私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

甘噛みの抑制

 甘噛みの抑制ということでお話ししだすと、
「どれが抑制なの?やめさせる方法を教えて」
っていう人がたくさんいると思います。
こういう考え方を持っている人がいるかぎり=需要があるかぎり、やめさせるための方法
噛んだら口の中に手を突っ込む
マズルを叩く
仰向けにひっくり返して大きな声で怖い顔で「NO!」という
などなど・・・、子犬にとっては恐ろしいまたは意味不明なことを種の違う人間が行う方法が存在し続けることでしょう。
P290犬は犬に会った時、見かけよりずっと内側で興奮している。-つまりストレスを受けているのだ。P292主人(人)群れのボス(犬)この二つには本質的な違いがあった。当然と言えば当然だが、ひとである飼い主からは強いストレスを受けて... Posted by 夏目 真利子 on 2015年12月15日

座学でもお話ししていますが、

甘噛み期というのは仔犬が咬み加減を学ぶ時期で、噛むことで自分の周りを知る、味やにおいも感じるということが噛むに付属して起きているわけです。

咬んで良いものと悪いものを根気よく教える。

甘噛みを恐れない。

人間が短気を起こさないということが大切なわけですね。

犬は甘噛んで、そしていざとなれば自分を守るために咬みますよね。(だからそういう咬みに至らせない工夫をするわけです)

それを受け入れて試行錯誤する準備も犬を飼うための資格だと思います。

資格がなければ持てるように犬を迎えてから頑張れれば、それでOKでしょう。

甘噛みは必死になってやめさせなくてもなくなります。

無理な方法を使うから甘噛みとは言えない強めの噛みをするのです。

興奮を鎮められればいいわけですね。犬を恐れさせずに。そのための方法はたくさんあるので一つでも多く装備してすぐに取り出せるようにしたいですね。

マニュアルはありません。強いてあげれば、叱らないで興奮を鎮めましょう、がマニュアルと言えばマニュアルでしょうか。

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