私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

あなたはどのように条件づけられているだろうか

昼過ぎ天気が急変して、陽が射しているのにひょうが降る、みたいな。

雷は鳴り響きひょうは降り、猫はドリフトで逃げ回るみたいな。

今年は不安定過ぎる天気が続くのかなぁ。嫌だなぁ。

写真は寄り添って落ち着こうと頑張るやえちゃんです。

紫陽花の季節ですね。

今日のブロマガは過去記事です。

2013年1月22日

あなたはどのように条件づけられているだろうか

 http://charliemama3.hatenablog.jp/entry/2011/06/02/060005

ちょうど行動分析やらで皆さんが混乱されている頃ではないでしょうか?^^; 古典的な条件づけを重視しています、と以前から宣言^^;していましたが、でもそのためには何が古典的で何がオペラントなのか、 その所をはっきりさせたいと思って学習理論を学びたいと思い、そうだそれには行動分析なんだ、 という考えに至ったわけです。

その経緯などは、こちらで都度お話ししていましたので理解していただけているかなと思います。

さてお題の あなたはどのように条件づけられているだろうか ですね。 これが防衛欲に関係していることと,直観できる方はいますか?

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パブロフの犬はご存知ですよね? ベルの音と餌を関連付けて、ベル音でよだれが出る、というアレです。

ベル音もタンタンマークも、犬にとっては意味のない(私たちにとっても意味はないです)ものですよね?

それを・・・ その音でよだれが出る位に関連づけて=意味のあるものにしてしまうという過程を条件づけと言います。

レスポンデントの方ですね。

犬が家にやって来ました。さあ、トレーニングだと張り切る飼い主さんは「スワレ」「おいで」「まて」「トイレ、トイレ」などなど・・・ 犬に何かをさせようとしますね? それがいわゆるトレーニングだから。

はい、犬が何か行動した、そしてそれにご褒美をあげて行動を強化しようと私たちは思っているわけです。オペラント条件づけ。

ただ、犬はこちらの思う通りには動きません。失敗ばかり。だから褒めたくても褒められないし、叱ってはいけないと思ってもイライラして眉間のしわが深くなる・・・ そう、人はなかなか未熟だったりしますから。

熟練トレーナーのように忍耐強くはない。 その時!あなたという存在が、犬にとってどういう条件づけをされているでしょうか?

ちょっと考えてみてください。 ゴーン星人を思い出すと良いかなぁ・・・ 

http://charliemama3.hatenablog.jp/entry/2008/06/23/094420

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2008年6月の記事ですね。

トイレトレーニングの記事です。 犬を迎えた、一番最初に犬に教えたいことは何でしょうか?

トイレの場所でも、家でのマナーでもありません。

このうちが好き、ここは安心できる ということです。 そういう感じを教えるんですね。

行動を教えるということではありません。 受け身になっている犬に教えます。 犬を動かすわけではないです。 あなたが与えるものはどういうものでしょうか? と言うことを常に考えて犬を迎え接していかなくてはいけませんね。

そしてこの教えは どの犬にも共通の教えで、マニュアル化できます。 反対に言うと、叱らない方法こそがマニュアル化されるべきなんですね。

また、種を学び種に適切な接し方を学ぶということ。 犬に教えるということは自分が学ぶということに他ならない、と言うことでもあります。

 

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