私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬の成長過程と叱らないの関係

各地座学の予定が立ちました。 東北(仙台での開催になると思います)での座学は9月か10月に開催できればと思っています。 今日は、座学でもよくお話しする犬の成長過程についてです。 ハンドアウトを要約したものを転載しますね。

●犬の成長過程 新生児期(生後28日目):感覚器の発達 3~7週目(社会化前期):犬語を学ぶ時期(特に咬みつきの抑制が行われる時期)ボディランゲージがはっきりしてくる・人間に興味が出てくる・狩猟欲の芽生え(行動に現れる) 7~12週目(社会化期):攻撃的な行動が徐々に出始める。人は優しく接し、良い経験をたくさん積ませることが大切 比較的扱いやすい時期。問題と思える行動も出てこない時期 13~16週(社会化後期):ホルモンにより大人びてくる。警戒心が出てきて故に脅えやすくなる。脅えから怒りやすさも出てくる。 攻撃的な行動を攻撃と受け止めないことが大切。 新しいものに脅えているわけですので、叱らない、は当然のこと。この理解の仕方と受け止めが信頼関係の基礎である。 このころんしつけと称して犬に行われることが、犬に防衛欲(心)を抱かせることが往々にしてあります。甘噛み、トイレ、要求吠えなど 8~10か月:いわゆる思春期・ボディランゲージが実力以上のものになりがちで、自分の力を試したい気持ちが出てくる。 20か月くらい、個体差がありもっと長く続くケースもある 精神的に不安定なので、訓練などはNG 。家庭内で根気よくマナーを教える。 11か月~17か月:心身の成長が著しい・独立心が芽生え飼い主を頼ろうとしなくなる。仔犬時代の終わり。

ヴィべケセミナーで、叱らない、ということを基本に、この成長過程についてをまず初めにレクチャーされたのでした。 次に・・・ 犬の欲求階層についての記事、リンクします。記事を読んでみてくださいね。 清水先生の記事です。 ●犬の欲求階層 http://www.dogactually.net/blog/2010/10/priority-of-nee.html ここの一番の低次の命の安全。 もっとも基本中の基本。この欲求を満たすこと=叱らないとういことだと私は考えています。 特に、人間とは種の違う、ましては赤ちゃんである仔犬、ましてや保護されたトラウマを抱えた犬に。 くる天オンラインの方の犬の成長過程です。 http://blog.kuruten.jp/charlie/C30 定期購読になっている記事についてはまた後日こちらでアップさせていただきます。

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