さて、昨日の質問の回答は?いかがでしょうか?
あなたの犬は、相手のお尻の匂いを嗅ぐそして、自分のお尻の匂いを嗅がせられるという挨拶行動ができますか?
多くの、本当に多くの犬が、挨拶行動が苦手だと思います。
匂いを嗅ぐのも嗅がれるのも苦手。
または、自分が嗅がれることは平気、嗅ぐことが出来ない。
そして・・・多分一番多いのが、自分は嗅ぎたくてどんどん行くけど、いざ、自分が嗅がれると嫌がる。
こんな感じでしょうか?
昨日もお話ししましたが、避けて通れば問題はないでしょう。
しかし、この日本で、また最近のペットブームで、避けてばかりはいられないほどに
犬の密集度はアップしていませんか?
どこへ行っても犬・犬・犬。
時間帯を変えても、犬がいます・・・
なので、無理やり挨拶をさせる必要はありませんが、苦手なこともそのままにしておくより
慣れようと努力することで飼い主さんも前向きになれるし
犬の思い込みを崩していくことに成功するかもしれませんよね。
だから、とりあえず、頑張ってみましょう。
日本の犬たちの多くは母犬に叱られずに育っているので、叱られる(人や犬に)とトラウマになる?
と考えますか?
だから、ガウってされるとトラウマになると思いますか?
私はそうは思いません。
犬はそこまでひ弱ではないはずです。
命ですから、否定されていちいちトラウマを作っていたら生きていかれませんよね?
では・・・トラウマはどうして出来るか?
絶対的ではないでしょうけれど・・・
ガウってされたとき、また犬がショックを受けた時、人間が大騒ぎをするからだと思います。
「キャ~!!!」
とか、
「大丈夫~!?可哀そうにぃ~!!!」
とか・・・いろいろ。。。
ひょっとしたら、犬は自分で立ち直れたかもしれないのに、
飼い主さんが大騒ぎするので、その時の記憶をさらに悪く印象付けてしまった?
そんなことを感じます。
犬の挨拶行動の最中にも、リードをぐいぐい引っ張って、
「大丈夫かしら~、ダメよ、ガウってしたら~」
と言い続けていたら余計に緊張感は高まるでしょうし、
犬はひょっとすると、挨拶自体に悪い印象をもつようになるかもしれないですよね。
挨拶の前に
犬のシグナルを読み取る
安全距離を考える
挨拶が必要でない場合もある(お互いに)
これらの事を考えましょう。
少しずつ、考えていきますよぉ~。