明日、1月7日(水)は2009年、最初のお散歩トレーニングです。
参加される方は携帯メールで連絡ください。
午後2時開始です。
ということで、
今日はお散歩トレーニング、または私のお教室の目的をお話しさせてくださいね。
重複する内容かとは思いますが、私のトレーニングの信念と言うべきものですので
参加される方は承知していただきたいと思います。
また、これから参加したいとお考えの方は、ご自分の目的と合致していると
思った方のみ、参加していただきたいと思います。
よろしくお願いたします。
多くのしつけ教室の目的は、基本的なトレーニング
スワレ・フセ・マテ・ツケ・コイなどを教えることによって、
問題行動を矯正する、または予防する、というものではないでしょうか?
確かに個別のトレーニングでは、それらの項目を盛り込んでトレーニングしますが
私が行っているトレーニングの
基本は慣らしですので、
スワレなくても何ら困ることはありません。
待たせるために無理に座らせる方法を取りません。
立っていてもそれが落ち着くのであればOK。
競技会に出る、優良家庭犬の試験に合格させたい、
そのためのお教室ではないので、周りから見たら・・・
何をやっているのか???かもしれませんねぇ。
犬が社会に適応するために必要なことは、過剰に反応しないことだと思っています。
それには慣らし=鈍感にさせることです、大切なのは。
罰によって矯正するのは、感じなくさせること。鈍感にさせるというのは
ちょっと違いますよね?
犬が苦手な犬が・・・犬を見かけた時の反応は
「犬だ!犬だ!ワンワォ~ン!!!」
って感じ。
ならば、2時間近く、適当な距離をとって犬たちと歩けばどうだ?
お散歩トレーニングはそのように、慣らしのためのトレーニングなのです。
飼い主さんは
「絶対に無理」
とおっしゃいますが、意外に一緒に興奮せずに歩けるものです。
ただ・・・犬同士のシグナルを見る目の育っていない状態での(飼い主さんが)、犬同士のコンタクトは
慎重にしていただかないと困ります。
そのシグナルを学ぶ場所でもありますので
積極的に質問してください。
また、その日の目標、年間を通しての目標、または最終目標などを
お仲間に発表することも大事かなと思います。
なぜなら、集う方々は、自分の犬と自分それ以外に集うすべての犬を育てようというくらいの
熱意のある方ばかりだと思うからです。
今いる2頭のラブラドールのパピーは、将来教育係になれる素質があります。
ので・・・
押さえつけて教え込むようなことは一切していません。
伸び伸び育っています。どんな相手も許せるような犬に育ってもらいたいと思います。
そうすると、真に無礼な行為には、シグナルやボディーコンタクトで
相手の犬を戒められる犬になると思っています。
色々なタイプの犬の中で育つ、継続して犬同士観察し合う。
将来の犬嫌い、犬を見れば喧嘩を仕掛けるとか、それらの防止につながると思います。
後は飼い主さん。
犬同士の間に介入はしない方が本来はいいのでしょうが、
リードつきで過ごすわけですから、それがもう介入なわけで、
介入をうるさく思わないような関係になるように、
飼い主さんが犬語を理解しようとする
優しいリード使いを学ぶ、
他の犬と仲良くなれる技術を磨く、
飼い主さん同士、犬について語り合う。
そういう場所として活用していただきたいと思っています。