社会化というのは、何かをさせて正解を与えるものではありません。
そこが危険でない、あれが危険でない それを一つずつ増やしていくことです。
おやつを使って、犬同士が近づいたからと言って、犬のもともと持っている距離、スペースのこだわりがなくなるというような、犬語を失うというようなことは全くありません。
そんなもので犬語が失われるのなら、とっくに犬語はなくなってしまったのではないでしょうか。
むしろ、犬がいても人がいても 知らない場所でも リラックスできるから、ストレスなく過ごせるよね、ということで犬語もより自然に出るということを思うんですよね。
叱られて、犬としての欲求をないがしろにされることで 犬の言葉は失われる、フェアに考えればすぐにわかりそうなことなのに。
さて、飼い主の皆さんも、順番にそういう観察ができるような学びを始めましょう。 犬はスルーするのがとてもうまいけど、人はそのシグナルに気がつかずに、 ガウガウしたときや、その後おびえた様子を見て、 この場は危険だと自分の犬には危険な良くない場所だと考えがちで それは犬の成長を妨げます。
スルーしているシグナルを見逃さずそこで「そうそう」と正解を伝えると さらにスルーしますから、ガウガウに発展しにくいのです。
人はそのように介入可能ですから、それを学んでいただきたいのです。
****
記事は本当はもっと続いたのでしたが^^; 消えてしまったので、もう同じようには書けません。無理。結構大作だったのになぁ。
上の写真については次回お話しします、で終わったのですけどね。
あ、思い出した。興奮について書いたんだ^^; 興奮させるのが良くないという言い方って 興奮を避けて避けてという心を生みませんかね?
興奮を長続きさせないように飼い主が対処、介入できるようにする と言った方がいいと思うのです。
少しの違いが大きな違い、ということを思いますが、いかがですか? 犬はそのDNAの中に、人との絆がすでに刻まれているという研究がありましたね。
だったら人が学ぶのは当然ですよね。
だって、我々はそのことにも気づけなかったわけですから。 犬は訴えていたんですよね、ずっとずっと。我々をもっとよく知りたいと。
でも我々はお門違いなことを犬に教え込もうとして、犬からの反発を食らう・・・。 でもね、人が学ばなければいけないけれど よ~く言われる
「あんなに吠えさせて」とか「まともに飼えない」
という言葉は失礼極まりないと思います。
こういう言葉を浴びせられると、付き従うタイプの人がいるというのが信じられませんが^^;
犬もガツンと言われると反抗できないタイプとかぶるのかなぁ。
自信の芽を摘んで摘んで、そしてコマンドに従わせる。 実力不足のハンドラーでも従わせられやすいですよね。
本家ブログにも書きましたが 食べ物も、奪って、与えず、その価値を高めるというような方法が、当然のように取られる犬のトレーニングの世界、 なかなか変革も難しいと思います。
叩かれやすいですしね、目立ったことをすると。
書いていてもおぞましいですが^^;・・・
最初と記事が全然違っちゃったなぁ。仕方ないなぁ。 では、もう寝ないと。 明日は宇都宮散トレです。早起きします!