火曜日の基礎トレーニング(土曜日も同じことをしますが)で 地面に描いた円の中に、犬を誘導して座らせる、ということをしてみました。
これはいろいろ応用ができて たとえば、 障害物を飛び越えさせるとか 城址公園には座り心地の良さそうな上が平らな石がありますので その上に飛び乗らせるとか。
その日に応じて行っていきます。
で、これは何のためにするのか、ということですが じゅぴ子さんがご自分の記事の中で鋭いことを書いていらっしゃいました。 ちょっと見てみましょうね。
>ふたりの間に距離があるとワンコが入れないし、おやつを持った腕を伸ばして
>誘導しても入れない。
>脚足が出来るペアならお茶の子さいさいなのでしょうが、これがなかなか難しい
ぐふふ・・・ 実は脚側のためのはじめの一歩なのでした~!
脚側、というとリーダーウォークやら リードを短く持って、首にショックをかけながら犬を前に出さないためにする物 って・・・ 思っている方いますかぁ~?
私が行うリーダーウォーク(もどき)は、オンリードのオイデ、という別名があります。(爆)
オンリードのオイデ リードをつけた状態での「コイ」のトレーニング。 リードショックを使わず、リードはたるませるが特徴です。 犬から去る、という動作で呼び込みます。
私は犬が前を歩くのは犬がリーダーになりたいから、 なんてことは少しも思わないわけで、 人がリーダーになるためにリーダーウォークの練習をして 犬を前に出さないようにする、などということは一切考えていません。
オンリードのオイデは、 いきなり飼い主さんが姿を消すように離れていきますので 犬は不安感から追いかけますね?(追いかけませんか?) で後を必死について行く、「こっちにおいで」 というわけです。
これは、大好きな飼い主さんが離れるので後を追う、ということから 呼び戻しのはじめの一歩にもなるんですね。
どちらにも共通するポイントは何でしょうか? 指定の位置に誘導する、 ということと 飼い主さんの元に誘導する、ということ。 飼い主さんの意向を犬に分かってもらわないと出来ないことですよ。
それをすっ飛ばして、リードを引いていたのでは 信頼関係はいつまでも出来上がることがないし、 ハーネスの件でお話ししましたが、道具に頼ってしまう ということにつながるのかもしれませんね。
明日に続きますので、少し考えてみてくださいね。