先日の散トレの基本とQ&Aの座学に関しての記事で まずは動画について説明させていただきます。
ハンドリング、についてですね。
ハンドリングの中でもリード使いについてです。
コツの世界だと思いますので、得意不得意あります、が 毎日触っているリードですから、それをどう扱うかを意識すると、どんどん上達していくのではないかなぁ そう思います。
私は、動かないリード(っていう表現も変ですけど犬が止まっていれば、リードも緩んでいるでしょう? 中には張っている人も多いですね。まずはそこを意識するところからでしょうか。犬が引いているのではなく、人が引いているのでは?長いリードを使うと、長いリードを操作することに意識が行くので、リードのテンションがかかっていない そういう状況になる・・・ことあります。何が犬を引っ張らせているのか?というところは、自分で意識して初めて気がつくことでもあります。) を持つ手をいつも動かす癖があります。
動かすので多少の振動は犬に伝わっているとは思いますが、テンションをかけるのは 犬に 「待って」 を伝えたり、こちらの動きに合わせてほしい旨伝えたい場合に限る、そうなるように努力しています。
リードショックや、リードを引いて脚側に強制的につけられている犬は、前に前に引く動きが半端ないことが多くて これまた動画をご紹介しますが、まずは、引っ張って歩く犬にリードが張れていない状態を体に覚えこませるように グッパーで伝えていきます。 なかなか、何がグッパーなんだかよく分からないわ、というかたは どうぞ過去記事のハンドリングを参考にしていただきたいと思います。
では、動画の説明です。一点説明したいと思っていたリード使いのところですが。
17秒のところ、前方から何か来るなと思ったのでしょう、リードを手繰って短くしています。
18秒真上に立てています。
これによりリードの位置を知らせると同時に、体に対して中心を教え込ませる感じ、と言えばいいのかな 体を意識させて次動く前触れにさせたい、わけです。
19秒、真上に立てているリードを左に押していますよね。
体の位置に合わせてリードを押すようにしないと、リードを押す(持つ)手が犬の左に行くようだと、 犬が踏ん張ってしまうのかなと思います。
またここでインターセプトして、と考える方は多いかもしれませんが、この子の場合のようにリラックスして歩いているときは、それを邪魔しない歩行の方がプレッシャーがかからない=歩行全体の満足度が上がる、と思います。
22秒、本格的に左に移動させたい、というところです。
リードは線ですが、犬の背骨から壁が立ち上がっている感じ、想像して壁を押すような操作で 左に移動させます。
動いてくれたらすぐにテンション解除、を大切にしてください。
犬の体から力が抜けているのに、こちらのテンションがかかりっぱなしのことが多ければ テンションの意味(グー)の意味が伝わらないと思います。
また、テンションをかけなさすぎる、犬が好きかってにうろうろ動くのでは やはりこちらの意思は伝わらないですね。
リード使いもコミュニケーション、より良いコミュニケーションのためには質を高める リード使いをうまくする、ということで頑張ってほしいです。