私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】辛抱

くる天オンラインの記事を整理しつつ、座学準備のお正月です。 2012年1月30日の記事、をこちらに持ってきました。 辛抱 つぶやきやらぼやきやら 2012年1月30日 16時30分の記事 横浜散トレ昨日無事終了いたしました。 小田原は無風状態でしたので侮っていました^^; 風がピューピュー・・・寒かった。 今年初めましての方も多く、また「散トレとは?」のうんちくからで・・・くどいですかね^^; 途中、小麦のかぁちゃんと辛抱させる について話していて・・・自分の中でも何かつかめない感じで一夜過ぎました^^; ブログにアップされていますね。 http://komugityuudoku.blog92.fc2.com/blog-entry-585.html 取組み・・・小さな時から嫌がる事をすると本気で噛んでくる個体。 これ1か月2か月の犬でも起きます。 その時どうするか。 一般の飼い主さんにはなかなか難しいのかもしれませんね。でも私だったら 徹底的に「咬む」という衝動を阻止し続けます。 今は亡きカレン、カレンはとても甘噛みとはいえない噛み方をしましたが(人との関わり合いが少ない状態で5か月まで犬の中にいました。恐らくいじめられっこだったと思われます)、それは直すのは簡単でした。(私にとっては) が、興奮して走り回るという衝動があり・・・ 大抵の方は発散させようと走り回らせるのかもしれない。 でもうちにはココがいますから、当たったりしたら命に係わるんですね。 だから阻止。徹底的に。 ハウスに入れっぱなしでは何の解決にもならないんですよ。 阻止のためには仰向け抱っこ、拘束・・・5か月と言えどもすでに15~6キロありますから必死です。 恐らく叱りに見える拘束です。でも、これはルール作りのためには必須項目です。 やっていいこと悪いことを徹底的に体で教え込む。 難しい子が来たら、そういう覚悟がいると思います。 そういう体を張る作業には、おやつで気を逸らす、はNGです。 ここがポイントかなぁ。 なので・・・うちに来た子達は、お手入れに慣らすということにもおやつは使ったことがないです。 ただそれは、私だからできる事であって、一般の飼い主さんには無理、だからブログには詳しくは書きませんし、やるようにアドバイスもしないです。 出来る方にはやってみるように言います。


朝・・・ かつお君が排便して、お尻を拭かれている間 チャーリーとココがやってきて。。。 おやつ。 誰かが排泄をするともれなくおやつ。 欲しい欲求・・・ 遊びたい欲求。向こうに行きたい欲求 眠りたい、 かじりたい・・・ そう言う欲求を我慢することさせること、それは辛抱する? 犬に(人にも)とって辛抱することではないのではないか、とふと思った。 じゃあ、 辛抱するってどういう事か? 欲求をかなえるために生きることで暮らしは進歩する、人間社会の文明が進化する では辛抱とは何か? それは、 してはいけないというシチュエーションに してはいけないと言われた時に、切れずに我慢できるということ 諭されること ではないかなぁと・・・そう思った朝。 さあ、ここまでわかった。 小麦のかぁちゃんにメールしなくちゃ。^^


↑までが過去記事です。 私が一番お伝えしたいカテゴリー、理念は 保定と接し方(ハンドリング)にあります。 なので、くる天オンラインのそのカテゴリー記事はこちらに順次、追記とともにアップしていきたいと思います。 上記の辛抱について。 少し前に読んでいたムツさんの記事?ブログ記事?書籍?どちらだろう? ちょっと探してきます。

犬はどこから…そしてここへ
畑 正憲
学習研究社

こちらの本でした。 もう絶版なので、なかなか手に入れることは難しいですね。5000円くらい。でも私、持っていなければきっと 買うと思います。 それくらい私にとってはバイブルのような本。 Kindle化リクエストをぜひポチって、電子書籍化実現化させたいですね。 その中の P173ですね。 飛びつく黒ラブ(TVチャンピオンの一コマ)にくるっと背を向けて、そこで おやつでお座り。 これを繰り返すことで、本当の噛み犬になる、と。 気持ちのはぐらかしをされて、それは育つ過程で本当によくないと。 おやつを見せて座らせるのと、座ってからおやつを出すのと、この状況下ではあまり違いはないですね。 そういうことを言っているのではありません。 いわゆる陽性強化的な方法で、行動を変えるのにはセオリーであることでも 内的な衝動、感情などは、受け止められて処理されるべきだよ、ということをおっしゃっているんですね。 母犬から離れて、次、教育係多くは父犬にすがり付きたい気持ちが出てくるとき 社会化の前期、中期あたりですかね、 色々な動物との親和性が出てくるとき。 そのころは、少々乱暴な遊びを通して、受け入れられ、整えられる経験を通して 自己抑制の基本、調節機能が発達するわけですね。 衝動の爆発のような、かんしゃくのような、 イライラしたわががまのような。 その芽を摘む作業ということができるかなと思います。 家に迎えたその時から。 犬に優しいと・・・。 犬に遠慮していませんか? 優しさが犬には弱さと映り、しつけと称して気持ちがはぐらかされる 子どもがいれば≪家庭内での一番弱い部分)に攻撃的な気持ちが向かいます。 お母さんが、お父さんが、弱いと映ればそちらに向かいますね。 だから、毅然と、というシーザーミラン的な教えが功を奏するケースが多いのではないかな。 ムツゴロウさんが一番やってはいけないというはぐらかし。 いわゆるパピートレーニングの中で行われやすい取り組みではないかなと思います。 欲求や衝動に 閉じ込めや無視や、罰や・・・ おやつや。 多くの方が情報を得て、犬に優しいと取り入れるその方法が、犬にとってはぐらかされている感じを受けるかどうか? こういうのもマッチングの問題なので、どの犬にも当てはまることはありませんが 攻撃的な様子が弱いものに向けられる。 その犬は、犬の中では劣位の犬のことが多いです。 それが人間社会では、優位性とかアルファとか言われて。 犬はなかなか気の毒だな、と思います。

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