私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

飼い主に思い込みはありませんか?



犬のシグナルを読み取る
安全距離を考える
挨拶が必要でない場合もある(お互いに)


犬のシグナルについては明後日からお話ししていきましょう。
では、
安全距離
は覚えていますか?以前でてきましたよね?

知識はバラバラでは役にたちませんよ。
いつでも引き出せるようにスタンバイをお願いしますね。
そうすると、生きた知恵に昇華させられます。
合格

安全距離に左右される犬たち
この記事あたりから、安全距離について書いていますので、復習してくださいね。
リードつきのお散歩では、物理的に安全距離は狭いです。逃げられませんから。
安全距離の狭い場面で、安全距離内に他の犬が侵入してきた時、侵入の仕方、などで、
犬は抱かなくてもいい警戒心を抱く、それを頭に入れておいてください。

なので・・・
3つ目、挨拶が必要でない場合もある(お互いに)ということもあります。

飼い主さん同士お話しするときも、犬は飼い主さんの傍らで
座るなり、立つなりして待っていられれば挨拶の必要はないですよ、ということですね。
犬が出会ったら、必ず挨拶しなければいけない、その思い込みをまず
捨ててみましょうか?

人間だって、誰かれ構わず挨拶しないでしょ?
また、誰かれ構わず、喧嘩を売って歩くこともしませんね?
すれ違うだけの方が断然多いじゃないですか?

だから!
無理に挨拶をさせる必要は・・・ないのですよ。本当はね。

ということで、ドッグランなども、案外危険ですね。
お友達同士遊んでいるところに、新しい犬が入って来る時などが一番危険です。
お互いが挨拶行動が出来ない犬同士だと、さらに危険度は増します。
ドッグランはオフリードですが、囲われていますね?
テリトリー意識+自分の匂いを嗅がせられないマナー違反が重なると
とんでもない事故に発展することもあります。

飼い主さんは、犬を甘く見ることはなく、社会化に努め
自信がなければトレーニングに参加して、
自分の犬を制御出来る技術を磨く。これは大型犬、小型犬にかかわらず
すべての犬飼いに求められる事だと思います。
続きますね。

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