私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

リードワーク

先日の名古屋お散歩トレーニングのホリーちゃんのリードを持ったところの動画を のこちゃんのお母さんが編集してくださったのでそれをもとにリードワークのお話をしてみたいです。 前かがみになって引きの強い犬は、ハンドラーさんが引っ張り返しているから引っ張りが定着しています。 リードを外したら引っ張りませんよね?だから、です。

なので、基本は前のめりになっていたらそれを解除するために、歩けない=こちらが木にならなければいけません。 が、多くの引きの強い犬は吠えやすい状態ですから、木になると吠えを出させやすいと感じています。 だからセオリー通り、引っ張ったら歩かない、はなかなか難しいかなと思うのですよね。 また長い間前のめりで歩く=リードのテンションを体に感じながら歩くことが癖づいていると こちらの働きかけに体が反応してくれません。 なので、矯正として、体に緩んだ状態を覚えさせられるまで グッパーのリード使いで刺激を与えつつ適度に木になりを入れつつ、ゆるく改善していきます。

3秒・・・片手で持っているので^^;ホリーちゃんのママさんびっくりでしょうけど 握力が強いというのもありますが、引っ張りに対して止めるだけ、を意識すると想像よりも力いらないと思うのですね。 引っ張り返す必要はないのですから。 引っ張りながら行きたいところに行っている状態を止めました。 引っ張りながら行っていれば、当然それは「やっていいこと」と思いますよね? そう教えているということになります。なので止める。 8秒、リード緩めてもその場に居ますよね。グッパーでその状態にするのが理想です。 が、刺激がある中でのことですから、そうは問屋が卸さない(笑)わけです。 9秒、方向を変えて行きたがってますね? 鼻鳴きでてます^^;だから止め続けていると吠えにつながりますね。 先ほどバランスが取れていたのでOKだよと進んでみました。でも×でしたね^^; 13秒・・・。前に行きたい姿勢です。ここまで前のめりになるほどこちらは引いていません。どういうことかというと、 前に行くときはこの姿勢、という古典的条件づけになってしまっているんですね。 なのですぐに止めます。 リードの角度はこんな感じになるようにすると犬の体に負担が少ないと思います。13秒のところですね。

 

http://youtu.be/Pa8B1WtRorw

 

というところで続きは明日ですみません!

 

 

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