箱根駅伝、今年も体の隅々まで感動がいきわたりました。一年頑張れる! 極限状態。 沿道の 「頑張れ~」 という声援が力になるって。本当に。 頑張る人は素直だよね。
犬の問題で切羽詰った感をお持ちの方は、 頑張っているけど素直になれなくて^^;状態に陥りますね。 自分一人の世界ではないから、やはりいろいろな意味で人目が気になるから、 だからこその問題だったりしますもんね。 山の中の一軒家だったら、犬が吠えても自分がうるさいだけで^^; ご近所の迷惑なんて考えなくても良かったりしますもんね。 まあ、音が怖くて吠え続けるというようなお悩みはまた話が違ってきますけれど。
頑張っていないから問題が解決できない、 と言われているようで気に入らない。 そういう方にカウンセリングでぶつけられることがありますが、 そういう物の受け取り方を直さないと、犬と暮らすこと自体色々困難が生じませんか? を伝えるのに必死になります^^; 犬の向こうに飼い主さんがいるので、伝えるのもなかなか困難だったりします。
大切なことは 犬ってどういう動物か? を知ることです。 すると、自分がいかに犬に対して無理難題を押し付けているかに気がつくと 頑張る方向性が違っていた、ということに行きつけるはずです。 足りないのではなくがんばり方が違うのではないかな?ということ。
だから一旦素直になって、自分の気持ちは置いておいて、犬を知りましょう。
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犬が色々なものに吠えて、お散歩がままならない、んです。
「うちの子はお外が嫌いなのです」と。
いいえ、嫌いなのではなく、なじみがないものに対する対処に一杯一杯で、吠えて現実逃避^^;だったり、バリアーをはったり。
吠えは常習性がありますから、同じ状況になれば吠えやすいですね。
吠え続けると脳内からはエンドルフィン(脳内のモルヒネ受容体と結合して鎮静作用を表す)の作用に より、犬は吠えている間だけ“苦痛”を感じないで済む、んですね。だから常習性があるんです。
内的な報酬です。
だから、そのエンドルフィンに支配される前に対処しなくてはいけないのですね。
犬は「何か」を守りたいわけです。吠えが続けば恐れも過剰になって、恐らく自分を守る本能に支配される=防衛本能でしょう。しかし、飼い主がそばにいてその状態になることが犬にとってどういう状態か?を考えると。犬は一人旅を続けて、飼い主に助けを求める発想が全くない、ということだと思います。 まず飼い主にコンタクトが取れるように。コンタクトを取る、というと、皆さんたぶん、「犬にコンタクトを取らせる」と考え、取るためのオペラント条件づけのみ励まれるかと思います。
マグネットやら、強制やらで。はじめの一歩はそれでOK。
ただし、コンタクトは犬が取りたいと思わなければ エンドルフィンや本能の前に、「取る」行動は負けてしまう→吠えが止まらない、のですね。
コンタクトを取りたい人になるには?コンタクトを取ったら吠える気持ちが消えるような人であるためには?取り組みの基本はこのような、気持ち、感情の部分でのつながりでこれが本当の意味のコンタクトでしょう。
チャーリーの吠え。 要求はさっさと叶える。要求の吠え以外は前に立つ、首筋に触れる ですぐに止められるようになったのが、6歳ころかな。 そのころまでの取り組みが本当になつかしいです。