犬が犬らしく、自己を表現できるように成長すれば、それぞれの気質に沿った落ち着きは当然現れてくる、と思います。
心身落ち着いた状態で暮らしていれば、そのもって生まれた生得的なシグナルは普通に出せるのだと思うのです。
犬語を忘れる、犬語がバラバラ、相手の犬語を理解できない、
というのはその犬が真に落ち着いた状態ではないことを示しているのではないでしょうか。
シグナルが生得的なものである、と私は考えて犬にアプローチしていますが、習得的なもの、と考えている人もいるかもしれません。生得的なものだから世界共通なのだろうな、とも思うのですけど・・・。どうなのかな。
カーミングシグナルは落ち着きをもたらすもの、犬はもともとそういう能力を持ってコミュニケーションしているんだ、と考える立場でいるので行き過ぎた行動主義には疑問があります。
問題解決のための行動をいじってはいけないことは往々にしてあって(と常々感じているのです、種が違うので特に。警戒されますよね、自分の犬ならまだしも)。
まずは共感。
何もしないことで(カーミングシグナル)相手からの信用を得る、すると問題である行動は次々に解決する、ということは多いですよね?実際皆さんの取り組みをお聞きしても、そう。いつの間にか良くなっている。
ただ仲良くしようと接しているだけなのに。
仲良くするために、総合的に学び、視野を広く保ち、考えすぎず^^;ユーモアを持って犬と向き合いたいなと思います。
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