私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

稲毛お散歩トレーニング・「私を盾にしなさい」

*参加ワンコさんのご紹介は今日で終わりですね。 思い出しながら徒然語ってみました。 今日はまとめ。長いよ~! 足が長~いねぇ! ぱとら君です。 ブログはこちらね。 ネロくんのブログ http://blog.marchs.co.jp/nero-kun23/ 稲毛のトレーニング、大収穫だったようで何よりですね。 柏の葉の1月は飼い主さんのみの参加でしたね。 そして、2月、初めましてでしたね~。 当日はお散歩トレーニングの前に、個別のレッスンをさせていただきました。 こぎママさん のブログに詳しいですよ。 ご覧ください。 http://blog.livedoor.jp/momobird/archives/51740211.html こちらの大きな動きに反応する子だな、というのが第一印象。 「あんた誰?」 って目をしていたね~。好きですよ、そういう犬。(笑)

ワンコさんが問題を乗り越えようという時、その時に必要なものは 一体何でしょうか? 飼い主さんのパワーなんですね~。 抽象的ですか? 体力・気力、のパワーです。 それらが充実していないと、立ち向かえないですよね? 精神的にもまいりますよ。 また、 充実して取り組むと、取り組みへの自信も養われます。 そうすると、 行動の一つ一つに力強さが生まれ、犬にとって飼い主さんが「従いたい人」になる、 と思います。 犬は私たちには分からない能力で、「力」を感じているのかもしれないですよね。 またそういう力は犬に恐れを与えません。 力は安心感を与えます。 力は暴力的であってはいけないし、叱りという強さでもいけません。 だから、取り組みは犬の心を考えた、心をざわつかせないものでなければいけませんね。 犬に信用される人になりましょう。 そして究極は「私を盾にしなさい」という心構えでいること。 このブログでお伝えしたいことは、テクニックとかマニュアルではなく 飼い主さんがパワーアップしましょう!ということなんです。 ネロくんは一皮むけて(笑)とっても力強くなってくれました。 これからも、いろいろあるでしょうけど 乗り越えていけると思っています。 参加犬の中の紅一点です。 シェルティーの小梅ちゃん。美しいワンコさんですよね。 シェルティーに多いですが、音に反応するそうです。 反応=恐れ、ですね。 また動くものに戦いを挑む(笑)ようにガウガウ突進がお悩みです。 このように優雅にたたずんでいますが、動くものを発見すると かなり変わります。(豹変、といってもいいかな) これは我がチャーリーも同じですね。 本能系を抑制するトレーニングですね。 無理だと判を押す人も中にはいるような、まあ難しいトレーニングになります。 多くの方法は、小梅ママさんも実践されているトリーツによるもの。 トリーツを使って集中させて、やり過ごす、というものです。 しかしトリーツの上等さを求めるようになるんですね~、いつまでも。 私はトリーツに何かをプラスします。

チャーリーの場合も1歳を過ぎたあたりから出始めました。 その頃はハーフチョーカーを使っていましたので、 早めにチェックを入れて座らせる、というお決まりの(?)トレーニングですかね。 これにおやつをつけて、まあ2年くらいは取り組んでいたものです。 ただ・・・ 今、7歳です、若い時期そうですねぇ3~4歳くらいまでは 感じたままに体を使ってしまいやすいのです。 またいちいち感じますしね。「スルーしなよ~」が通じない・・・ 若さゆえ、というものでしょう。 ハーネスに変えて、おやつの使い方をちょっと考えて、 インターセプトを応用させて、通じること、こちらへの意識を理解させることに 重点を置くようにしてきました。 そうですね、先ほど書いた何かをプラスするというのは インターセプトになります。 非常に支配的な行動に見えるので、心優しい方にはなかなか辛い作業のようです。 優しいな・・・ 犬にはインターセプトは分かりやすいし優しいと私は思うんですけどね。 小梅ちゃんもまだまだこれから頑張って取り組んで行きます。 怖い物もあるので、それを克服しながらの道のりですね。 引っ張り=突進と恐れ=固まる、は紙一重だとこういうケースでも感じます。 さてさて、イケメンエル君(爆) コーイケルホンディエです。 小池さんちのチーズフォンデュだとか、小池さんちのほっかむり・・・ な~んて言ってるのは誰でしょう!? 千葉から小田原に通ってくださっていましたね~。 同時期、一緒に頑張って来たお友達はみ~んな自分のことのように エル君のこと、ご家族のことを考えていましたね。 再会できて本当に嬉しかった。 穏やかなパパ、ママ、そしてちょっとふっくらした(笑) 精神的に成長を感じさせるエル君にまた会えてよかった。 エル君は極度の怖がりさんなのだと思います。 度が過ぎた怖がり。 ただ・・・怖いと言葉で言えないからお口で表現してしまうのですよね。 犬の場合は? 咬む、唸る、吠える、ですね・・・

最初会った時、硬直する体からは 「わかってくれないのなら、自分は自分で守る」 という叫びが聞こえるようでした。 でも、私の前にやって来て自分から伏せてくれましたね。 私が怖いから(爆)とか、良い人だからではないですよ。 エル君にとっての脅威を与える人ではない、ということです。 その感じ方は個体それぞれ。 トレーナーはそれを瞬時に見分けます。 心の中でね、 「分かってるよ、本当はみんな君のことが大好きなんだよ。 その気持ちを伝えたいけど、ちょっと方法が違っちゃったね、ごめんね」 ガウガウっ子さんに対するとき、私はいつもこう念じています。 ごめんね、って。 ガウガウ突進する仔に共通なのは、自分で対処するしか方法がない、 と思いこんでいるということ。 その間には、飼い主さんがすっ飛ばされているように思います。 けれど・・・ そうかといって自信があるわけでない。 自信はないのに対処するから、破れかぶれ感、パニック感があるんですね。 気の毒だと思いませんか?私は思いますよ。 でも・・・これすらけしからんとされているのはどういう理由からでしょうね。 人の器が小さいのでしょうか? 犬は大人しく挨拶する、人の指示に従う、それが当然、という思い込み。 犬とはそういう動物だという盲信。 人がそう育てるものだ、という過程がすっ飛ばされているんでしょうね。 やはり、人側の飼育に対する考え方を もうちょっと何とかしないとな・・・と思う毎日です。 ガウガウ突進・・・ 困り果てた飼い主さんにできるアドバイス・・・ 犬は自分で対処しようとしています。 それは今までそうであったから、その続きなんですよね。 なので、気持ちを何とかこちらに持ってこれるように 文字通り飼い主さんが盾になるために、犬の前では弱気にならない。 守ってあげると態度で示します。 姿勢を正して、凛とたたずむ・・・犬の中のリーダー格の犬の姿勢ってわかりますか? そんな感じで犬と歩きましょう! みんなみんな頑張って! いつでもSOS出してください。 またお会いしましょうね。 応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村 トレーニングの予定 【4月のお散歩トレーニング】 4月21(水)・24日(土)・28日(水)・:開始時間は午後1時です 【4月の基礎トレーニング】 4月20日(火)・27日(火)・:午前10時から2時間程度 【5月のお散歩トレーニングの予定】 5月1(土)・8日(土)・15日(土)・22日(土)・29日(土)・:開始時間は午後2時です 【5月の基礎トレーニング】 5月11日(火)・14日(金)・18日(火)・19日(水)・25日(火):午前10時から2時間程度 *5月から変則的になっていますのでお間違えのないようにお願いします。 時間も土曜日は2時からになってます。

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