私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】場をなだめる

秋ヶ瀬散トレ。 さすが!秋ヶ瀬、ということで冷え込みの底^^;のような寒さでしたが 太陽が出て思ったより寒く無くて助かりました。11時からというのもよかったのかな。 26日の横浜座学、攻撃性についての準備。 こちらで攻撃性についていろいろ考えつつ、まとめていきたいと思っています。 が、今日は昨夜FBにも投稿したのですが、ルビーちゃんのなだめのシグナルを動画に収めることができたので 感じたことなどをお話ししますね。 本当は動画の前も延々シグナルを出し続けていまして、 写真は数枚撮りました。 そのあと、そうそう、動画を撮ってみようと^^;思い立ったわけです。 ということで、動画を撮れるチャンスって結構逃がしやすいですよね。

今日の秋ヶ瀬散トレの自己紹介時のルビーちゃん。 さて、この子はいったい何をしているのでしょうか?^^

個別にお返事できなくてごめんなさい。ルビーちゃんは離れたところでカーミングを出しまくっています。落ち着いた犬でなければできないことですね。多くの犬は緊張状態の中では無関係を装うことを選択します=背中を向けて座る。でもこの子はきっと緊張の空気の中を自由自在に動いてポリスマン的な役目をしたいのでしょうね。積極的な叱りではない、場のなだめ方。争いを未然に防ぐ連続したシグナル。ハンドラーから見れば頭が動いていないのでガン見に見えるかもしれませんが、目を細めたり口をぺちゃぺちゃさせたり、瞳を左右に動かしているんですよね。まずは人間がわがそれに気づけるか。また更に大切なことは犬がそういう言葉を発せられるくらい落ち着いた状態を確保させてあげられるかでしょう。これについてはまたオンラインで続きを書きます。

↑と皆さんにいただいたコメントにお返事したのでした。 ので、記事にせねば^^;

FBの投稿へのジーコタ母さんのご質問。こちらで。

この時、カエデさんは、意識してルビーちゃんと距離を取っているのだと思いますが、飼い主や人間、または他の犬と離れていた方がシグナルを出しやすいとか、あるのでしょうか?オンライン楽しみにしています。

私がカエデさんの取り組みで素晴らしいと思うのは 問題がないルビーちゃんについて、威張るとか困っている人に対して上から目線にならないところです。 学び方発信が半端ないので、なんとなく気おくれされる方はいらっしゃるのかも?しれませんが。 まあ、それは個人の感じ方ですから個人で思っていてください。 そして、この子のいいところをもっと引き出してあげたい という取り組みに精を出されていることです。 すると、犬は応えてくれますね。 自分のできること、ルビーちゃんのできることは、母犬的な存在でその場をなだめることです。 そのできることをいかんなく発揮し始めます。 問題がないと取り組まない方が多いので、コミュニケーションがいまいちだなと感じるペアが多い中で 非常に感心するパターンです。 問題がある犬の場合、も同じように、 問題ばかり目を向けないで、良いところを伸ばすようにすると、必ず犬は応えてくれるはずです。 良いところはある、でもそこを伸ばそうとしていない、 という残念なケースは非常に多いかなと思います。 話が逸れちゃった^^;;; この日参加された、バーニーズのいちごちゃんの飼い主児島さんにお話ししたこととかぶってきますが いちごちゃんは輪の中に入りたがらないから、外れていたのですが、と。 もちろんそれでOKです。 後ろ向きに(円の中心に)背を向けて座る子って結構いますよね? 座りなおさせることはもちろんしません。その子の選択した自分なりの対処法ですから。 じゃあ、輪を外れるというのは? 理由は一つではないのですが、視野の関係だと思うのですね。 犬の視野についてはこちら http://ww3.tiki.ne.jp/~nsasax/pet/watch/body-eye.html 両目視野:約130度 【犬の視野】 全体視野:約250~290度 両目視野:約80~110度 どうしても視界から外れてしまう犬がいると思うのです。 ある程度離れないと見渡せないとか。 全体を見ていたい犬も当然いると思いますので、その場にとどまることを強制してはいけません。 *少し分かり難いかなと思いますので追記します。 近づけばいくら視野が広くても、視野から外れる位置にいる犬がいるので気になる、だから 距離を取りたがるということもあるのかな、って思ったのです。 ん~、っと 続きます。

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