私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

リードワーク続きです

早いもので2月も終わり。

あっという間でしたね・・・。 だんだん春めいてきました。またまたあっという間に「暑い暑い」って言う季節になってきてしまいますね。 お散歩に最適な季節ってあまりないかも^^;;;ですかね。

さて2月のブロマガもこれで最後になりますね。 昨日の続きをお話ししてみたいと思います。

4月にトレーニング料金改正をします。その時に、昨年秋からお願いしてきたお散歩トレーニングに参加されるときのブロマガの購読必須を外してみたいと思っています。 が、これだけはお願いします、ということを文章化してテキストにし、ご購入していただき教科書としていきたいと思い今準備しています。 まぐまぐ本と同じような感じで週刊誌サイズの大きさでブログから記事をピックアップして追記して作成します。 なかなか煩雑な仕事なので進まないのですが。 ではよろしくお願いいたします。

 

 

では続きます。

13秒から14秒。 グッパーしていますが、見てください。手は変わっていませんよね?膝でパーをしています。リードのテンション解除されています。 特に大型犬の場合で操作すると体ごと持っていかれて危険ですので、体を上手に特に下半身を上手に使っていただきたいです。

19秒から20秒。緩めたら前傾姿勢になって突進してます^^; ここでもリードを引いていないでしょう?体で何とかしていますよね?このリードワークを身につけていただくと 拾い食い、犬同士のご挨拶の時のハンドラーの引っ張り、リードを引きすぎるということが改善されると思います。

ノーズワークのセミナーで、オビーディエンスの得意なプロの方やほかの教室の方が、ダンボールから犬を離すというか犬からダンボールを離すのですけどその時引っ張ってましたよね、犬をリードを引いてダンボールから引き離していらっしゃいました。

普段からそのようにリードを扱っているのだろうということがとっさに見えます。 その行為は、その時の犬の行動をむしろ強化しやすいです。だから拾い食いが直らない原因の一つになります。 気をつけましょう。 24秒、緩めた状態でこちらからホリーちゃんの真横に。引っ張ったら進めない、緩んだら進む、しかも脚側で の練習はこのように行います。

 

http://youtu.be/Pa8B1WtRorw

 

28秒場面が切り替わりました。カメラをぽっけにしまって^^;両手でしっかりリードを持ってみました。

3メーターリードを伸ばし切って長さを有効にリハビリのリードワークを行うつもりでした。 少し緩めたらうっほうっほ^^;飛び跳ねていますね。

なので38秒のところで引き寄せていますが、この引き寄せ方も力は要りません。見ていただければふわ~っと ホリーちゃんが自然に引き寄せられている感じって思いませんか? 言葉で説明できないので^^;どうぞ毎日練習してみてください。どんなタイプの犬でも練習は可能だと思います。 41秒。大型犬でも小型犬でもこんな感じでインターセプトに入ります。 まずは正対するために自分が方向を変えます。リードは真上。 42秒真ん前に立てれてホリーちゃん見上げてます。 43秒そっぽを向いていますが耳の形が変わっていませんので、こちらのストップへの了解はしてくれていないと思われます。 44秒の感じから少しだけ気分が変わったようにも見えますが、 45秒またうっひょーって(笑)ほとんど癖^^;のようなものかもしれませんね。 条件反射的な? 46秒、木になっていれば引っ張られることなくむしろホリーちゃんが進めずに自分の勢いで戻された形になってます。 ハンドラーの姿勢に注目してくださいね。 前かがみになると犬は進んじゃいますよ。 51秒から少し歩かせて横からのグッパーで何とか癖を解除してみようと。前のめりをなくしたい、なくなった状態で周りを観察させたいよね、と。

54秒徐々にリードを送り出しながらグッパーしています。 58秒場面切り替わってるのかな、続きだと思いますが・・・。 1分2秒、だいぶリラックスしてきているよね、ってホリーちゃんのママに話しかけていると思われます。 1分7秒、前を歩いていますけどバランスが良いでしょう? 落ち着いてきて1分10秒、地面の匂いを嗅いでいます。カーミングシグナルが出せていますね。 こうなってくると、どんどん落ち着き出せるんですね。 1分13秒からまた場面切り替わってまして1分28秒。ホリーちゃんのあれっ!?という表情を見てください。 我に帰ったような・・・。 この時お話ししたのですが、ホリーちゃんきっと 「私実は疲れているのよね」 って気づきだしてるよね、と。そうするとこの場でも伏せることができるようになる、と。 指示しなくても自分で疲れたら伏せる、特に大型犬なので伏せることは必要ですね。体重があるので休められるから。 とこんな感じでリハビリーリードワークを行います。 引っ張りのない小型犬の場合のリードワークの練習は、ロングリードを伸ばしっぱなしにする歩行はしないでほしいと思ってます。

チャーリードッグスクールではないハンドラーさんで、また習い始めた方に多く見られるロングリードの使い方ですが、いざという時足に引っかかったり制御が後手後手になりますので、伸ばしたり縮めたり、手を忙しく動かしてほしいなと思います。 犬を止める時の手は忙しくしないで^^;体を使ってくださいね。 ということで2月最後のブロマガでした。今月もご購読ありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。

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