昨日の記事の中、
>させたい放題ですよ。高等教育を受けているであろうご家庭の親御さん方。
で、いちいち子どもの意見をお聞きになる。
ご自分で選ばれたらいかがでしょうか?
この部分がわかり難いかと思いますので補足します。
やまとさんへのコメントレスから。
>「お母さんはこれがいいと思うけど、あなたは?」
というのは安心してみていられるパターン。
では・・・困るのは
母「ねえ、○○ちゃん、どれがいい?決めてよ。」
子「私はこれ」
母「え~っ!?お母さん好きじゃない」
子「だったらこれ」
母「え~?それもお母さんいや」
子「じゃあ~、これは・・・?」
母「何それ~、そんなの似合わないわよ」
子「・・・」(無言)
そういうやり取りが続くと、お子さんは何も言わなくなります。
学習性無力感、それに近いものを感じてドキドキします。
このことから、犬に優しいトレーニングとは?を考えてみたいです。
(無理矢理すぎるかな?)
上記のお母さん、支離滅裂ですが、暴力をふるうわけでもなく、
声を荒げることもなく、一応子どもの言うことに耳を傾けています。
が!
真のところで子どもを無視していると思いませんか?
子どもの気持ちに対する配慮が欠けていますね。
(子どもの意見を聞いているので)一見優しそうですが優しくないですよね?
犬に対しても同じことが言えると思います。
どんなに褒めても、ご褒美をあげても、飼い主さんが心底
犬を讃えなければ、無視に近いと私は思ってしまうのです。
(犬は本当に喜んでいますか?)
形ではない。
だから・・・
犬の興奮を抑えることに無視のテクニックを使うと犬にはかわいそうだ、
と思うのは私的には納得できません。
その場合の無視は犬たちのシグナルなのですから。
犬が落ち着きを見せるのは、がっかりしたからではないのです。
「あっ!そうか!落ち着けばいいんだ」
と自分を取り戻すことになるんですね。
形式的なシグナルとしての無視。
心はいつでも犬に寄り添っています。
とてつもなくテンションの高い犬はいます。
どんなに生活でのストレスレベルを下げるように努力しても・・・
子犬なら、なおさら!
自分で自分をどうしていいかわからなかったりするんです。
日本では最も飼育放棄(捨てないまでも、気持ちが犬から離れやすい)に
繋がるパターンでしょうか?
無視には愛情がたっぷりです。(少なくとも私がお教えする方法はそうです)
カーミングシグナルをお勉強されることをおすすめします。
結局、無視のテクニックは
真に犬が好きだ!という人が行うからこそ効果的なのだと思います。
無視されたって、痛くもかゆくもないよ、何のことだか意味がわからない
それではねぇ~。