私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

豊かな環境で犬の脳を育てる



犬に豊かな環境を与えてください。
とお話しすると、
「うちには、庭もないし、家も狭いし、どこかに連れて行ってあげられるわけでもないし・・・」
とおっしゃる方、多いです。

犬にとって豊かな環境とは?
もちろん、お庭があって自由に行ったり来たりでき
家じゅうのお部屋を気ままにうろうろして、
飼い主さんとカフェに出かけたり、ドッグランに行ったり、
ドライブして、旅行してお泊まりして・・・

こういうことだけではないのです。

犬に自分の時間をどれだけ割いてあげられるか。
時間の長さだけではなく、どれだけ密度の濃い時間を共有できるか。

体に良いフードについて勉強することも、直接犬と関わることではありませんが
犬のために自分の時間と気持ちを費やしていることですよね?

環境とはそういうことです。

豊かな環境によってのみ、犬は心が豊かになる。
心が豊かになる、と言うことは脳が育つということです。
脳が育つとはどういうことかというと、
シナプスが接続されるということ、
行動と人間側の要求が結びつくということが含まれますね。

生誕時から2・3歳ごろは脳細胞は一番多いそうですが・・・?
使わないものはどんどん消えていく。
老化して脳細胞が死滅しても、鍛えれば新しい細胞が増えていくそうです。

服従訓練、ありますよね?
服従訓練というと、反発する方のためには、脳トレーニングと
ご紹介した方がいいのかもしれませんね。

飼い主の発する指示が一体どの行動を指し示すのか、
犬は考えてその行動をとるわけですね、トレーニングの段階で。

正解ならば褒められる。褒められると自信になる。
服従させるために指示を出すと言う考えを捨てて、
褒めるために指示を出す、その位の気持ちでトレーニングすればいいのではないかなぁ。

結果、犬の脳は、脳細胞は飛躍的に増えるそうです。
しかも、海馬の部分が豊かになる。
これ・・・どういうことかお分かりになりますか?
脳の学習が好きな方はピーンときましたよね?

海馬の働きがポイントですよ。
ここが豊かになるとなぜいいのか・・・次回考えてみますが、
攻撃性を抑える、攻撃性のスイッチが入りにくくなる、そうです。

それには、基本の服従訓練がトレーニングとして役に立つ、そういうことです。
少しずつ負荷をかけていき、耐性を増す、
ということにもつながりますね。



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