えていない犬にとって
オスワリ
がどういう行動なのか(姿勢なのか)
を教えるのにはどうしたらいいか・・・
まあ、どうでもいいようなことですけれど
実は奥が深いものなんですよ。
私もそこは最近本当によく考え、良く分かるようになりました。
犬は人の言葉を理解できません。
子犬にオスワリと言っても通じるはずがありません。
「オスワリ」
ってどうやって教えましたか?
の問い・・・
我が家もそうですが、食事時フードボールを持って
何となく立つと自然に座りますので、特別オスワリを教えたことがない方が多いですね。
でも、それってオスワリを覚えているかと言うと
意外に違っているのかもしれないのですよね・・・
どういうことかと言うと、
何かをもらうための手段としての行動の一つ、としか
覚えていなかったり、
「スワレ」の指示が出て、もたもたしているとお尻に手が触れて
お尻を押される、事がオスワリだと覚えるとか・・・
(まあ、オスワリが何か分かっていなくても
待ってほしい、落ち着いていてほしいためのオスワリだったら、
座らなくても別にいじゃん、とか思っちゃいますけどね。
立って待てればいいし~。)
そうすると、
フードがないと座らなかったり、集中できないと声が届かないというか
聞く耳が持てなかったり・・・
いろいろなような気がします。
目指すところは座ってほしい時に「オスワリ」で
座ってほしい場所に、座り続けること、なんですよね。
けれど、犬は勝手に行動を起こすし、それが功を奏すると
何度でも行います。そのままにしておくと条件反射的になる。
条件反射的な行動は、崩すのも難しい。
「座っているのになんでくれないんだ!」みたいにね。
もらうことが目的・・・
人側の希望とはちょっと違うのかもしれないですよね?
報酬としてのご褒美、の意味を強烈に印象付けるために
犬が行動をした、その行動の直後にご褒美を与える。
ということが大切なわけです。
犬の中に理性的なものを残して、こちらが指示を出す、出し続ける。
その指示を聞く耳が持てるから間違いも訂正しやすい、とかね。
私たちはそれを求めているのです。
究極は、
行動をすること自体が楽しみ、っていうように。
「ほら!できるでしょ?」みたいにね。犬が思ってくれるように。
という意味を込めて
基礎トレーニングでおやつをかじらせながら(なめさせながら)座って、座ったと同時に
おやつ、という練習をしています。
飼い主さんと離れすぎたところは間違い。
飛びつくのもダメ。
じらされると興味を失うっていうのもNGね。
でそれが何の意味があるのと、続くわけですが・・・
犬が自分で思い込む、
恐怖とか興奮とか、そううものに人が関与することで
ストップがかけられるんじゃないかな~、とまあこれも期待なわけです。
犬とはこういうものだよ、
と言われ続けたものでも、人の働きかけで覆せるものもきっとあるはずなので・・・
それは人間社会でもそうね、
思い込みは、進歩を阻むと思うの。
ちょっとしたことで、目先が変わって少しでも楽しくなれるような・・・
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トレーニングの予定
【7月のトレーニング】
7月3日(土)・6日(火)・10日(土)・13日(火)・14日(水)・17日(土)・20日(火)
24日(土)・27日(火)・28日(水)
時間:火曜日は午前8時から
水曜日は午後4時から
土曜日は午後4時からです