噛んでる
こちらも、噛んでる
は~、おいしそうに、噛んでる
・・・噛みついてる!・・・いてて。
犬は噛みたい欲求が強いですね。
ただ、かじって欲しくない物、ぼろぼろに
されていませんか?
かじられて困るものは極力しまっておく、
という管理は必要ですね。
また、噛みたい欲求を満たしてあげるためにも
噛んでもよいおもちゃを何種類か用意する、
そのおもちゃで充分遊んであげる、
くわえて、放して、を遊びながら覚えさせる、
ことを実行してください。
基本的に、運動が足りていない子に噛んでしょうがない
事例が多いようです。
お散歩が足りていない=自分を出し切れていないことにつながりますね。
飼い主さんには、負担の多いお散歩かと思いますが
短い一生の犬を、充分楽しませてやって欲しいです。
またパピーの甘がみは結構深刻な噛み癖に発展しやすいので
まだ小さいからと、軽く考えないで、今すぐに対策を講じた
ほうがよいと思います。
と言っても、対策とは人間側の問題です。
体罰的なもので止めさせようとすることで、
噛み加減を知る機会を失います。
また、あなたを恐れるようになっては育てる楽しみが半減しますよ。
噛まれたら、「いたい」と大きな声をあげて無視する。
というのがよくいわれる甘噛み指導かと思いますが、
実際上手くいかないことが多いようですね。
「いたい」という大きな声は、興奮症の犬をさらに興奮させ
臆病な犬に、こわい、というダメージを与えます。
マズルをつかむ、口の中に手を押し込む、舌をつねる、
等、いろいろな方法がありますが、
後遺症の残る犬もいるということを言っておきます。