ここで、寄せられたご質問にちょっとお答えします。 「大型犬は咬む力も強く、殺傷能力もありますよね？ そういう犬には、チャーリーママさんの提唱する小型犬と同じ方法はとれませんよね？」 ということについて。 小型犬と同じ方法？？？ ＝叱らない？・罰しない？ ということなのかなぁ？そうですか？ そうらしいですね。ではお話しします。 私のお話しする方法、心構え、犬への接し方は すべての犬対象です。 小型犬に特化したものではありません。 お散歩トレーニング・・・確かに強面の（笑）犬がいませんので 小型犬のトレーニング、と思っていらっしゃる方が多いみたいですね。 が、 強面(こわおもて）、早いうちに何とかしておかないと飼い主さん手こずるよ、 と言われやすい犬種・・・ 早いうちに強制訓練を受けたり お散歩での引っ張りに体力的にしんどくなって訓練するか 訓練所に預けるか、 外飼いに追いやるだけでなく精神的にも隔離してしまうとか・・・ それでも落ち着く場合はいいのですけれど・・・ 何か、どこか、歯車が違う方向へ回りだすことありますね。 大きな犬だから叱らないといけない？のか？ 小さな犬は咬むようになっても力ずくで何とかなるという考え？ それはどちらも違うかなぁ。 大きくたって小さくたって、求めているものは同じだし それに、大きければ痛みを感じないと思っているのだろうか・・・？ 犬を疎ましく感じだすと、 物理的にも精神的にも犬を隔離するようになりますよね。 そうすると、犬はどんどん寂しくなる。そして退屈。 隔離された犬のフラストレーションを想像できますか？ お散歩量が足りない。 食事もとりあえず与えられるだけ。食べることに喜びを付属させてもらっていない。 かけられる言葉は、叱られる言葉だけだったり。 「小型犬はいいわね～、抱っこできて」と言われる・・・、 大きな犬の心は・・・抱くことはしないのですか？ 心を抱くと言う発想はしませんか？ こちらの愛情を与え続けるということです。 寂しい寂しい、退屈だ・・・そして吠えが出る、すると叩かれる。 待ちに待ったお散歩、ヤッホ～で走り出す、するとリードショックを与えられる、 それでも、それでもね、 犬はやたらに本気で咬みませんよ。 そう信じています、あなたはどうでしょうか？
